「でも」「だって」を卒業! 江原啓之が提唱。口癖ひとつで運が変わる生活のルール【書評】

暮らし

PR 公開日:2026/2/22

家運隆昌 幸運を招き入れる暮らし方
家運隆昌 幸運を招き入れる暮らし方(江原啓之 / 中央公論新社)

 幸せになりたい。どう行動したら、運を引き寄せられるのだろうか。

 そのヒントをくれるのが、『家運隆昌 幸運を招き入れる暮らし方』(中央公論新社)。スピリチュアリスト・江原啓之さんが幸せを掴むための方法を具体的に教えてくれる1冊だ。江原さんの言う「家運隆昌」とは、いわゆる「お金に恵まれる」「子孫繁栄」「家系が続く」といった物質的な繁栄だけを示しているのではない。自分ひとりではなく、家族や職場など、属するチームの一人ひとりが、心からの幸せを感じ、調和の方向へ向かっていくこと。肝となるのは心の豊かさだ。江原さんは「幸せはまず、あなたが変わることから」だと語る。食事、睡眠、住まいの整え方、お金の使い方……。運命を動かすためのテクニックを本書のなかからいくつかご紹介しよう。

家を「ホーム」に整え、パワースポットに

 江原さんは言う。家は単なる建物(ハウス)ではなく、心が安らぐ居場所(ホーム)であるべきだ、と。ホームとしての家が整うと心のありようや日々の選択が自然と整い人生全体の流れが良い方向へ動き出す。そんなパワースポットのような役割を担う家の状態こそが、目指すべき家のありかただ。では、どんな家が家運隆昌へつながるのかというと、それは、整理整頓が行き届いている家。あなたの家はいまどんな状態だろうか。江原さん曰くポイントは、ふだんから「人を食事に招ける状態にしておく」ことなのだという。整理整頓というと「何をどれだけ捨てればいいのか」と考えがちだが、「人を招けるかどうか」という基準で自分の家を見つめてみると、必要な整理の度合いは自然とわかる。「いつか片づける」ではなく、「招ける状態を保つ」。すると、家の空気が澄み、停滞感も減るのだそうだ。

言霊を整える、「だって」「でも」を手放す

 続いて、スピリチュアルなアプローチとして意識しやすい家運隆昌のテクニックは、言霊だ。江原さんによれば、言葉にはたましいが宿り、ポジティブな言葉はポジティブなエナジーを生み、ネガティブな言葉は負のエナジーを発するのだという。したがって、肯定的な言葉は家運隆昌へ、否定的な言葉は家運衰退へと、家の流れを明確に分けていくのだそうだ。数ある口癖のなかでも、とくに注意したいのが、「でも」「だって」という言葉。これらは不幸へ向かうかけ声なのだというから恐ろしい。自分にそんな口癖があると気づいたなら、前向きな言霊に切り替えることを江原さんは勧める。もし、「でも」「だって」と言いかけたなら、すぐに「でもも、だってもない。やるしかない」と言霊を180度方向転換してみるとよい。前向きな言霊は、前向きな未来を引き寄せることができるのだそうだ。

「願いっぱなし」になってない? 正しい神頼みの仕方

 よく「運気を上げたいから」と、全国の神社を巡って願い事をする人がいる。だが江原さんによれば、参拝を「お願いして終わり」にしてしまうのは禁物だ。参拝とは、神様に思い(念)を託し、まずは日々守られていることへの感謝を伝える行為。あちこちを回る前に、まずは、自分の暮らす土地を守る氏神様に手を合わせるのが基本だという。名乗り、感謝を述べ、ここまでの歩みを報告する。そのうえで「こう生きる」「こう努力する」と決意を言葉にし、必要があれば力添えを願う。神前で手を合わせるのは、願いを押しつけるためではなく、自分の軸を定め直すためなのだ。

 この本を読んでいると、生活を整え、自らの言葉や行動を変えていくことの大切さに気づかされる。小さな積み重ねが、幸せを呼び込むに違いない。読めば、迷いが消え、気持ちが晴れていくような気がする。そんなこの本をあなたも手にとって、ぜひとも幸せを引き寄せてほしい。

文=アサトーミナミ

あわせて読みたい