ENHYPENとコラボし、世界的ヒットを記録したウェブトゥーンがアニメ化『DARK MOON―黒の月: 月の祭壇―』の世界【インタビュー】

ダ・ヴィンチ 今月号のコンテンツから

公開日:2026/2/27

※本記事は、雑誌『ダ・ヴィンチ』2026年3月号からの転載です。

 グローバルグループENHYPENとコラボし、世界的ヒットを記録したウェブトゥーン『黒の月: 月の祭壇』。このマンガを原作としたアニメが、1月より絶賛放送中! 少女と7人のヴァンパイアの運命が絡み合う、壮大なドラマの見どころとは? さらに、ENHYPENメンバーへのインタビューも!

 韓国の総合エンターテインメント企業HYBEが展開する「HYBEオリジナルストーリー」は、アーティストとのコラボレーションにより、多彩なストーリーコンテンツを生み出すプロジェクト。中でもグローバルグループENHYPENとコラボしたウェブトゥーン『黒の月: 月の祭壇』は、2022年1月の連載開始以来、閲覧数2億ビューを突破(25年9月時点)するほどの大ヒットタイトルだ。本編完結後も、「DARK MOON」シリーズ作品として『黒の月: 灰色の都市』『ヴァンフィールドの子どもたち』『黒の月: 二つの月』が続々と発表されている。

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 そしてこのたび、アニプレックスとHYBEのタッグにより『黒の月: 月の祭壇』のアニメ化が実現! 今年1月から放送がスタートし、好評を博している。アニメーション制作を手掛けるのは『アイドリッシュセブン』などで知られるTROYCA、キャストには戸谷菊之介さん、小林千晃さんら豪華声優陣を起用。OP・EDテーマにはENHYPENによる日本語新曲を含む3曲を採用し、波乱のファンタジーロマンスをドラマティックに盛り上げている。

 物語の舞台となる名門デセリスアカデミーでは、7人のヴァンパイアたちが素性を隠して暮らしていた。ある時、この学園に転校してきたのが、スハという女子生徒。ひと目見た時から、彼女にどうしようもなく惹かれていく7人だが、スハは幼い頃に友人を殺されて以来、ヴァンパイアに強い憎しみを抱いていた。そんな中、近隣で殺人事件が発生し、スハの身にも危険が……。ヴァンパイアと敵対する人狼をも巻き込み、悠久の時を超えた運命のドラマが展開されていく。

 能力を駆使したバトルアクション、兄弟のように仲のいい7人のかけあいなど、アニメならではの演出も盛りだくさん。配信なら1話から追いかけられるので、今からでもヴァンパイアと少女との間に結ばれた絆と愛の物語を堪能してほしい。

原作WEBTOONシリーズ

吸血鬼や人狼の伝説をベースに、愛と運命の物語が展開される。
吸血鬼や人狼の伝説をベースに、愛と運命の物語が展開される。
瞳の色が違うだけで、スハとセレンは瓜二つ。セレンはスハの立場を脅かそうとする。
瞳の色が違うだけで、スハとセレンは瓜二つ。セレンはスハの立場を脅かそうとする。

『黒の月: 月の祭壇』
*ウェブトゥーン版・ノベル版で配信中
転校生のスハは、ヴァンパイアを憎む少女。そんな彼女が、正体を隠した7人のヴァンパイアと親しくなり……。強い運命で結ばれた彼らのファンタジーロマンス。

『黒の月: 灰色の都市』
*ウェブトゥーン版・ノベル版で配信中
ヴァンパイアの脅威から逃れ、海辺の村で暮らし始めた狼少年たち。「悪魔」と虐げられる少年カーンと出会い、死亡事件に巻き込まれながらも交流を深めていく。

『ヴァンフィールドの子どもたち by DARK MOON』
*ウェブトゥーン版で配信中
園長マージのもと、児童養護施設でなかば監禁されるようにして育った少年たち。7人が育んできた絆、その過酷な過去をたどる全4章のオムニバスストーリー。
 
『黒の月: 二つの月』
*ウェブトゥーン版で配信中
『黒の月: 月の祭壇』での闘いを経て、アカデミー公認カップルになったスハとヘリ。そんなふたりの前に、スハそっくりの少女セレンが現れる。スハに敵対心を抱き、ヘリに接近するセレン。世界の運命が、再び大きく動き出す!

