【BL】キスで能力増強! 『顔好き』著者が描く『俺の唇が狙われています』1巻発売。真実の愛を夢見る男子高生の運命は?

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公開日:2026/3/19

俺の唇が狙われています -ポロロ学園のブルーライン- 1巻
俺の唇が狙われています -ポロロ学園のブルーライン- 1巻(安斎かりん/白泉社)

 累計発行部数270万部突破の人気ラブコメ『顔だけじゃ好きになりません』で知られる漫画家・安斎かりん氏。同氏による『俺の唇が狙われています -ポロロ学園のブルーライン-』(白泉社)のコミックス第1巻が、2026年3月19日(木)に発売された。

 同作は、2020年11月よりウェブBL誌『Trifle by 花とゆめ』で連載されているファンタジー学園ラブコメ。『顔だけじゃ好きになりません』のヒット以降は、スローペースでの連載が続いており、11月20日に配信された同誌15号では約1年半ぶりとなる第5話が掲載された。

 物語の舞台は、「ブルーライン」と呼ばれる異能力に目覚めた生徒たちが通う「ポロロ学園」。能力の種類は透視や瞬間記憶、筋力強化など人によって異なり、15歳までの男性にのみ稀に発現する。主人公・杉崎紀伊も能力者のひとりで、彼が持つのは「キスした相手の力を増強する」という風変わりなものだった。

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 ただでさえ恥ずかしい能力と自覚しているうえ、紀伊は“真実の愛のキス”を夢見ている。高校では運命の相手と出会って願いを叶えるつもりでいたため、簡単に唇を使わせるわけにはいかない。ところがある日、実習で一緒になった炎使い・冬城丈とひょんなことからキスしてしまう。紀伊の能力は冬城にとってもこのうえないもので、彼から「お前は俺の運命の相手だ」と強引に迫られたことをきっかけに物語は大きく動き出す。

 紀伊は“真実の愛”のため、冬城は能力を高めるため。当初は利害の一致で結ばれた関係だったが、事あるごとに唇を重ねるうち、紀伊の心境にある変化が生じる。冬城とのキスを嫌だと思わなくなるばかりか、むしろ心地よささえ覚えている自分に気づき始めるのだ。こうして少しずつ距離が縮まっていく過程が、同作の大きな見どころになっている。

 作者の安斎かりん氏といえば、代表作『顔だけじゃ好きになりません』で“顔が好き”という直球の感情を起点にした恋愛模様を描いていた。『俺の唇が狙われています』もジャンルこそBL作品だが、人が人を好きになるまでの意識の変化や、それを手伝うイベントが丁寧に描かれている作風は同作と通じるものがある。ちなみに『顔だけじゃ好きになりません』最終17巻も同じ3月19日に発売されたため、この機会にあわせてチェックしてもいいかもしれない。

 はたして紀伊が夢見る“真実の愛のキス”は叶えられるのか。ちょっぴり刺激強めでファンタジーなキスの応酬を、存分に味わってほしい。

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