「大和田仁美」声優インタビュー&ミニグラビア【声優図鑑】

アニメ部

2016/4/15

大和田仁美

編集部が注目する声優に、声優を目指したきっかけや、初めてのお仕事、そしてプライベートなことまで、気になるあれこれについてインタビューを行い、さらに撮り下ろしのグラビアも交えて紹介する人気企画「声優図鑑」。

第116回となる今回は、「SHIROBAKO」の今井みどり役、「ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?」の秋山奈々子役などを演じる大和田仁美さんです。

――撮影はいかがでしたか?

大和田:カメラマンさんから「限界を超えて!」とご指導をいただきながらの撮影が楽しかったです(笑)!

――普段も今日のような服装が多いですか?

大和田:普段はゆる〜いラフな服が好きなんですけど、今日は撮影なので、持っている中でもきちんとした服を着てみました(笑)。

――今年1月からブログを始めていますが、きっかけは? Twitterはすでに始めていましたね。

大和田:Twitterでもつぶやいていますけど、日常で思ったことをもっと自分らしく発信できる場がほしいな〜と思って。ブログだと、私に興味を持ってくださっている方が見てくれる気がしたので、遠慮せずに書けるかな、というのもありました。でも、マメなほうではないから、1週間に1度くらいの更新にしようかなと。

――週に一度の楽しみなんですね。

大和田:小さい頃に週刊少年ジャンプがすごく好きだったんですけど、「明日が発売だ」とか、週に一度の楽しみを持つのが自分でも好きなので。私のブログを少しでも楽しみにしてくれる方がいたらいいな〜と思ってます。

大和田仁美

――4月からは「大和田仁美のcafe de radioclub.jp」(渋谷クロスFM、毎週木曜20:00〜)がスタートしました。こちらも発信の場となりそうです。

大和田:ブログも、このインタビューもそうですが、あまり自分のことを話すのが得意じゃないんです。でも、内にこもってちゃダメだなと思うので、ラジオもいい機会だなと。このラジオを通して、私のことをもっと知っていただけたらいいなと思ってます。渋谷シダックスの1Fにあるスタジオで毎週公開録音をしながら、動画ラジオとしても配信されるので、興味のある方は会いに来ていただければと思います。

――大和田さんは、大学に進学した後に、働きながら夜間の専門学校に通ったそうですが、進学時は別の夢があったんですか?

大和田:小さい頃から音楽をやっていて、サックス奏者になるのが夢だったので、サックスを学ぶために大学にも進みました。

――声優になりたいと気持ちに切り替わったきっかけは?

大和田:音楽はすごく好きだし楽しかったんですけど、ふとした時に、このまま音楽ばかりの人生を進むより、他に何か可能性があるのではないかと思い始めて。表現することは続けたかったので、興味のあることを探したら、声優という仕事が引っかかったんです。大学で役者さんと関わる機会が多くて、憧れはあったんですけど、始めていないうちから無理だと思ってたんですよね。

――それで、ヒューマンアカデミーに。

大和田:思い立ったら行動に移すタイプなので(笑)。ダメだったらダメでいいからと心に決めて、前に進みました。昔からアニメやゲームが好きだったし、声優って作品に息を吹き込むことができるお仕事なんですよね。そう考えると、わ〜やりたい!ってなっちゃって(笑)。でも、それまで大学にも通わせてもらってたから、一度就職して、学校と両立できることを親に示してから、もし事務所に所属できたら認めてもらおう、と考えてました。

――思い描いていた通りに、所属が決まったんですね。

大和田:ヒューマンアカデミーに1年間通っている中で、いろんなオーディションを受けさせていただいて。青二プロダクションのオーディションがあり、ラッキーなことに(笑)。

大和田仁美

――声優として初めてのメインキャラが、アニメ「SHIROBAKO」の今井みどり役。脚本家を目指す大学生役でしたが、演じた感想は?

大和田:みどりちゃんは、本当にまっすぐで芯の強い子。“こわいのは、脚本家になれないこと”といったセリフを聞いて、ハッとしたのを覚えてます。前に出て失敗するより、前にも出ずに夢やぶれるほうが、よっぽどこわいんだって。ホントにこの子はかっこいいなと。自分から興味を持って発信することで、いろんな人と繋がって夢にどんどん近づいていくパワーがある子なので、私も見習いたいと思ったし、一緒に成長していきたいと思いながら演じていました。

――そして、今年の春アニメ「ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?」には秋山奈々子役で出演。収録はいかがですか?

大和田:奈々子ちゃんは、誰とでも仲良くできるリア充の女の子です。原作のある作品なので、原作者さんが思い描いている奈々子ちゃんのイメージにうまく近づけたらいいなと試行錯誤しています。むずかしいながらも、こうやって挑戦させてもらえるのは幸せなことだと思いますし、「この子は私です」って言えるキャラに出会えたことがうれしいなと思ってます。

――作品のみどころを教えてください。

大和田:ネトゲの世界と現実世界との描き方がおもしろいですし、ダメなりにがんばっているキャラクターたちの姿がとても魅力的に描かれていると思います。ゲームに夢中なキャラクターたちが現実世界でも成長していく姿に注目してほしいです!

大和田仁美

――プライベートについても伺います。“私はコレでできている”と思える、大和田さんを形作る3つの成分を教えてください!

