「菊池幸利」声優インタビュー&ミニグラビア【声優図鑑】

アニメ部

2016/3/16

菊池幸利

編集部が注目する声優に、声優を目指したきっかけや、初めてのお仕事、そしてプライベートなことまで、気になるあれこれについてインタビューを行い、さらに撮り下ろしのグラビアも交えて紹介する人気企画「声優図鑑」。

第110回となる今回は、TVアニメ「僕だけがいない街」カズ役、「弱虫ペダル」井原友矢役などを演じている菊池幸利さんです。

――撮影おつかれさまでした! ロケはいかがでしたか?

菊池:街の中だったので、人がたくさんいる中でキメポーズをしたんですけど、カメラマンさんが先導してくれたので、あまり周りを気にせず集中できました。最近Twitterを始めてから、自分で写真を撮ることが増えてきたので、「この角度がいいね」と今日言われたことを自分でも生かしたいなと。自撮りはあまりしたことがなかったので(笑)。右斜めからの角度がいいみたいです(笑)。

――今後のTwitterに注目ですね。今はどんな写真を載せているんですか?

菊池:飼っているペットとか。ネザーランドドワーフという種類のウサギを飼ってるんですよ。ウサギの動画を見てかわいいなぁと思い、ペットショップに行ったら目があってしまったという(笑)。

――(笑)。眼鏡がトレードマークですが、今日はレンズが入っていませんね。

菊池:撮影があると聞いていたので、レンズを抜いて、コンタクトレンズで参戦してます(笑)。どうしても光がレンズに反射しちゃうので。眼鏡は、中学1年のときに急に視力が落ちてから、ずっとしています。

菊池幸利

――菊池さんが声優になりたいと思ったきっかけは?

菊池:18歳で上京したんですけど、特にやりたいことがなくて、職を転々としてたんです。新聞配達もしましたし、カラオケ屋さんで働いたり、ライブの会場設営をしたり、試食販売でウインナーを売ったりして。最終的に、宝飾品の営業に行き着いたんですけど、営業ってやっぱり大変で・・・。どうせ苦労するんだったら、自分のやりたいことで苦労してやる!と開き直った事がきっかけになったと思います(笑)でも、やりたい事をいざ考えだしたらすぐに思いつかなくて暫く悩んでいました。そんな時、子供の頃、家で留守番をしながらアニメをよく見ていた事を思い出して。そこからアニメに関われる仕事はないかと調べはじめて、たくさんあるアニメ関係の仕事の中で一番やりたいと感じた声優を目指そうという目標に行きつきました。

――それまで、周りから声を褒められることは?

菊池:声優を目指す前は声について褒められる事はありませんでした。会話をしていてもよく聞き返されたりしていたほどでした。とにかく何もわからない状態だったので、基礎を教えてもらうところから始めたんですけど、トレーニングをするようになってからしばらくして、付き合いの長い友人たちに「あれ、なんか声変わった?」「いい感じだね」と言われたのは嬉しかったです。

――現在放送中の「僕だけがいない街」のカズ役は、主人公・悟の小学生時代のクラスメイトですが、どんなキャラクターですか?

菊池:一言で言うと、ガキ大将です(笑)。クラスメイトの中でも体が大きくて、男気に溢れているのですが、それが子供ならではの男らしさなところが魅力的な部分だと思います。カズの事を考えている時に、自分のちっちゃい頃のやんちゃなときを思い出すことがあります。作品の舞台が地元の北海道なので、余計にそういう想像が広がったというか。あーこの頃は田んぼでカエルとってたなーとか(笑)。

――その頃は、友達が何人かいたら自ら先導していたタイプ?

菊池:そうですね。小学校低学年くらいまでは、かなりアクティブでした。でも、高学年くらいになってテレビゲームを始めたら、そちらに集中しちゃって、一気にインドア派になりました(笑)。

菊池幸利

――「弱虫ペダル」の井原友矢役に感じている魅力とは?

菊池:友情に熱いところが魅力的だと思います。京都伏見高校の部室にはじめて来た御堂筋君に石垣くんやチームの事をバカにされて、井原君は感情を爆発させて怒るんです!友達とチームを大切に思ってるんだなと!レース中に怒るシーンはないのですが、軍隊のようなチームになってからもチームを思う熱さは常に持っていたと思います。インターハイではレース途中で置いて行かれてしまったので、劇場版の熊本のレースで石垣君をゴール前までアシストすることができて、ものすごく嬉しかったです。

――「ハイキュー!! セカンドシーズン」の小見春樹役を演じてみての感想は?

