【最新号レポ】「老いてなお恐るべし」やはり新撰組最強の老剣客・永倉新八は只者ではない?/ヤングジャンプ35号『ゴールデンカムイ』

マンガ

公開日:2021/8/3

週刊ヤングジャンプ
『週刊ヤングジャンプ』35号(集英社)

※この記事は最新号の内容を含みます。ご了承の上お読みください。

 2021年7月29日(木)の『週刊ヤングジャンプ』35号では、『ゴールデンカムイ』第285話を掲載。読者の注目は「永倉さんもイカれた奴だったか」「老いてなお恐るべし」などと、新撰組最強の老剣客・永倉新八に集まっているようだ。


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 ついに杉元たちがいる五稜郭に到着した鶴見中尉。すぐさま彼らに向けて艦砲射撃をお見舞いする中、永倉が白い褌を掲げながら「鶴見中尉と話したい」と交渉を求めてきた。

 鶴見を前にするなり、「金塊は無かった」「土地の権利書があった」と事実を伝える永倉。“森を開墾すれば肥沃な土地と莫大な鉱産資源が手に入る”“鶴見たちにとっても悪い話ではない”とした上で、土下座をしながら「権利書と引き換えに皆の命を保証して欲しい」「土方歳三は勝ち目のない箱館戦争なんぞでせっかく命拾いをしたのに 次こそは死ぬべき時を逃すまいとしている」と懇願するのだった。戦友を守ろうとする彼の姿には、鶴見も「土下座なんておやめください」と穏やかな口ぶりを見せていたのだが――。

 次の瞬間、鶴見は「権利書を盾に艦砲射撃を牽制し 封じ込んだ上で五稜郭に戻って土方歳三と一緒に戦うつもりなんだろう?」「このたぬきジジイが」と一蹴。「永倉新八こそ最後に喧嘩がしたくて疼いている頭のいかれた新撰組の生き残りじゃないか」と語る彼の読み通り、永倉は気迫に溢れる表情を浮かべていた。

 これには読者も「じつは暴れる気マンマンってやっぱかっけぇな!!」「たぬきジジイ最高」と大興奮。やはり新撰組の生き残りは、只者ではない…。

ゴールデンカムイ
『ゴールデンカムイ』26巻(野田サトル/集英社)