西尾夕香「中学生の頃の放課後はカラオケで“ひとり部活”してました!」【声優図鑑】

アニメ部

2020/7/27

西尾夕香

 キャラクターの裏に隠された自分自身をありのままに語る、ダ・ヴィンチニュースの恒例企画『声優図鑑』。第249回目に登場するのは、『BanG Dream!』で広町七深役を演じ、作品発のユニット・Morfonica(モルフォニカ)ではベースも担当している西尾夕香さん。ブシロードの新プロジェクト『D4DJ』では、愛本りんく役として、ユニット・Happy Around!のメンバーとしても活躍しています。

音楽をテーマにした作品に多く携わる西尾さんは、幼少期からバイオリンに親しみ、中学生からはカラオケで歌のノウハウを学んでいたとか。本当に音楽が好きで、声優やユニットとしての活動を楽しんでいることが伝わってきました。好奇心旺盛なプライベートにまつわるお話も!

——『BanG Dream!』プロジェクトではMorfonicaの広町七深役としてベースを披露していますが、歌やバイオリンも得意なんですね。

西尾:幼稚園からバイオリンを習っていて、小学生の時にオーケストラでコンサートミスを務めたり、コンクールにも出場しました。それから10年間習っていたんですけど、中学3年生の時に、歌もいいな〜と思うようになって。お母さんの許しを得て、バイオリンをやめて、カラオケに通っていました。週に3回から5回くらい。歌が上手いと思った人の歌い方を真似するのが一番上達するかな、と思っていたので。学校から帰ったらすぐにカラオケに行って、喉の使い方はこういう感じかな〜とか、“ひとり部活”みたいになっていました(笑)。

——まさに部活! 歌が本当に好きなんですね。

西尾:高校生の時には歌の大会に参加しました。残念ながらいい結果は残せませんでしたが、楽しかったです。子どもの頃からゲームも好きで、それこそ中学生の時はカラオケとゲームセンターに交互に通っていましたね。

——声優になりたいと思ったきっかけは?

西尾:漫画やアニメは小さい頃から観ていましたけど、声優になってみたいと思ったのは大学に入ってからです。養成所に入ってからはじめて演技を経験して、レッスンを受けるうちに演技がどんどん楽しくなっていきました。

——西尾さんといえば、『BanG Dream!』の広町七深役が話題ですが、演じてみていかがですか?

西尾:七深ちゃんは“普通”に憧れるちょっと変わった女の子で、「不思議ちゃん」っていうイメージです。からいものが好きなところとか、趣味が合うな〜と思うことが多いです。何も分からないところから始めて、まだ一年目ですけど、キャラクターとしっかり向き合って演じていきたいです。演技はもちろん、楽曲が増えるにつれてベースもうまくなりたい!と思いながら、がんばっているところです。

——実際にベースを弾いてみてどうでしたか?

西尾:初めてだったので、とにかくがんばって練習しました。ベースの音が昔から好きだったし、大変ではありますが、触っているとなんとなくこういう感じかな〜と分かってきました。ただ音符を音にして出すのではなく、自分のイメージしたニュアンスなどを意識して弾くことを大切にしています。あとはやっぱり反復練習が大事なので、家で毎日のようにベースにふれています。バイオリンをずっと弾いていたから、同じように片手で弾く弦楽器だし、経験が生かされているなって思います。

——ブシロードの新プロジェクト『D4DJ』では、愛本りんく役として、すでにライブにも出演していますね。今秋のゲーム配信や、テレビアニメの制作も発表されている注目作品です。りんく役は、明るくて前向きなところが西尾さんと似ている気がしますが。

西尾:はい。私もポジティブなほうなので(笑)。誰とでも仲良くなれるところがすごいと思うし、とにかく元気に演じられるよう頑張っています!ゲームはリズムゲームだけでなくストーリーも楽しめるので、私もゲームのリリースが楽しみです。

——お芝居にライブに、忙しい日々が続きますね。休日はどんな風に過ごしていますか?

西尾:カラオケに行くか、ゲームセンターに行くか、寝ているか(笑)。人のおうちにあがるのが好きなので、友だちの家に遊びに行くこともあります。ライブも好きなので、お休みの日に限らず、時間さえあれば仕事終わりにも行きます。

——アクティブですね。友だちの家では何をすることが多いですか?

西尾:もう何もせずに、何かを食べながら、ひたすら話して、それからゲームをして(笑)。居酒屋でできるようなことを家でやっているから、宅飲みみたいな感じです。家だとゲームができるからいいですよね。

——お酒を飲みながら?

