【最新号レポ】『ゴールデンカムイ』「普通に泣いた」新撰組・鬼の副長“土方歳三”から出た意外な言葉とは?/ヤングジャンプ15号

マンガ

公開日:2022/3/21

週刊ヤングジャンプ
『週刊ヤングジャンプ』15号(集英社)

※この記事は最新号の内容を含みます。ご了承の上お読みください。

 2022年3月10日(木)発売の『週刊ヤングジャンプ』15号では、『ゴールデンカムイ』第308話「似た者同士」を掲載。新撰組・鬼の副長“土方歳三”が最後に呟いたひと言に対し、「普通に泣いた」「私も悔しい…」などと涙を誘われる人が続出したようだ。

 頭部に深い傷を負いながらも、刀1本でヒグマに立ち向かっていく土方。やがて彼の一太刀を浴びたヒグマは別車両へ逃げ出すものの、ここでいよいよ土方の体力が限界を迎える。

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 彼の目の前には、第七師団と戦う杉元佐一の姿。すると土方はそんな杉元に若かりし頃の自分の姿を見るなり、「持っていけ… きっと役に立つ」と自身の愛刀を差し出す。さらに「義に命をかける似たもの同士 私の受けた恩くらいは託させてくれ」と言葉を続け、アイヌの未来を杉元へ託したのだ。

 いっぽう新撰組最強の剣客、“ガムシン”こと永倉新八は、夏太郎とともにようやく列車内へ侵入。そのまま車両を突き進んでいくと、目の前に力なく座り込む土方の姿があった。

 杉元たちはすでに去った後で、永倉の呼びかけに目を覚ました土方は「ガムシン… あの頃は面白かったなぁ」「でも… やっとこれからもっと面白くなってくるはずだったのに…」とぽつりぽつりと語り始める。そして最後に「悔しいなぁ…」と呟き、力尽きるのだった――。

 SNS上でも「まさか最後の言葉が『悔しい』とは…」「これからもっと面白くなってくるって本気で思ってたんだろうなぁ」と注目を集めた今回のエピソード。土方の最後の言葉を前に、永倉は何を想うのだろうか。

ゴールデンカムイ
『ゴールデンカムイ』28巻(野田サトル/集英社)