5話以降の見どころは?
2月に入り、激動のファンタジーロマンスもいよいよ中盤戦に突入。スハを執拗に狙う人物が現れ、物語を大きく動かしていく。ヘリたちとは種類の違うヴァンパイアたちを使役しているが、果たして彼の正体とは。謎多き人物に迫る中で、スハと7人のヴァンパイアとの知られざる過去も明かされていく。さらに、スハとヘリの恋愛模様、スハを慕う人狼カーンとの種族を超えた三角関係も見どころになりそうだ。

ENHYPEN INTERVIEW「ウェブトゥーンをよく再現した作画に驚いた」

エンハイプン● 2020年、超大型プロジェクト『I-LAND』から誕生した7人組グローバルグループ。21年、日本デビュー。

――アニメになり、動きや声がついた感想を教えてください。

JUNGWON:ウェブトゥーンで読んでいた時は、キャラクターの声を想像しながら読んでいました。正直、実際に声が入ったら違和感あるんじゃないかな? 没入感が減るんじゃないかな? と思っていたのですが、とてもたくさんの専門家の方々がサポートしてくださった作品であるからか、没入感がより増したと思います。初めて見た時、本当に不思議でした。

HEESEUNG:ヘリ(HEESEUNGがモチーフとなったキャラクター)の声は、以前からファンだった声優の方(戸谷菊之介さん)なので感銘を受けました。

JAY:ウェブトゥーンをよく再現している作画に驚きました。

JAKE:まずは、映像のクオリティに驚きました。普段アニメをあまり観ないですが、今作は僕も必ず観ないといけないと思います!

SUNGHOON:まず、僕たちが成長した分、「DARK MOON」も一緒に成長したように感じました。キャラクターたちが動き出し、声が吹き込まれたのがとても新鮮でしたし、メンバーとキャラクターが似ている部分があるなと改めて思いました。

SUNOO:僕は、シオン(SUNOOがモチーフとなったキャラクター)のキャラクターがとても魅力的に感じられたので良かったです。

NI-KI:「DARK MOON」がアニメ化したことが本当に不思議でしたし、ENGENE(ファンネーム)の皆さんが楽しんで見てくださるだろうなと思うと嬉しくなりました。

――7人の異能力(テレパシー、火を操る能力、影を操る能力、狼化、スピード、魅了、怪力)の中で、もしひとつ身につくとしたらどれがいいですか?

JUNGWON:テレパシー。ENGENEの皆さんへ、僕の想いを伝える事が出来ると思い選びました。

HEESEUNG:テレパシーを身につけたいです。

JAY:スピードを身につけて、もしアラームが聞こえなくて寝坊してしまった時に、速く移動できるようにしたいです。

JAKE:僕は、ジノの能力も好きですが、スピードの能力も身につけたらもっと面白いと思いました!

SUNGHOON:火を操る能力がちょっとうらやましいですね。

SUNOO:スピードや魅了が良いです!

NI-KI:僕は、影を操る能力が一番かっこいい能力だと思います。

――主題歌「One In A Billion(Japanese ver.)」レコーディングでのエピソードを教えてください。

HEESEUNG:エネルギー溢れる曲のサウンドのおかげで、僕自身もたくさんのパワーをもらいました。

JAY:以前リリースした曲を久しぶりにまた歌ったので、不思議な感じでした。少し成長した声でレコーディングすることができて、楽しかったです。

JAKE:以前レコーディングした曲を改めて日本語で収録したので、とても新鮮な気持ちでした。難しい部分もありましたが、結果的にうまくできた気がして嬉しかったです。

――エンディングテーマには「CRIMINAL LOVE」と「Fatal Trouble」の2曲が使用されます。この2曲の聴きどころ、注目ポイントを教えてください。

SUNGHOON:「CRIMINAL LOVE」は、繰り返される残酷な運命の中でも渇望し続ける危険な愛を歌ったR&B/ヒップホップジャンルの曲。魅惑的な雰囲気と、フックで“CRIMINAL LOVE"というフレーズがループするところがポイントです。

