今より10歳若い肌を手に入れる。テレビでも話題の人気医師が教える「医学的に正しい」美肌術

健康・美容

2019/8/2

『医者が教える美肌術』(牧田善二/主婦の友社)

『医者が教える食事術 最強の教科書』などのベストセラーで知られる医師、牧田善二先生による書籍『医者が教える美肌術』(主婦の友社)には、35年間にわたってAGEの研究に携わってきた牧田先生ならではの「医学的に正しい」美肌情報が満載です。

 美肌をめざすなら、高価な化粧品を使って、マッサージをして、コラーゲンをとって…と思っていませんか? 実はそれ、大きな勘違いです! 私達が美肌のために気をつけなければいけないのは、なんと言っても「糖化」です。

 糖化とは、体内に入ったブドウ糖が、コラーゲンなどのたんぱく質と結合して、茶褐色のAGEといわれる物質を生成すること。そのAGE(終末糖化産物)が肌のシワ、シミ、たるみ、くすみ、乾燥などの肌老化の最大の原因です。だから、美肌づくりには「抗AGE生活」が欠かせません。

 その中で最も重要なのが、食事。体内に入る糖を減らすために、糖質オフは大切ですが、それよりも気をつけなければいけないのは食品のAGEの量です。低糖質でもAGEを多く含むものは、美肌のためにはなるべく避けましょう。積極的に摂りたいのは、糖質オフとAGE対策の両方をカバーする食材やメニュー、AGE量の少ないもの、AGEを抑える効果のあるスパイス、調味料などです。

 また、AGEの量は、同じ食材でもその調理法によって大きく変わります。加熱時間が長く、高温調理になればなるほどAGEが増えるので、食べ物はできるだけレアな状態が望ましいのです。例えば同じ鶏肉でも、揚げると煮るよりも6倍以上のAGE量になってしまいます。

調理法によって変わる鶏肉のAGE量。

 肉料理であれば、ステーキやから揚げよりもしゃぶしゃぶや蒸し鶏、魚料理であれば、ムニエルや照り焼きより刺し身やカルパッチョがいいでしょう。卵は、目玉焼きよりもゆでたまごを選ぶのが正解です。

 ちなみに、コラーゲンは体内でアミノ酸に分解されてしまうので、食べ物からとっても肌までは届きません。美肌とは関係がないのです。

 食事以外にも、お手入れや生活習慣で気をつけるべきことがあります。肌に物理的な力を加えると、シワやたるみの原因になります。つまり、こすって動かすのは厳禁。エステでのマッサージ、美顔ローラーなどは逆効果なのです。また、高価な化粧品だからといって美肌づくりが望めるとはかぎりません。抗AGE作用が医学的に証明された成分が入っているものを選びましょう。

 そして、運動と美肌づくりは無関係ではありません。筋肉は血糖をためる役割があるので、筋肉量が多ければ、血糖値を抑えてくれます。15分の筋トレでも、週2回でも続ければ、筋肉は大きくなります。さらに、食後のウォーキングは食事による血糖値の上昇を防ぎます。ランチのあとにエレベーターを使わずに階段を利用してもいいですね。

 牧田先生の美肌術は、日常生活にかんたんに取り入れられるものばかりです。今日からすぐに「抗AGE生活」をはじめて、今より10歳若い肌を手に入れましょう。