大和田:ゲーム音楽、新しい場所や知らない土地、ラーメン、ですね。

――1つ目の、ゲーム音楽を好きになったきっかけは?

大和田:「ファイナルファンタジー」がすごく好きで、小学校の頃から、親にねだるのはゲームのサントラだったんですよね(笑)。ピアノを習っていて、好きな曲を持ってきていいよと言われた時も、ゲーム音楽の譜面を持っていって。もともと、兄がスーパーファミコンの頃からゲームで遊んでくれていたので、物心ついた時にはRPGをプレイして。世界観と音楽がマッチして、音楽を聴いただけで映像が思い浮かぶ感じが好きなんですよね。今でも、スクウェア・エニックスさんとか、ゲーム音楽のコンサートを見かけると、チケットを購入して行ったりしてます。

――ピアノで弾いていたのはどんな曲?

大和田:「ファイナルファンタジー7」のエンディングとか、「ファイナルファンタジー10」の「ザナルカンドにて」とか。学校とかでも、ピアノさえあれば弾いてましたね。

――2つ目は、新しい場所や知らない土地。最近はどこに出かけましたか?

大和田:京都の宇治上神社に行きました。空気がシンとしていて、すごくいいところでした。最初は日帰りで考えてたんですけど、いけそうだなと思ってパッとホテルを予約して。遠くに出掛けるのは、友人と一緒に行くこともあるし、ひとりの時は、その場で行き先を決めたりします。途中下車もよくしますね。降り立ったことがない駅で、ちょっと歩いてみようとか。

――どんな駅で途中下車したんですか?

大和田:最近は、三軒茶屋から出ている世田谷線に乗って、「松陰神社前」で降りて神社に行きました。初めて乗ったので、路面を走るのがすごく楽しくて。私、電車も好きなんです。江ノ電とか。いちばん好きなのは東横線。電車から見える景色が、すごく空がひらけていて、きれいで好きなんです。

――3つ目は、がらっと雰囲気が変わってラーメン(笑)。

大和田:ラーメン、好きなんですよね(笑)。でも、女子だから食べすぎないように気をつけてはいるんです。以前はよく、夜中にひとりで近所のラーメン屋さんに食べに行ってたんですけど、さすがに良くないと思ってやめて。今はご褒美くらいになりました。塩味とかのさっぱり系よりは、とんこつスープが好きです。最近は、鶏白湯(とりぱいたん)の気分。なかなかないので、出会えた時はうれしいです(笑)。

――ラーメン通という感じがします(笑)。声優仲間でよく遊ぶのは?

大和田:「SHIROBAKO」で共演させていただいたメインキャラの4人とは、今でも仲良くしてもらっていて。5人揃うのはなかなかむずかしいですけど。千菅春香さんや高野麻美さんは、たまに遊びに行こう、みたいな感じで。ご飯を食べたり、おうちに遊びに行ったりしてますね。おうちに遊びに行っても、コンビニで買った何かをつつきながらテレビを観たりして、のんびりしてるだけなんですけど(笑)。…どうしよう、一方通行で仲がいいと思っていたら(笑)。大丈夫だと思うんですけど(笑)。

大和田仁美

――(笑)。休日はどんな風に過ごしていますか?

大和田:思い立って外に出かける時もあれば、家でのんびりしていることもあるし、自分でもあまり掴めないですね(笑)。いくつか行きたいところがある時は、朝起きてからアミダクジで決めることもあります(笑)。あとは、バスに乗っていて、次の信号が赤信号で停まったらココ、青信号で進んだらココって運任せで決めることもありますね(笑)。

――最近の失敗談はありますか?

大和田:…たぶんたくさんあるんですけど、すぐ忘れちゃうんですよね。イヤなことがあって反省をしたら、寝て起きてパッと忘れちゃうほうなので(笑)。でも、ボーッとして電車を乗り過ごすことはよくあります(笑)。そういう時に限って特急に乗っちゃったりとか。「やっちゃったー」と思いながら、まあいいやって駅から降りて、カフェでご飯食べたりするんですけど(笑)。

――これから声優として挑戦したいことは?

大和田:お芝居をしっかりとやっていきたいです。もっともっとお芝居に触れていたいし、お芝居に関わることなら何でもチャレンジしたいです。負荷が大きい役には挑戦してみたいですね。たとえば、すごくエネルギッシュだったり、闇を抱えていたり。方向性はいろいろですけど、自分がどうなってしまうかわからないくらい強烈なイメージを持った役を演じてみたいです。それ以外にも、いろんなキャラクターに出会ってみたいですね。

――最後に、読者へのメッセージをお願いします!

大和田:この記事をきっかけに、私のことを気にしてくださる方が増えたら、すごくうれしいですし、すごく楽しい取材だったので、それが伝わるといいなと思います。ありがとうございました!

【声優図鑑】大和田仁美さんのコメント動画【ダ・ヴィンチニュース】

――ありがとうございました!

次回の「声優図鑑」をお楽しみに!

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大和田仁美(青二プロダクション)

大和田仁美ブログ「一寸先はおおわだ!」

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取材・文=麻布たぬ、撮影=山本哲也、制作・キャスティング=吉村尚紀「オブジェクト