収入を倍にしよう。エリートになって、祝福されよう。『お金の神様に可愛がられる手帳2020』【後編】

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公開日:2019/11/20

――うーん……。そんな風に上手に設定変更できる自信がありません。

 コツがつかめるまでは言葉が出にくいかもしれませんね。だから2020年版には、つまずきがちなパターンなど、ヒントをたくさん載せました。

――むりやりポジティブ・シンキングしてしまいそうで。

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 前向きに考えたり、強く必死で願わなくても、願いは叶うと私は思っています。「まぁ、そうも言えるな」という屁理屈でもいいので、〈幸せ〉〈お金〉なんでも「このレベルなら、そうとも言えちゃう」というところまで設定を変えてみる。実際にどう、とか、世間的にこう、というのも関係なく。

 「今でも、このままでも幸せです」と思える状態の中で、「こういうのも経験してみたい」「好みはこんな感じ」と希望を軽く持つと、あっという間に叶います。「そのためにすべきことは?」とか、そんなに苦しいことをしなくても叶ってしまうことを体感してほしい。

 そのためもあって、2020年版から新月と満月の日に〈お題〉とは別のワークを入れました。

――新月のワークと満月のワーク。何をするんですか?

 毎月違いますが、ひとことで言うと、感じていることを言葉にする練習です。せっかく感じていても言葉にできないと流れていってしまうので。

 満月のワークは、今あるものを確認します。新月のワークは、夜空に自分の具体的な願いを書くようなイメージです。例えば、五感を言葉にするワークなら、満月は「なにが見える?」、新月は「なにを見たい?」というような質問をしています。

 「幸せになりたい」とみんな言うけれど、幸せを感じることを結構スルーしている気がします。「どういう時に幸せを感じますか?」と改めて質問されると、ちゃんと答えが出てくるのに、聞かれないと意識しない。いっぱい幸せがあるのにキャッチしないのがもったいないと思うんです。

――感じていることを言葉にできないと、幸せをスルーしてしまう?

 幸せは考えるものではなくて、感じるものなので。どんなに幸せな条件をクリアしても、自分で「幸せを感じている」と認識しない限り、幸せではないんです。だから、新月と満月の夜にキャンドルを焚いたりして、いつもと違う時間を感じてみませんか? という提案として、いろんなワークを加えました。

 これも〈お題〉と同じで、言葉にして、書き出して、自覚してみることで変わります。

 幸せも、お金も、祝福された人生も、すでにある。そう感じるのを邪魔する設定をなくしていくのが毎日の〈お題〉で、ちゃんと感じるための練習が新月と満月のワーク。

 数多の自己啓発やスピリチュアルでたくさんの方法が紹介されているけれど、効果が出ないのは「設定」のせいだった! 2020年はこの手帳の〈お題〉で、自分を縛る設定から自由になって、神様に可愛がられよう。

【前編】月収10万円から2年で1400万円に。魔法のような変化が起きる『お金の神様に可愛がられる手帳2020』

取材・文=深谷恵美 撮影=内海裕之

【プロフィール】
藤本さきこ(ふじもと さきこ)

株式会社ラデスペリテ 代表取締役
1981年生まれ、青森県出身。累計3万人以上を動員した「宇宙レベルで人生の設定変更セミナー」を主宰する人気講演家。4人の子を持つシングルマザーでありながら、実業家としても活躍、1日20万アクセスを誇るパワーブロガー(アメーバオフィシャルブロガー)としても知られる。
友人と共同創業した「petite la’ deux(プティラドゥ)」は実店舗からネットショップへ事業形態を変更。布ナプキンや化粧品、香油、ハンドメイド雑貨を販売、「Laddessperite(ラデスペリテ)」では、自らセレクトしたノートやマスキングテープ、ステッカーを販売し、いまや年商3億円超える規模に拡大。自らの人生を「明らめた(明らかに見た)」結果、宇宙の叡智に触れる経験をして以来、「女性性」を大切にすることをテーマに人生の在り方を追求。
著書『お金の神様に可愛がられる』シリーズ3冊はいずれもベストセラーになり、現在、2年目となる『お金の神様に可愛がられる手帳2020』(いずれもKADOKAWA)が大人気発売中。

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