『Oggi』の人気スタイリストが提案するシンプルベーシック。10年経っても色褪せないブレない「リタ・ベーシック」

暮らし

2019/7/12

『RITA’S BASIC 10years 10styles 「10年愛せる10の着こなし」 リタ・ベーシックのすべて ~今までもこれからも。好きな服だけで生きていけます!~』(高橋リタ/小学館)

 アラサー女性に人気の月刊誌『Oggi』で、13年にわたり連載「リタ・ベーシック」を続けてきたスタイリストの高橋リタさん。

 連載開始は2006年ですが、その着こなしは今見ても色褪せず素敵! シンプルベーシックをベースに、彼女の理想の女性像「クリーン・知的・品格」を表現したスタイリングはタイムレスな魅力に溢れています。

「クリーン・知的・品格」を体現するネイビーニットに、ラフなデニム、ガーリッシュな靴を合わせる構成は10年経っても変わらない。右:2006年Oggi10月号、左:2016年Oggi12月号より

「どうやって10年以上色褪せない着こなしを生み出しているんだろう?」「スタイリングするときの考え方やコツは?」そんな疑問をひもとくのが、著書『「10年愛せる10の着こなし」 リタ・ベーシックのすべて』(小学館)です。連載で提案してきた着こなしの写真とともに、そのセンスのルーツやスタイリングのエッセンスのすべてをギュっと詰め込んだ1冊。読み終わるころには、大人の女性が年齢を重ねていく中でおしゃれに生きるヒントを見つけられるはず!

リタ・ベーシック 10のスタイル

「リタ・ベーシック」を作るのは、10個のスタイル。本書でも「スカートはグッドガールで!」「デニムで遊ぼ♡」「気分転換はカラーボトムで」「ジャッキーは永遠」など、スタイル別に着こなしのポイントを紹介しています。定番のモノトーンの着こなしも、リタさんにかかればこの通り。

カジュアルはモノトーン一択

「あらゆる配色のなかで、『モノトーン』だけが、独特のシックさやモード感、パリジェンヌっぽく転ぶという強いイメージを持っている」とリタさん。連載当初に比べてグッとカジュアルになった女性のファッションには昔よりも“こなれたセンス”が求められている上に、若い頃に似合ったカジュアルがぴったりこないなど、歳を重ねるごとに黒の重要度が高まってきているのだとか。

フレア袖の甘さを黒でセーブ。さらにレースの靴で甘さを加えて馴染ませて。「クリーン・知的・品格」を満たす、パリジェンヌの日常のようなカジュアル。

 リタさん流「カジュアルなモノトーン」のポイントは、エッジの効いたバッグ、パールやTシャツの白などのアクセントを効かせることだそう。今すぐにでも真似したくなるおしゃれの技も、惜しみなく公開しています。

ドレッシーなタキシードパンツ×ロシャツのテイストミックスはモノトーンでまとめて。パールとバッグの白い光が、モノトーンに品良く映えます。

 本書にはモデルロケ写真60カット以上、コーディネート写真40カット以上が掲載されていて、着こなしのバリエーション、ボリュームも満点。ただ流行を追うだけのスタイリングではなく、自分の「好き」を大切に、ひとつの財産のようにセンスを磨いていく。そんなリタさんの生き方すら感じ取れる着こなしの数々に惚れぼれします。

 ぜひ本書を手に「リタ・ベーシック」の世界に浸ってみてはいかがでしょうか。

文=箕浦 梢