そろそろ本気で片づけたい人へ…まずは「枠」を決めることから始めてみて!【やってみた】

暮らし

2019/7/22

『もう一度片づけをはじめよう!「枠」を決めれば、モノは減らせる』(はせがわよしみ/同文館出版)

 片づけが苦手、部屋をなんとかしたい! という思いから、本やネットで熱心に情報を仕入れていたりしますよね。でも逆にいろんな情報を知りすぎて、どう実践したらいいかわからず、正直もうおなかいっぱい状態だったりしませんか?それならいったん持っている情報もモノもリセットすべく空にしてしまいましょう。

『もう一度片づけをはじめよう!「枠」を決めれば、モノは減らせる』(はせがわよしみ/同文館出版)では、モノが減らせないのは、片づけの「基準」がないからで、収納テクニックはたいして重要ではなく、まずやることは「枠を決めて、量を減らして、整列して収める」だけといいます。これさえおさえれば誰でも簡単に片づけることができるんだとか。片づけたいと長年思いながらもなかなか実践できなかった人必見の1冊です。

 そこで、本書で紹介されている片づけのポイントを参考にしながら、実際に自分のクローゼットを片づけてみました。

片づける前に知っておきたいこと…

1、片づけに「正解」はない(P.22)

 よく「片づけが苦手」「どこから手をつけていいのかわからない」という人がいますが、では「なぜ片づける必要があるのか?」。人に見られても大丈夫なようにしておきたいから? 自分が気になるから? 実は片づけには「正解」がありません。「片づいている」というのは自分判断でしかなく、住んでいる自分自身が「気持ちいいと感じる居心地」であればそれが自分にとっての「片づいている状態=心地いい枠」なんだとか。だから片づけるときにはまず、他人に惑わされず、自分自身でどんな居心地の良さを求めているのかを考えるようにしてみてください。

2、“憧れの暮らし”が枠を決めてくれる(P.55)

 自分にとって“憧れの暮らしや姿”はありますか? 本当はどんな生活がしたいですか? これを自分自身に問うことで「○○みたいな部屋にしたい」「○○みたいな人になりたい」と憧れる部屋や人物像のイメージが頭の中に浮かんできたりすると思います。それなら、そのイメージにするためにどうしていけばいいのか。そうやって決めた「憧れの部屋や姿」という枠の中でモノの選択をしていけば、自ずとモノは厳選されていくはずです。

3、収納は大して重要ではなく、とことん「減らす」ことを意識(P.74)

 片づけと一言で言っても、実は2種類あって、1つはいわゆる食器を片づけるなどの日常的な片づけ。そしてもう1つは、モノの量を見直し、使いやすさや見た目を含めて改善を図る土台作りとしての片づけです。この土台作りこそしっかりできていれば、少々日常の片づけが滞ってしまったりしても大丈夫。逆に、土台作りをするためには、一度収納内のモノをすべて出し、空にしてモノの選別・減らす必要があり、場所・時間共にある程度必要になってきます。ここで減らすことを徹底的にできれば、あとは空いているスペースに収納するだけなので、難しいことはありません。

いざ、クローゼットの片づけを開始!

 上記のことを踏まえ、いざクローゼットの片づけに取り掛かってみます。とはいえ、いきなりクローゼット内すべてを片づけるのは大変だったので、とりあえず小さなところ・パンツを片づけている収納ケースからチャレンジしてみました。

 ちなみに、片づけるときには自分軸×時間軸で考える必要があるようで、片づけたいものの所有者は自分であり、今の自分にとって大切だと感じるかどうかで選別していく必要があるようです。

 現在の収納ケース内はこんな感じで、とりあえず着ている着ていないにかかわらず、まとめて1か所に収納しています。収納スペースに対して服の量があっておらず、下の方に入っている洋服はほぼ記憶にありません…。

 中に入っていた洋服をすべて取り出してみました。そうすると同じようなデザインや、ジーンズ系が5着くらいあり、1つの体しかないのによくこれだけの種類があるなぁと、自分で自分にツッコミを入れたくなるほどでした。しかもパンツだけを入れているはずなのに、なぜかスカートまで…。

 そこで、収納スペースはもう決まっているので、上記の1~3を念頭に置きながら「今の自分に似合うもの」「こんな感じで着こなしたいなという姿」を思い浮かべつつ選別したところ、結局残ったのは上段の6着ほどで、残り下段にあるものはもう着ないだろうと判断したり、パンツに混ざっていたスカートで、全部で9着ほどありました。いらないものが9着もあれば、そりゃ収納ケースもパンパンですよね。

 選別し終わった服を何が入っているのかわかりやすくするために立てて収納したところ、先ほどはパンパンだった収納ケースがスカスカで、あとまだ4着ほど片づけられそうな勢いでした。どれだけ余計なものをずっと置いていたんだと反省…。

 このように、決められた収納スペースに対して、自分軸×時間軸で選別していくと選別基準が明確になり、収納スペースに余裕を持って片づけることができました。

ただぼんやり片づけるのは×。やるなら徹底的に“枠”を決めて

 今まで幾度となく片づけはしてきたのですが、その時はただぼんやり「ごちゃごちゃしてきたから片づけなきゃ」「この状態は人には見せられない」というきっかけからで、明確なゴールもないままとりあえず収納スペースに押し込めていました。

 でも今回、こういう風にしたい、こうなるためには今持っているものは合うのか合わないのかとじっくり考えながら選別したので、いつもの片づけよりもやはり時間はかかりましたが、結果としては自分が思う姿に近く、しかも収納スペースに余裕まで作れてしまい、見た目も気持ちもかなりスッキリしました。この“枠”を決めるというコツさえ掴めば、今まで片づけが成功せず挫折した人も、きっと家じゅうのあらゆる場所を簡単に片づけることができますよ。ぜひ“枠”を決めて憧れの空間を手に入れてみてください。

文=JUNKO