「成海瑠奈」声優インタビュー&ミニグラビア【声優図鑑】

アニメ部

2019/7/2

成海瑠奈"

編集部が注目する声優に、仕事に向き合う気持ちからプライベートまでをじっくり伺い、撮り下ろしのミニグラビアを交えて紹介する人気企画「声優図鑑」。
第215回となる今回は、スターダストプロモーションの声優ユニット「サンドリオン」のメンバーであり、声優として「アイドルマスター シャイニーカラーズ」三峰結華役などを演じる成海瑠奈さんです。

――成海さんが声優を目指したきっかけは?

成海:高校生のときに将来就きたい仕事を考えたら、いちばん好きなことはゲームやアニメだなと思って。好きな道を進みたいっていう軽い気持ちで専門学校に入ったら、泥沼のようにはまってしまいました(笑)。

――その理由は!?

成海:声優を目指す仲間から刺激を受けたんだと思います。地元の広島校に通っていたんですけど、頑張れば頑張るほど、みんなの中でいちばん早く上京したいっていう気持ちが強くなってきて。

――本気になってしまったんですね。

成海:はい。演じることも、もともと好きだったんだと思います。中学や高校の頃からアニメのモノマネをしてたんですよ。アニメをまったく知らない友だちにセリフを聞いてもらって…何それ?って言われてましたけど(笑)。ゲームはお兄ちゃんから影響を受けて、大好きなポケモンはゲームボーイの頃からずっとやっています。親からゲームのやりすぎはダメって言われてたから、親が寝た後にこっそりと(笑)。

――(笑)。その後、本当に上京をしたと。

成海:専門学校の広島校に通っている途中で、東京校のオーディションに合格させていただいて、2年生の途中から転校して東京校に通いました。

――突然一人で上京するのは勇気がいりそうですが。

成海:まだ住むところも決まっていないのに、1カ月くらいしか時間がなくて。寂しさもあったけど、東京に憧れる気持ちが強かったから楽しかったですね。建物がいっぱい!都会だ!って。地元の広島も、空気がおいしいし地元民はあったかいし、大好きなんですけど。

――学校を卒業してからスターダストプロモーションに所属を。

成海:所属させていただいたからには頑張りたい!っていう気持ちでした。最初は実感がなかったけど、同じように所属が決まった子たちの顔を見たら、急に焦りを感じましたね。みんな初対面で、お互いの演技を見たこともないし、いちばん下手だったらどうしようって。

――当時はどんな声優を目指していたんですか?

成海:ツンデレキャラが好きなので、それを得意にできるような人になりたかった。それに、歌も歌えてダンスも踊れるようなマルチな声優を目指していました。

――デビュー後は、声優ユニット・サンドリオンのメンバーとして活動をスタート。目標通り、歌って踊れる声優になりましたね。

成海:最初は小さなステージからでしたけど、徐々に大きなステージも増えてきて。最近は、緊張するとか言っていられないなと感じます。それより自分をもっとアピールして、記憶に残るような人になりたい。私の場合は、歌とダンスで自分らしさを表現するようにしています。他のメンバーからも刺激を受けて、じゃあ私はこういう感じかなと考えて、一人でも多くの人に見てもらえるように。

――今目指しているのは、どんな立ち位置?

成海:今は、かっこいい曲と可愛い曲どちらも歌えるようになりたい。可愛い系の表現がまだまだだなあと思うので、どうやったら可愛い声が出せるのか研究しています。他にも、ライブビューイングなどで映像の方にも楽しんでもらうには、カメラにどういう視線を向けたらいいのかとか。

――アイドルっていろんな表現があるんですね。

成海:こんなに学ぶことがたくさんあるなんて思ってなかったから、最初の頃は甘かったなと思います(笑)。

――以前に比べてメンバーの結束も固まってきましたか?

成海:今では家族みたいな存在です! 以前、一週間に5回レッスンをしていた時期があって、急速に結束が固まった気がします。今は、みなさんのおかげでオリジナル曲を歌わせていただけるようになりましたけど、カバー曲ばかり歌っていた頃は、しんどいこともあったんですよ。

――どうやって克服したんですか?

成海:みんなで体育座りをして輪になって「頑張ろうね」って励ましあっていました。それだけだとモチベーションが上がらないから、みんなで小さな幸せを言い合おうって企画を立てて。たとえば「今朝、大好きなカレーを食べた!」、みんなで「幸せー!」って言い合ってテンションを上げたり。そうするとハッピーな気持ちでレッスンに臨めるんです。そういう時期を一緒に乗り越えたから、今の家族のような信頼感があるような気がします。

――結束の強さが伝わってきます。これまでに2枚のミニアルバムをリリースしていますが、特に好きな曲は?

