7億円が当たる確率は20万年に一度!? 日常に隠れている数学で人生を解くヒント/面白くてやめられない! 人生の数学

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更新日:2022/7/20

日常生活に隠れている数学ってどんなもの?

日常生活において起こりうる出来事には、実は計算しようと思えばその確率や割合を割り出せることが多くあります。

身の回りの出来事のなかには確率で表せるものが多くある

 みなさんは、日常生活で起こるさまざまな出来事を数学と絡めて考えたことはありますか? たとえば、多くの人にとって宝くじで大金が当たるかどうかは、運の要素が強いものではないでしょうか。また、野球のホームランも同じように、実力と運の賜物であると考えている人が多くいそうです。

 しかし、これらはすべて確率で考えることができます。宝くじの当選確率はもちろん、この世に生まれる確率や交通事故に遭ってしまう確率など、例を挙げてみると、一度は考えたことがあるようなものがあるのではないでしょうか。こうしたことが、数学を使うことで具体的な数字となってわかるのです。

面白くてやめられない! 人生の数学

本当に起こる!? 奇跡の確率①

一度は夢に見る宝くじの1等当選。夢のまた夢であるそんなシチュエーションを経験できる確率はどのくらいなのでしょう。

宝くじ1等当選! 7億円を手にする確率は?

 年末、多くの人が買い求める年末ジャンボ宝くじ。1等はなんと7億円! 当たれば生活に困ることが無さそうな金額に夢も膨らみますよね。では、そんな大金が当たる確率は一体どのくらいなのでしょうか。

 全25ユニットあるジャンボ宝くじのなかで、7億円が当たるくじは1ユニットにつき1枚。計25枚、7億円の当たりくじがあることになりますが、1ユニットの枚数は2,000万枚なので、その確率はものすごく低くなることがわかります。

 この数字をもとに計算してみると、毎年年末に100枚ずつジャンボ宝くじを買い続けても、当たる確率は20万年に1度しかないのです。

面白くてやめられない! 人生の数学

<第2回に続く>


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