菊池:梟谷バレーボール部は関東の強豪なので、強豪としての意識を途切らせないように演じました。梟谷はチームワークもとても良いんです。そのため、コートの外の一体感と、コートの中でチームのみんなで支え合っているという一体感も忘れないようにしました。小見君は好物がエビフライなのですが、ぼくも好きなので親近感を感じたキャラクターでもあります(笑)

――菊池さんご自身は、スポーツ部の経験はありますか?

菊池:中学生のとき、バトミントン部でダブルスの選手をしていました。僕は決してスマッシュを打たないという“ドロップの魔術師”でした(笑)。相方が攻撃をバーンとやってくれるので、攻撃のチャンスを作るのが僕の役割でした。

――大会に進んだ経験も?

菊池:地区の大会ですが、一度優勝したことがあります。ネットスレスレを超えてギリギリインになるラインの上に落ちるサーブを打つ練習をたくさんしてたんです。目標のシャトルを倒すようにサーブを打つ練習をするんですけど、調子がいいときは10回中5回以上成功してました。地道な作業でした(笑)。本番のような気持ちで練習を重ねていたので、その結果が結びついたのが地区大会だったのかなと。

――「弱虫ペダル」や「ハイキュー!!」で、スポーツ部の「あるある」を感じることはありますか?

菊池:本番を迎える前に緊張する感じや、その気持ちに対してアプローチの仕方を考える感じなどでしょうか。「弱虫ペダル」や「ハイキュー!!」は高校生ということで、中学で部活をしていた僕よりも年齢が上なので、練習を積み重ねた年月も増えたりして、もっと想いが強かったと思うんです。アニメでは描かれていないところの、試合前の練習とか準備にもドラマがあったんじゃないかと。自分にもそういうことがあったので。

菊池幸利

――趣味・特技は「相撲観戦」や「サッカー観戦」ということですが、スポーツを見るのも好きなんですね。

菊池:好きですね〜。八代拓くんとサッカー観戦することもありますよ。八代くんの家に行って、サッカーを観てウオオ〜ッと(笑)。うちに遊びに来るときは餃子を焼いて振る舞ったりします(笑)。

――八代さんもサッカー観戦が趣味でしたね。他にも、楽器の趣味があるとか。

菊池:高校に上がってからバンドを組んだり、ギターの弾き語りをしていたので、ギターやハーモニカはその頃からの特技です。でも、上京してからギターを思い切り弾くことは減りました。家では大きな音が出せないので、ポロロン…と軽い感じでたまに弾きます。

――好きな音楽やアーティストは?

菊池:最近はUVERworldをよく聞いてます。曲や歌詞が熱くて聴くとウオオッてなるんです(笑)。そしてMCがめちゃくちゃかっこいい!

――練習の成果が(笑)。文句ナシでかっこいいです(笑)。

菊池:ものすごく熱いMCなんですけど、その熱を思いっきり自分の意思で、自分の声に乗せて伝えるところがすごいなと。自分も声優という舞台の上に熱い気持ちを持って立つんだとゆう気持ちになります!。

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――他にも好きな音楽はありますか?

菊池:ゲームの音楽が好きです、小さい頃にプレイしていた「ロックマン」「ドラゴンクエスト」「クロノトリガー」や、「三国無双」の曲もよく聞いています。「三国無双」のギターがバーンって鳴る感じの曲はテンションを上げたい時に聞いたりしています。

――ところで…一部のファンの間で、時々ぶっ飛んだ発想があるという噂がありますが、周りから言われることはありますか?

菊池:自分ではあまり意識できていませんが(笑)。楽しいと感じてくれる発想や着眼点は大切にしたいと思います。

――クレンザーで磨いているところをゲームで見てみたいです(笑)。これから声優として目指したいビジョンはありますか?

菊池:最近演じさせていただいている役は、インタビューの中で触れて頂いた井原君や小見君よりもさらに年齢の幼い、「僕だけがいない街」のカズや「アンジェリークルトゥール」のクールな双子執事シルヴァンのような役柄や、「うたわれるもの 偽りの仮面」の八柱将ウォシスのような艶やかな雰囲気の役柄など、これまでに無かった役柄を演じさせて頂く機会が続いているので、この経験を活かして色々な角度から役を掘り下げる事ができるようになっていきたいと思います。

――読者へのメッセージをお願いします!

菊池:声優として走り出したばかりですので、いろんなことに挑戦して成長していきたいです。そして、成長を続けながら、みなさんが楽しいと思えることを発信していきたいと思います。どうぞよろしくお願いします!

【声優図鑑】菊池幸利さんのコメント動画【ダ・ヴィンチニュース】

――ありがとうございました!

次回の「声優図鑑」をお楽しみに!

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菊池幸利(ヴィムス)

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取材・文=麻布たぬ、撮影=山本哲也、制作・キャスティング=吉村尚紀「オブジェクト