70歳からでも体は若返る! 「スクワット」と「かかと落とし」で生涯元気に楽しく生きる

健康・美容

更新日:2020/5/11

70歳にして骨密度130%! 秘訣は「かかと落とし」

 年齢を重ねても元気に動くためには骨の健康も大切。つま先立ちの状態でかかとをストンと落とすだけの「かかと落とし」は、骨を再生する骨芽細胞に刺激を与えて強い骨を作り、骨粗しょう症予防になるという論文が発表されています。簡単なのにさまざまなうれしい効果が期待できるそう。

鎌田式かかと落としは、レベル1・2の2段階(画像はレベル1)。台に手を添えて行うので安全ですし、きつくないのに健康効果は抜群!

 15年以上続けた鎌田先生の骨密度はなんと130%。同世代に比べて相当高い数値だとか。かかと落としの刺激によって分泌される「オステオカルシン」という骨ホルモンは骨の再生だけでなく、膵臓に働きかけて血糖値を下げたり、コレステロール値を下げてメタボを改善したり、動脈硬化を防ぐ「アディポネクチン」という物質も分泌するなど、中高年を悩ませるあらゆる病気の悩みを解決。まさに“いいことずくめ”。

 まだ大丈夫と思っているあなたも、運動なんて無理と思っているあなたも、「スクワット」と「かかと落とし」を継続すればこれからの人生の一助となるはず! 骨が強くなり筋肉がついてきたら自由に体が動くようになって、旅行やおでかけももっと楽しくなりますよ。

advertisement

文=箕浦 梢