年収が低くても始められる不動産投資。いつの時代でも「勝てる」投資の切り札とは

お金

2017/10/23

『2020年以降も勝ち残るコンパクト・ラグジュアリー物件投資』(坂口 勇介/幻冬舎)

 将来の安定収入を確保する手段として、会社員を続けながら不動産投資を始める「サラリーマン大家」が急増中だそう。年収500万円のサラリーマンが不動産投資で勝てる方法を教えてくれる『2020年以降も勝ち残るコンパクト・ラグジュアリー物件投資』( 坂口 勇介/幻冬舎)。中古区分マンション投資のスペシャリスト集団、株式会社ゼニアス代表である坂口 勇介氏による、不動産投資に興味はあるけれど、なかなか踏み出せないという方必見の一冊だ。

 今、不動産投資がブームとなっている理由は、

・空室がでない限り毎月安定した収入を得ることができる
・歴史的低金利が続いている
・節税対象になる

 ということである。「2020年の暴落以降に始めた方がいいのでは?」という問いに対して著者は、「現在の金融緩和政策が2020年まで続く可能性は極めて低い。融資を受けることが難しくなり年収500万円程度のサラリーマンが不動産投資を始めるのはほぼ不可能になる」と述べる。

 そして、不動産暴落シナリオがある中、今すぐ購入しても2020年以降まで勝ち残る投資対象が一つだけあるのだという。それがコンパクト・ラグジュアリー物件だ!

■コンパクト・ラグジュアリー物件とは

 都心5区(千代田区、港区、中央区、新宿区、渋谷区)にあり、専有面積30~50平方メートルの中古物件。この5区であれば今後も確実な賃貸ニーズが見込める。またこうした都心に住む高所得者の好みに合うラグジュアリー感を出すことで、競合物件と差別化が図れるのだ。

 ターゲットは、世帯年収1000万円以上のパワーカップル、パワーディンクス。そしてリタイア後のアクティブシニア層。「市場ニーズは常にあり価格が下がりにくいうえ、シングルやディンクスがこれからも増えていくので需要はさらに高まるはず。金利が低く金融機関の融資が受けやすい現在の市況で始めることにデメリットはない」と著者は述べる。コンパクト・ラグジュアリー物件は、投資用、居住用、どちらでも運用できるので、2020年以降の市況に合わせて検討できることも大きな強みだ。

 コンパクト・ラグジュアリー物件投資の場合、物件価格は3000万円から1億円が大半なので、融資を受けるうえでの、借りる人の属性のハードルはそれほど高くない。最低ラインとして年収300万円、自己資金100万円を満たしていれば融資を受けることが可能。金融機関からお金を借り自己資金以上の価格の物件を購入することで、資産を加速度的に増やせるのだという。

 不動産投資は購入時点で勝ち負けが決まる。つまり正しい物件を選べば初心者でも十分に勝てると著者は述べる。具体的な融資戦略、毎月10万円台の安定収入を実現させるリノベーション、2020年以降の市況に合わせた運用方法などが満載の、安定的な家賃収入を得たい、将来性のある資産を持ちたいと考える方にオススメの一冊と言えるだろう。

文=泉ゆりこ