【2010年代振り返り】さばげぶっ!、バディコン、るるも、少ハリ……2014年もっと評価されるべきアニメ10選

マンガ・アニメ

2020/1/5

 ダ・ヴィンチニュースでは、年末にアニメ好きが選ぶ“もっと評価されるべきアニメ”を発表してきました。しかしそれも2016年以降の試みとなり、それ以前については触れられていません。そこで2010年代のラストとなる2019年、この10年のもっと評価されるべきTVアニメをプレイバック!

 今回は「アナと雪の女王」や「妖怪ウォッチ」が大ヒットとなり、日本最大級のアニメイベントとして現在も続くイベント・Anime Japanの初回が開催された2014年に放送を終えたものから、もっと評価されるべき作品を10本紹介します。

  なおこの連載シリーズでは、アニメ調査室(仮)の年間評価ランキング(年別)上位40作品は“すでに評価されている作品”として基本的には対象外(1作品のみエクストラ枠として紹介)とします。

2016年版はこちら!
2017年版はこちら!
2018年版はこちら!

「さばげぶっ!」(7月~9月)

なかよし連載の少女マンガが原作で、サバイバルゲーム部に所属する女子高生たちが活躍。ただしサバゲーこそするものの、主人公を始めゲスキャラも多くやりたい放題のギャグばかり。玄田哲章による安心感のある絶妙なナレーション、あまりに強烈だったから揚げレモン氏などは今でも思い出せる人も多いはず。2010年代に多数の名美少女アニメを作り上げた太田雅彦監督の作品でも指折りのはっちゃけぶりです。

公式サイト:http://sabagebu.com/

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「スペース☆ダンディ」(1月~3月、7月~9月)

宇宙人ハンターのダンディが、愉快な仲間と一緒に新種の宇宙人を探して旅するコメディアニメ。総監督の渡辺信一郎など1990年代のアニメ「カウボーイビバップ」の制作陣が再結集し、音楽も菅野よう子を始め☆Taku Takahashi、岡村靖幸、向井秀徳などの有名アーティストが多数参加。スタイリッシュさと抜け感のバランスがよく、1話完結エピソードばかりのため見やすさは抜群です。公式サイトのエピソードコーナーにはゲストクリエイターやキャストも書かれているため、気になるものから観るというのもいいでしょう。

公式サイト:http://space-dandy.com/top.html

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「ソウルイーターノット!」(4月~7月)

2008年にはアニメ化もされた「ソウルイーター」の外伝マンガが原作。舞台は「ソウルイーター」と同じで死武専で前作キャラクターも登場するものの、3人の少女が主人公のこちらはほのぼの度が圧倒的に高め。「マナリアフレンズ」や「ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 – 永遠と自動手記人形 -」の前半のような雰囲気が好きな人におすすめです。エターナルフェザー先輩という稀代の名キャラクターも生まれました。

公式サイト:http://www.souleaternot.tv/

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「そにアニ -SUPER SONICO THE ANIMATION-」(1月~3月)

ニトロプラスのイメージキャラクターで、現在はバーチャルYouTuberとしても活躍するすーぱーそに子が主人公のアニメ作品。このアニメではガールズバンドのメンバーでグラビアアイドル、さらに居酒屋の看板娘でもある女子大生・そに子の楽しく心温まる日々が描かれます。エンディングは毎回異なり、彼女がギター&ボーカルを務める第一宇宙速度によるさまざまな楽曲を楽しむことができました。

公式サイト:http://soniani.jp/

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「それでも世界は美しい」(4月~6月)

「暁のヨナ」「赤髪の白雪姫」といった白泉社の異世界を舞台にした少女向けマンガ原作アニメの先鞭をつけた作品。雨を降らせる能力を持つ雨の公国の第四公女ニケと、彼女が嫁いだ晴れの大国の太陽王リビという年の差カップルのロマンスが展開します。ニケにライバル心を燃やす湖の王国の王女ルナが登場する第6話「Call my name」のクライマックスは、男女問わず顔がほころんでしまうのでは。

公式サイト:http://www.ntv.co.jp/soreseka/

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「幕末Rock」(7月~9月)

“歌で戦う幕末革命アドベンチャー”という女性向けゲームが原作だけに、アニメも数多い幕末作品の中でもぶっ飛び具合は随一。新選組は幕府お抱えのトップアイドルで、坂本龍馬や高杉晋作、桂小五郎といった倒幕派はロックを演奏して幕府の支配から人々を解放する……という史実と音楽要素を過激にブレンドした物語にピンと来た人は必見。なぜか服が脱げる雷舞(ライブ)シーンも大きな見どころです。

公式サイト:https://bakumatsu.marv.jp/anime/

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「僕らはみんな河合荘」(4月~6月)

どこかかわいそうな人々が集う河合荘の面々と、そこで下宿することになった普通の男子高校生の日常の物語で、現代版「めぞん一刻」といった趣。下宿先に暮らす、花澤香菜さん演じる物静かな文学少女との恋愛面もいいアクセントに。原作マンガの作者・宮原るりさんは、前年の「恋愛ラボ」に続いてのアニメ化となりました。

公式サイト:https://www.tbs.co.jp/anime/kawaisou/

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「バディ・コンプレックス」(1月~3月)

バディがキーワードのサンライズ製ロボットアニメ。未来へと飛ばされた男子高校生の渡瀬青葉と彼のバディとなるディオを中心に、ロボットアニメの美味しいところを詰め込んだ王道感とSF要素の強いストーリーが魅力です。9月には本作の謎解きやバトル的見どころなどがハイスピードで繰り広げられる「バディ・コンプレックス 完結編 ―あの空に還る未来で―」が2話構成で放送されました。

公式サイト:http://buddy-complex.jp/

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「まじもじるるも」(7月~9月)

「弱虫ペダル」で知られる渡辺航によるコメディマンガのアニメ版。地上界で修業することになった魔女のるるもと、彼女の契約者である柴木耕太の笑いあり涙ありの日々が丁寧に綴られます。なお原作マンガは2019年に完結。単行本最終巻は、約50分のアニメ完結編を同梱して1,980円というサービス価格でした。

公式サイト:http://anime-rurumo.com/

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「少年ハリウッド -HOLLY STAGE FOR 49 -」(7月~9月)※エクストラ枠

アイドルグループとして活躍する少年たちの葛藤や悩みを実直に描いた青春ストーリー。中には演劇や歌番組を1話まるまる使って視聴者に見せるという挑戦的なエピソードも。翌年に放送された続編「少年ハリウッド -HOLLY STAGE FOR 50-」のクライマックスでは、主人公たち少年ハリウッドの面々の成長に胸が詰まること必至。2019年になってもクラウドファンディングなどを通じて新たな展開を続けるほどの根強い人気も納得できる、2010年代アイドルアニメの傑作です。

公式サイト:http://king-cr.jp/special/shonen-hollywood-anime/

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 今回紹介した作品で見逃しているものはなかったでしょうか? もし未見で気になる作品があればぜひ配信サイトなどで確認してみてください。もちろん今回紹介した10作品以外にも、改めて評価されてほしいアニメは多数あります。名作はどれだけ時が経っても色褪せないもの。お気に入り作品は、時代が移り変わってもぜひ布教していきましょう。

文=はるのおと