ちゃんと寝たのに、ランチの後に眠い……!あの、困った“ダルさ・眠さ”を感じる本当の理由

健康・美容

2017/8/29

 「すべての人とまともに取り合うから人付き合いに疲れてしまう。相手に情熱がないなら自分も情熱かけて何かしてやる義理はないし、その温度差が疲れの原因。その点、ダンベルはいい。40kgのダンベルは40kgの力で持ち上げるしかない」などのパンチの効いたツイートが話題になり、今やフォロワーが24万人を越えるTestosterone氏(@badassceo)。マッチョ社長として熱狂的なファンを持つ彼だが、筋トレの他にライフワークとしていることが「日本に正しい筋トレと栄養学の知識を普及させること」。そんな彼に、多くの人が悩んでいる“ランチ後のダルさ・眠さ”について語ってもらった!

■食事は日々の活動を司る存在!疎かにするのは絶対NG!

 バリバリ仕事をしようと思っても、健康でなければ高いパフォーマンスは出せないし、毎日を楽しく生きていくためにも健康な身体はマストだ。そして、その健康な身体づくりを司るのは、他でもない「食事」である。私がいつも筋トレの重要性を説いているように、筋トレをはじめとする運動ももちろん大事だ。大事なのだが、やはり一番は食事だ。

 そんな食事に関して、ぜひ覚えておいてほしい知識がある。その一つが「GI」。食後血糖値の上昇度を示す指標のことであり、そして血糖値とは、血液内に含まれるブドウ糖の濃度のこと。炭水化物を摂取すると消化器官で消化・吸収され、血糖値が上がっていく。その際、GI値が高ければ高いほど吸収が早く、血糖値が上がりやすくなる。

 血糖値が急激に上昇すると、正常値に戻すためインスリンというホルモンが分泌される。人間は血糖値が乱高下したときに眠気や空腹感を覚えてしまう。昼食後に急激な眠気に襲われたことがある人は多いと思うが、それは寝不足というよりは、血糖値の乱高下によって引き起こされる眠気やだるさである可能性が高いのだ。

■高GI食品の代表例

 高GIの食べ物の代表例として、白米や食パン、うどんなどが挙げられる。ランチに大盛りのご飯を食べたり、ラーメン&チャーハンセットを頼むサラリーマンは多いと思うが、典型的な高GI食品なのである。

 また、特に女性から人気のグラノーラやアサイーボウルなども同じ部類だ。これらは健康的な朝食というイメージかもしれないが、中身は砂糖たっぷりのデザートみたいなもんだ。高GIだから血糖値が急上昇&急降下し「朝から元気♡」どころか、怠さや空腹を助長する可能性の高いのである。

■低GI食品の代表例

 高GIの食品に比べ、低GIの食品は消化に時間がかかるため腹持ちがよく、血糖値も緩やかに上昇するので空腹を感じづらい。また、血糖値の乱高下もないため、だるさや眠気も感じにくい。ダイエットや仕事のパフォーマンスを保つには、低GIの炭水化物のほうが圧倒的に向いているのである。

 低GIの食べ物として、玄米、全粒粉パン、そばなどが挙げられる︒茶色い食べ物のほうが一般的に食物繊維も豊富かつ低GIなのだ︒炭水化物であれば白米より玄米を猛烈にすすめたいし、基本的に白い炭水化物よりも色の濃い炭水化物のほうがよいと覚えておこう。

■ルール内であれば「何を食べてもいい」ダイエット法の正体

 と、ここまで仕事や普段の生活のパフォーマンスを向上する食事の知識について触れてきたが、もっと大切な知識がある。それが「マクロ管理法」だ。ダイエットをはじめ、健康的な食事を続けていくにはこのマクロ管理法を活用することは非常に賢い選択肢と言える。

 聞きなれない言葉かもしれないが、これはあなたの身体や活動の状態に合わせて導き出された“1日に摂取すべき総カロリーと三大栄養素の割合(マクロバランス)に従って食事をする方法。「減量・現状維持・増量」と目的別に分けられており、この決められたルールを守っている限り、食べる順番や食べる回数、食材やその他一切は特に気にする必要はない。正確に言うと、食べる順番や回数を気にする必要がないわけではない。もちろん、5~6食に分けて食べるほうが理想的であるが、他のどんなことを無視してでも守る価値があるくらいマクロ管理法を守るメリットは計り知れないのだ。

 そんなマクロ管理法の詳しいやり方は拙著『筋トレビジネスエリートがやっている最強の食べ方』でわかりやすく解説している。本来であれば「ぜひこの本を手にとってみてほしい」と言うところだが実は、この本の最重要項目であるマクロ管理法のノウハウが解説された第2章とまえがきを私のブログで全編無料公開している。

◆「【最強の食べ方】マクロ管理法完全解説 前編」
◆「【最強の食べ方】マクロ管理法完全解説 後編」

 正直な話、ブログを読んで自分1人で問題なくできそうなら、わざわざこの本を買う必要はない。だが、他の章にはマクロ管理法を続けるためのテクニックや考え方がまとめてある。それこそ、今回お伝えしたような、GIの知識を始め、「食べすぎてしまったときの対処法」、「飲み会や外食の時はどうすれば良いのか」、太り辛いスイーツの食べ方、マクロ管理法に役立つレシピなんかも掲載している。他の章も絶対に役に立つ内容であることに間違いはないので、ぜひ手にとってみてほしいのだが、まずは具体的なマクロ管理法のノウハウに触れて一度やってみてほしい。話はそれからだ!

■著者プロフィール
Testosterone(テストステロン)
1988年生まれ。学生時代は110㎏に達する肥満児だったが、米国留学中に筋トレと出会い、40㎏近いダイエットに成功する。大学時代は総合格闘技団体・UFCのトッププロ選手と生活をともにし、最先端のトレーニング理論とスポーツ栄養学を学び、自身も米国にてデビューを果たす。現在は、とあるアジアの大都市で社長として働きつつ、筋トレと正しい栄養学を普及させることをライフワークとしている。2014年よりツイッターを開始。3年でフォロワーが20万人を突破(2017年7月現在)。完全無料のダイエット・筋トレ情報サイト「DIET GENIUS」、有料オンラインパーソナルサイト「GENIUSPERSONAL」、無料のアスリートメディア「STRONG GENIUS」の代表を務める。著書に10万部を突破した『筋トレが最強のソリューションである マッチョ社長が教える究極の悩み解決法』(U-CAN)のほか、『筋トレライフバランス マッチョ社長が教える完全無欠の時間管理術』(宝島社)、『尻トレが最強のキレイをつくる』(Miharuとの共著・U-CAN)、『筋トレビジネスエリートがやっている最強の食べ方』(KADOKAWA)がある。
著者twitter https://twitter.com/badassceo