「健気なところが泣ける」アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」41話、古道具に宿った付喪神が話題

アニメ・マンガ

2019/2/2

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『ゲゲゲの鬼太郎 妖怪ファイル』(水木しげる/講談社)

 2019年1月27日(日)に、アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」の第41話が放送。人間に長く使われた道具たちが付喪神となって現れ、「ゆるキャラみたいで可愛い!」「健気なところが泣ける」と話題になっている。

 今回登場する付喪神とは、道具に霊が宿って自我を持ち始めた存在のこと。靴屋で長い間大切にされていた草履の付喪神は、信頼していた持ち主・勇夫に捨てられたことをきっかけに人間を恨みはじめた。草履と一緒に捨てられたギターや湯呑み、懐中電灯も草履の意見に賛同。そんな彼らに目をつけたねずみ男は、付喪神の宿った道具を使って詐欺商売を始めることに。

 付喪神たちはそれぞれ人間に買われるが、届いた直後に脱走するという嫌がらせを繰り返す。しかし次第に新しい家を気に入る付喪神も現れ、草履の仲間は徐々に減ってしまう。それでも草履は頑なに嫌がらせを続けたが、ある時おかしな芸術家に買われて壊されそうになる。怒った草履は巨大化して芸術家の元を逃げ出し、元の持ち主・勇夫の息子夫婦の元へ。勇夫に見捨てられたことを嘆く草履に、息子は自分が間違って捨ててしまったのだと真実を告げる。

 勇夫は草履たちを捨てるつもりなどなく、すべて知り合いに譲るつもりだった。しかし事情を知らない息子が、いらないものと思い込みゴミ袋に入れてしまったのだ。息子に連れられ勇夫と再会した草履は、離れたくないと涙を流す。しかし勇夫は「心から必要としてくれる人の所で過ごしてほしかった」と手放すことを決めた時の心情を明かし、その言葉に心打たれた草履は勇夫との別れを決意した。

 付喪神たちはどれも道具そのままの形に、短い手足が生えたような姿。ねずみ男とのたくらみも自分たちを大事にしてほしかったという純粋な気持ちから始まったことで、視聴者からは「なんだか恨めない子たちだなぁ」「こんな可愛い道具なら大事にしたくなっちゃう」「脱走してもいいから1度うちにも来てほしい」と人気を集めたようだ。

 今までの妖怪たちも人間のすぐ近くにいたが、付喪神たちは人間の生活に溶け込んで存在している。鬼太郎の世界では、道具と人間でも深い絆で結ばれることがあるようだ。

■アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」
放送日時:毎週日曜 9:00~
原作:水木しげる
キャラクターデザイン・総作画監督:清水空翔
公式サイト:http://www.toei-anim.co.jp/kitaro/