「半沢直樹」悟空とフリーザのタッグ!? ドラゴンボール最終回のような堺×香川のコンビに大興奮

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公開日:2020/8/15

『日曜劇場半沢直樹 公式ブック』(講談社:編/講談社)

 俳優の堺雅人が主演を務めるドラマ「半沢直樹」(TBS系)の第4話が、8月9日に放送された。因縁の敵との共闘という熱い展開に、ネット上では「まるでドラゴンボール超の最終回だ!」という声が溢れている。
 
 第4話では、ついに今シリーズの第1章が完結。部下の伊佐山(市川猿之助)に“土下座野郎”とまで揶揄され裏切られた大和田(香川照之)のもとへ、半沢が「力を貸していただけませんか」とやってくる。伊佐山には仕返ししたいが、自身を土下座させた憎っくき半沢に協力をしたくない大和田は、「お前なんかと誰が手を組むか! 死んでも嫌だね!」と猛烈な拒否をして車に乗り込み、その場を去っていく…。やはり2人が組むことなどないと思われた。

まさかの組み合わせの共闘に、視聴者全員が釘付けに!?

 しかしその後急展開。重要な役員会議の場で大和田は、自身の“代弁者”として半沢を招き入れたのだ。ここからは、半沢と大和田の奇妙なコンビプレーが炸裂する。半沢が伊佐山の提出した稟議書の疑問点を指摘していくと、大和田はまるで通販番組の出演者のように「え~!」とわざとらしくガヤ入れ。

 さらに、半沢が問題の核心に触れていくと、大和田はすかさず「半沢君、そこまで言うからには、ちゃんと裏は取れてるんだろうねー?」と絶妙なパスを繰り出す。これに半沢は待ってましたと言わんばかりに「もちろんです」と証拠を次々提出。伊佐山と、伊佐山を裏で操っていた三笠副頭取(古田新太)を糾弾していった。

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 前作では“ラスボス”として君臨していた大和田が、半沢に力を貸すというまさかの展開は、まるでアニメ「ドラゴンボール超」の最終回で孫悟空とフリーザが手を組んだシーンを彷彿とさせるもの。ネット上でも「半沢さんと大和田さんが完全にドラゴンボール超の最終回の悟空とフリーザになってる(笑)」「悟空とフリーザの共闘みたいでアツかったし何より大和田さんが可愛い」「もはやドラゴンボールの世界観やな、スーパー半沢人でしかない」といった興奮の声があがってプチバズり状態に。

 かと思えば、役員会議でのわざとらしい大和田の演技に、「大和田取締役のガヤがすごい笑 ガヤ芸人も真っ青やな笑」「大和田 もはやガヤ芸人w めちゃチャーミングですね」「反応が通販のおばさんみたいだよ大和田さんw」といったツッコミの声も続出している。

 原作では登場しないはずの大和田が、必須レベルのキーマンとしてドラマで大人気者になっている「半沢直樹」。次回から始まる第2章では、700億円をめぐる「VS国家」の話になるのだが、思えば「半沢直樹」の前作のスタートは、5億円の融資をめぐる支店長との戦いだった。それが次は120億をめぐる常務との戦い、そして500億をめぐる銀行との戦い、さらに700億をめぐる国家との戦い…という超インフレ状態。この怒涛の展開も、「半沢直樹の何百億円とか言うのドラゴンボールで言う戦闘力みたいなもんだよね この数値で今のインフレっぷりがわかる仕様」「次の敵強大過ぎるやろ ドラゴンボールを超えるインフレやぞこれ」とドラゴンボールに例える声がここでもあがっている。

 国民的作品には、ジャンルが違っても人気を呼ぶ共通点があるのかもしれない。


https://twitter.com/Hanzawa_Naoki/status/1292305328827068418?s=20

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