西尾:たまに飲みますけど、それより、おつまみと呼ばれるものが大好きなんです。枝豆、唐揚げ、ビーフジャーキー、貝ひも、みたいなものをおやつにしながら、お喋りしています。今日の夜ご飯は貝ひもでもいいかな?って(笑)。

——あんまり食事にはこだわらないほう?

西尾:おつまみが好きすぎて(笑)。でもご飯なら、ひつまぶしが大好きです。名古屋に行ったら絶対に食べて帰ります。名古屋に行くとなったら、まずは「ひつまぶしだ!」って考えてしまうくらい(笑)。東京ではあんまり見かけないので、代わりにうな丼を食べます。

——甘いものはあんまり食べないタイプ?

西尾:いえ、食べます! でも、いっぱい食べると太っちゃうので、ケータリングなどでいただいたら食べるって決めていて。自分ではなるべく買わないようにしています。一つあけたら、全部食べちゃうんです……。自分で止めることができないんですよね。特に、チョコレートとポテチののり塩味はやめられません!

——最近プライベートで新しく始めたことはありますか?

西尾:定期的に行っているわけではないけど、以前、船釣りをしたのが楽しかったです! 全身装備して、釣り竿とルアーをお友だちに借りて。6時間かけて、結局釣れたのは1匹だけ。でもその一匹が82cmもあるスズキで! 自分の身長の半分くらいあって、めちゃくちゃ重いし、「負けない!負けない!」って言いながらがんばって釣りました。釣れない間もルアーを動かす、みたいな作業が楽しかったし、母にさばいてもらったスズキもおいしかったし(です)。好奇心旺盛なので、興味があることはどんどん試してみるほうです。

——趣味に書かれている「サプライズ」というのも気になります。

西尾:誕生日プレゼントを渡す時とかに、驚かせるっていうよりも笑ってもらえるようなサプライズをするのが好きです。その人にハッピーになってもらえるようなドッキリですね。この前は、友だちと一緒に替え歌のレコーディングをして、PVも作って、手作りですけどパッケージもして。それを誕生日の友だちにプレゼントしました。

——替え歌の歌詞も自分で考えて?

西尾:ほぼ自分で考えました。内輪ネタを入れ込んだだけですけど(笑)。2曲目では、「ハッピーバースデイトゥーユー」をあえて揃えずに歌って、一本録りで収録しました。左から出る音と、右から出る音が一致していないような、雑な感じがおもしろくなったと思います。

——贅沢なプレゼントですね。お仕事でも音楽にふれる機会が多いと思いますが、普段聴いている音楽は?

西尾:ジャンルは色々ですね。アニソンはもちろん好きですけど、ロック系もよく聴いていて。バンドだと、UNISON SQUARE GARDENさん、9mm Parabellum Bulletさん、Fear, and Loathing in Las Vegasさん、凛として時雨さんが好きです。

——読者に向けて、元気になれる曲を一曲教えてもらえませんか?

西尾:自分が携わっている曲ですけど、Happy Around!の『Dig Delight!』。とにかくハッピーで、お祭りだ〜みたいな仕上がりなので、聴いてもらえたら絶対に元気が出ると思います。ぜひ聴いてほしいです!

——1stシングルとしてリリースされた楽曲ですね。これからも色々な作品に出会っていくと思いますが、携わってみたいジャンルや演じてみたい役はありますか?

西尾:やっぱり音楽が好きなので、今も携わらせていただいていますけど、音楽をテーマにした作品は、いろいろと出演できたらいいなと思います。逆に、あんまり出たことがない戦闘系にも挑戦してみたいです。観ているアニメはギャグ系もありますが、シリアスな作品も多いんですよ。『PSYCHO-PASS サイコパス』『BLACK LAGOON』『コードギアス 反逆のルルーシュ』『機動戦士ガンダム00』みたいなジャンルにも、いつかチャレンジしてみたいです。

——最後に、読者へのメッセージをお願いします。

西尾:共演している先輩方を見ていると、すごいな、かっこいいな、好きだなっていつも思います。演技はもちろん、それ以外の場所でも声をかけてくださるような優しさがうれしくて。私も、これからもっとがんばって、憧れている先輩方にすこしでも近づいていけたらと思っています。

——西尾さん、ありがとうございました!

【声優図鑑】西尾夕香さんのコメント動画【ダ・ヴィンチニュース】

次回の「声優図鑑」をお楽しみに!

西尾夕香

西尾 夕香(にしお・ゆうか)響所属

西尾 夕香(にしお・ゆうか)Twitter

◆撮影協力

撮影=山本哲也、取材・文=麻布たぬ、制作・キャスティング=吉村尚紀「オブジェクト