つい物事をネガティブに考えてしまう人に! 自分を変える “エナジーバス”という考え方

暮らし

2018/11/25

『最高の毎日を手に入れる人生の10か条』(ジョン・ゴードン:著、久保陽子:訳/日本実業出版社)

 職場や学校、家庭、スポーツチームetc.「なんだかうまくいかないな…」と思うそんなとき、『最高の毎日を手に入れる人生の10か条』(ジョン・ゴードン:著、久保陽子:訳/日本実業出版社)は参考になりそう。

 本書は、ビジネスの世界が舞台の物語である。ツイていない主人公のジョージ。仕事でも、家庭でも追い込まれ、毎日イライラしながら過ごしていた。ある日、バスに乗ることがきっかけで、現実に立ち向かっていくことに…。

「この本に書かれていることを実践すれば、目覚ましい結果を出してより幸せに生きることができると自信をもっています」と語るのは、講演家、著述家、起業家として活躍する著者。現在は、テレビや雑誌などで、健康的な生活習慣を提唱し、様々な人たちにエネルギッシュな生き方と働き方を指導する。

 そこで、内容の一部を紹介したい。

 バスの運転手はジョイ。世の中の多くの人がストレスを抱え、仕事に追われ、疲れている様子を見て、乗客にエネルギーを与える案内人になろうと、自身が運転するバスを「エナジーバス」と呼ぶように。

【ルール1】バスは自分で運転する

 ジョージに対して、ジョイは「あなたのバスの運転手はあなた自身。これから学ぶルールの中で、これが一番基本的なことよ」と“ルール1”を告げる。

 自分の人生に責任を持ってハンドルを握らないと、本当にたどり着きたい場所に向かえない。運転を人に任せていては、他人のプランを実現する歯車でしかいられない。自分の意志で方向を定めていけば、選択肢を見失っていた過去と決別し、選択するのは自分だと実感できる。望みをはっきりさせる。決して周囲にのまれず、自分の生きる世界は、自分がつくり上げる。

 ジョージが受け取った紙切れに、こんなメッセージがあった。

3つの質問への答えを書いて。明日、バスで話をしましょう。
 健康など個人的なことのビジョンは?
 仕事やチームのビジョンは?
 人間関係や家族のビジョンは?

 誰が自分のエネルギーを高めてくれて、誰が奪うのか。取り組むと活力が湧いてくるか、吸い取られてしまうか、考え方や口にする言葉、周囲にどんな人がいるかを思い出そう。突き詰めて考えを書き出せば、理想の人生を実現させる原動力を生み出し始める。

「自分が何を望んでいるかを理解するには、ときには望まない状況に身を置かなければならない」こともある。困難を乗り越えて、強く賢くなる。つらい時期にどう行動するかが重要だ。

【ルール2】バスを目的地へ進めるために、ビジョンを固め集中力を持つ

 自分が「実現したい」と常に意識して集中。そして、毎日10分間、より集中してビジョンを考え、達成した自分の姿を思い描く。望まないことに思いを巡らすより、望みやビジョンにエネルギーを注ごう。

 人生で起こる出来事を防ぐことはできないが、出来事をどう捉えるかは自分次第。だから、どう捉え、どう対応するかで結果が変わってくる。周囲が協力するとは限らないが、前向きな姿勢を崩さずにいれば、非協力的な人にもうまく対処し、不運にも対応できる。

【ルール3】ポジティブエネルギーを燃料にする

 バスを目的地に向かわせるのはビジョンと集中力で、自分自身を望む場所へ運んでいくのはポジティブエネルギー。何か悪い出来事が起こるたびに、選択を迫られる。ポジティブエネルギーを選択し続ければ人生は前進するが、ネガティブエネルギーを選択し続けると、前に進めなくなる。

 もし、デスクに未処理の書類が山積みだったら「職の見つからない人もいるのに、自分は恵まれている」。仕事がつらいときは「働ける健康な体で良かった」というように、成功したいならいつも心をポジティブエネルギーで満たしておく。心が空っぽだと、ネガティブエネルギーが充満してしまう。ひとつずつ前向きな気持ちで物事を考え、行動を起こそう。

“10か条”はどれもシンプルでパワフル。詳しい内容は、ぜひ本書で。

文=Sachiko