成海:個人的に好きなのは「Zodiac Sign」。私なりのかっこよさを表現している曲で、この曲でみんなを驚かせたい!っていう想いが強いです。全員で歌うなら「Wander Future」。曲を作った方から「声優を目指す人のための歌」と聞いていて、みんなで支えあっていこうねっていう歌詞が自分たちにも向けられるし、みんながいてこその自分だってことを実感できます。

――9月6日(金)にはワンマンライブもあって、今後への期待が高まります。

成海:今度のワンマンはduo MUSIC EXCHANGEという会場で、いつもより大きめなので、みなさん友だちを呼んでいただいて、ぜひ会場を埋めていただけたら! 絶対楽しいので来て損はないと思います! 今後の野望としては、ツアーをやりたいねってみんなで話しています。東名阪とか、北海道とか九州とか。全国のみなさんにお会いできたらうれしいです。それと海外。台湾や香港のイベントに参加したことがあって、まずはアジアを制覇したいです!

――声優としての活動では、2018年から「アイドルマスター シャイニーカラーズ」で三峰結華役を。

成海:この前、客席2000人規模の1stライブに出させていただいて、最初は不安もありましたけど実際は楽しかった。プロデューサーさんたちが「三峰結華ちゃんの声を担当してくれてありがとうございます」って言ってくださるんですけど、いつも「逆だよ〜!」って思うんです。私からも「いつも応援をありがとうございます」って伝えたくて。ありがとう合戦になっちゃうんですけど(笑)。お芝居をしたり歌ったり、これからたくさん勉強をしてうまくなりたい。言葉では言い表せないような感動を、毎回のようにくれる作品です。

――サンドリオンとは違い、三峰結華として立つステージはどうですか?

成海:三峰はアンティーカというグループを影で支えるサポート役なんですよ。それがちゃんとできているかどうか…。私自身、メンバーのみんなに頼ってしまうことが多いので、三峰みたいにみんなを支えられる存在になれたらいいなと思います。

――キャラクターの好きなところは?

成海:まずは容姿! 黒髪のツインテールにメガネ。この子を担当できたらどんなに幸せだろうなと思っていたら、ありがたくオーディションに合格させていただきました。演じるからには三峰の魅力を最大限に引き出したいので、三峰だからできることをプロデューサーさんへのセリフの中から探ったりしてます。個性的なので難しさもありますけど、感謝の心を忘れない子なので、まずはプロデューサーさんへの強い想いを忘れないでいたい。私も同じ気持ちで演じています。

――プライベートについても伺います。最近の休日はどんなふうに過ごしていますか?

成海:ゲームです! お菓子を買い込んで、ご飯を食べるのも忘れて。気づいたら夜になっていることもあるので、食べに行くか!って。大好きなハンバーグとか。この前、サンドリオンのみんなとレッスン帰りに黒毛和牛のハンバーグを食べに行ったら、すごく美味しかった。またおこづかいが貯まったら行こうかな(笑)。

――最近、自分のために買ったちょっといいものは?

成海:買ったというか、体験したのはヘアエステです。髪をトリートメントして頭皮をマッサージしてくれるんですけど、頭がすっきりと軽くなってすごく良かったです! 今、自分史上最高に髪が長いんですけど、髪がサラサラ〜っとなって幸せでした。

――今年の夏にやってみたいことはある?

成海:海辺で運動会! ビーチバレーとか、フラッグを使ったゲームとか。でも一人ではたぶん海に行かないから、みんなで行きたい。ビーチツアーとか!?

――これから演じてみたい役はありますか?

成海:感情をあまり表に出さないような役を演じてみたいです。いつも同じテンションで、笑わないし、声色も変わらないっていうキャラクター。私はたぶん感情表現が豊かなほうなので、自分とは違った役に興味があります!

――お話していても、感情表現が豊かなのが伝わってきます。これからどんな声優を目指していきたいですか?

成海:最近考えているのは、飽きられない声優になりたいってことです。工夫することを忘れないで、常に変化して、どんな一瞬でもいいから驚かせられるような。今日1日楽しかったな〜って感じてほしくて。そうなるには、私がどれだけ努力できるかにかかっているなと。これからも頑張りますので、よかったら見守ってください!よろしくお願いします。

【声優図鑑】成海瑠奈さんのコメント動画【ダ・ヴィンチニュース】

――ありがとうございました!

次回の「声優図鑑」をお楽しみに!

成海瑠奈

成海瑠奈(なるみ・るな) スターダストプロモーション所属

成海瑠奈(なるみ・るな) Twitter

◆撮影協力

取材・文=吉田有希、撮影=山本哲也、制作・キャスティング=吉村尚紀「オブジェクト