本格歴史長編ギャグ漫画『へうげもの』完結にファンから悲しみの声続出

アニメ・マンガ

2017/12/3

 古田織部の生涯を描いた歴史漫画『へうげもの』が、2017年11月30日(木)発売の『週刊モーニング』53号で完結を迎えた。この知らせにファンからは「ついに完結か。長かったね。寂しいね」「へうげもの完結で俺の人生は抜け殻だよ…」と悲しみの声が上がっている。

 同作は、茶の湯と物欲に魂を奪われた戦国武将・古田織部が、天才・信長に壮大な世界性を、茶聖・千利休に深遠な精神性を学びながら、「へうげもの」への道をひた走る姿を描いた物語。

 タイトルにもなっている「へうげもの」は、「ひょうきん者」や「おどけたことを言う人」といった意味。作者の「日本人といえばお茶。お茶といえば利休。桃山時代の茶陶はハンパない。『織部焼』の古田織部ってなんだかスゲエ。体育会系戦国漫画ならぬ文化系桃山漫画をやりたい」といった連想から始まった同作は、“世界初の本格的歴史長編ギャグマンガ”と称されている。

 同作は、2009年に第13回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、2010年に第14回手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞するなど、多くの評価を集めている。ファンにとっても印象深い作品のようで、ネット上では「本能寺で上半身と下半身を真っ二つに斬られた信長が、次の回では上下半身が繋がって自らの血で茶を点てて果てるシーンを見て全巻購入を決めた」「信長が自分の血を秀吉に飲ますシーンのテンションは最高」「一番好きなのは利休切腹。『痛うございます、はよう』は毎回泣いちゃう」「織部切腹の回での家康登場は神がかってたなぁ」と同作の印象的な場面を思い返す人が続出。

 多くの人から惜しまれながら、13年の歴史に幕を閉じた同作。25巻は2018年1月23日に発売される。