SUNOO:「Fatal Trouble」は、悲壮感が引き立つロック/バラードジャンルの曲。この曲がエンディングクレジットとして流れることで、よりエンディングらしい雰囲気が際立っていると思います。曲自体も素晴らしいので、作品に本当によく合っていると思います。

――1月には、7th Mini Album『THE SIN : VANISH』がリリースされました。収録曲で、特にお気に入りの楽曲、その理由を教えてください。

JUNGWON:「Stealer」。個人的に好きなジャンルの曲でもあり、初めて聴いた時から一番ハマって好きな曲です。

HEESEUNG:「Sleep Tight」。JAKEさんの初の自作曲で、僕も作詞の一部に参加しました。ギターサウンドが魅力的な曲です。

JAY:「Stealer」が、真新しくて神秘的な感じで、とても魅力的な曲だと思います。

JAKE:「Sleep Tight」が、僕にとってはとても大切な曲になりました。初めて作曲した曲がアルバムに収録されてとても嬉しいですし、僕の音楽をENGENEの皆さんにお見せすることができて、とても幸せです。

SUNGHOON:「Big Girls Don't Cry」が一番好きです。この曲のグルーヴが気に入っています。

SUNOO:僕は「Lost Island」が好きです。ラブソングでありながら癒やしにもぴったりな曲なので、ぜひおすすめしたいです。

NI-KI:タイトル曲「Knife」が一番インパクトがあって気に入っています。ステージでのパフォーマンスがとてもかっこ良いと思います!

――ENHYPENは、デビュー当時からヴァンパイアをイメージさせるコンセプトで活動しています。皆さんが考えるヴァンパイアの魅力とは?

JUNGWON:年を取らないことと、どこかひんやりとした雰囲気があることかなと思います。

HEESEUNG:ヴァンパイアは普段は人間の姿をしていますが、好きな物や嫌いな物など、人間と違う部分があって魅力的だと思います。

JAY:王道のIPそのものなので、飽きが来ないですよね。

JAKE:ヴァンパイアは僕たちENHYPENと似ている部分があるように感じます。少し特殊な人生を歩んでいる点もそうですし、表現する感情にも通じるところがあるなと思っています。

SUNGHOON:力強さの中に繊細さがあって、人々を夢中にさせる魅力があると思います。

SUNOO:神秘的で特別な魅力があることが、長所だと思います。

NI-KI:確固とした世界観を持っていることだと思います。

――最後に、放送を楽しんでいるファンに向けて、メッセージをお願いします。

JUNGWON:視聴者の皆さん、僕もこのアニメを初めて見た時とても新鮮でおもしろかった記憶がありますが、皆さんも楽しく見ていただけたら嬉しいです。寒い冬、「DARK MOON」とENHYPENと一緒に暖かく過ごしましょう~!

NI-KI:「DARK MOON」、ぜひ楽しく見てくださったら嬉しいです!

取材・文:野本由起 写真:booro ©HYBE/Project DARK MOON

アニメ『DARK MOON ‐黒の月: 月の祭壇‐Original By DARK MOON : THE BLOOD ALTAR WITH ENHYPEN

毎週金曜24:00~TOKYO MX、BS11、群馬テレビ、とちぎテレビで放送中
ABEMA(地上波同時独占配信)ほか、各配信サイトで配信中
原作:HYBE/監督:志賀翔子/シリーズ構成:待田堂子/キャラクターデザイン:猪股雅美/メインアニメーター:鈴木 勇・諸石美雪/アクション作監:大田香菜子/色彩設計:篠原真理子/美術監督:李小苗(スタジオちゅーりっぷ)/撮影監督:川井朝美/CGディレクター:井口光隆/編集:右山章太/音楽:千葉”naotyu-“直樹/音響監督:濱野高年/アニメーション制作:TROYCA
声の出演: 戸谷菊之介、清水大登、仲村宗悟、小笠原 仁、土岐隼一、上村祐翔、小林千晃、和泉風花 ほか

ダ・ヴィンチ 2026年3月号

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