モテすぎ注意!伝説のホストが教える恋愛戦術。男性の心理を逆手にとった、人気婚活塾の授業を大公開!

恋愛・結婚

公開日:2017/11/14

『シークレット婚活塾 大好きなあの人にたった3ヵ月でプロポーズさせる禁断の恋愛マニュアル』(井上 敬一/ SBクリエイティブ)

 パーティーでも勉強会でも旅先でも、なぜかモテモテのあの子。なぜあの子ばっかりモテるの?それにはちゃんと理由があったのだ!『シークレット婚活塾 大好きなあの人にたった3ヵ月でプロポーズさせる禁断の恋愛マニュアル』(井上 敬一/ SBクリエイティブ)は、伝説のNo.1ホストが婚活塾の塾長となり、悩める女性たちから絶大な信頼を得る、井上 敬一氏による、実践的な婚活マニュアル本だ。

 なぜあの子がモテるのか? その理由は、男性は「自分を受け入れてくれそうな子を選ぶ」から。トークや気配りよりも、目があったら会釈する、笑顔を見せることを、まず心がけて。「傷つきたくない」と思う生き物である男性は、「嫌われてはいない」と思えば、相手に好感を持つものだそう。この作戦で、何人もの男性から声がかかったら? それは男性を見る目を養うチャンス! その中で一番いい男を選べばいいと著者は述べる。

 男という生き物は常に勝ち負け、序列を気にしている。ビクビクおどおどの男どもが望むのは「大丈夫よ。あなたが上よ。一番よ」ということ。めんどうくさい? 仕方ない。「男は基本6歳児である」のだから。

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 男が欲しいのは共感ではなく「俺スゲーんだぜ」ということへの評価、称賛。優秀性、特異性、存在感をほめられるのも大好き。ホスト時代には男性にも接客したという著者。尊敬を込めた「社長変態っすね」で、「シャンパンが何本もおりてきました」と語る。ホストという仕事は男性の心理を読み解くことも重要なのだ。

 夜のクラブがお客様に一口カツサンドをもたせるのは、相手にさらなる印象を残すため。数百円のお菓子でいいから、「手みやげ作戦」を真似してみよう。他の女性とグンと差がつくそうだ。

 ホストを育てていたとき、相手のマイナス思考を自己肯定に変えてあげる、アドラー心理学でいうリフレーミングを実践していたという著者。「俺ネガティブ思考ですよね」「ネガティブがなければポジティブもない。お前が慎重派だということが俺にはわかった!」「なんでトラブルばかり起こるんだろう」「あなたが主人公だからじゃない?脇役には逆にこんなドラマないものね」。身近な人が「認めてくれている」と思うと自然と自信がわいてくる。自信をくれる人は、かけがえのない人に思えてくるはずだ。

 本書で教えるコミュニケーションは、「すべて人を喜ばせるためのもの」である。だから「きちんとやれば人間力もものすごく上がる。人間力が上がることは愛され続けることなのだ」と著者は述べる。

 本書の戦略を学んで行動すれば、本命の彼からプロポーズされるかもしれない。そのうえ、一生、虜にし続ける、愛される女性になっているだろう。

文=泉ゆりこ