【第21回】『週刊ツリメ』/「平成最後の夏、日本暑過ぎるよ。気温が35度以上いくなんてツリメは聞いてない」

エンタメ

2018/7/20

 今年も夏がやってきた。良いところといえば学生は夏休みっていうぐーたら出来る最高な時間が出来ることだろう。小学4年か5年生の頃は、実家で毎日そうめんを食べていた。そしてクーラーがガンガンに効いた部屋に引きこもりゲーム三昧だ。隣にポテトチップスの塩味を置いて食べながらゲームをしていたらコントローラーが油でヌルヌルしだすんだ。それを毎回テッシュで拭くんだ。そしてまた食べる。それの繰り返し。そんな所を先生に見られたら「何故学ばないんだ!」って怒鳴られそうだが、それに対して「両方大好きなんだから辞められる訳ないだろ!」って怒鳴り返すだろう。ゲームという存在は僕にとって身体の一部だったんだ。お陰様で休み期間で5か6キロは増えたんだ。見た目が過去一デブだったよ。

 他にも良いところはあるぞ。例えば海水浴場だったりプール施設だ。サマーランドに行けば紐水着を着た美女がいる。少し紐を引っ張れば解けそうだ。湘南の海に行けばサンオイルを身体にたっぷり塗ったエロい女性達がいる。そこに橋本マナミさんが居たら尚更興奮するだろう。しかし「国民の愛人」と謳われている人物だ。僕みたいな人間が触れてはイケナイ存在。しかしそんな手の届かない彼女だが光明が一度でも見えたらすぐに触れてしまうだろう。いや、抱きしめてみたい!そんな事を妄想してたらこんなにも素晴らしい季節は無いという気になってきたよ!

 しかし僕は夏が嫌いだ。だって暑過ぎるよ。自分に嘘をついて「涼しいなぁ」って思うようにしてるんだけど無理がある。子供の頃は外がどうなってようが外に遊びに行っていたんだけどな。大学4年生の脳は暑さにやられて運動神経が麻痺しているんだ。外にお出掛けしたいという気持ちは淘汰される。しかしそんな事は言ってられない。大学、撮影やイベントで日差しの下に足を踏み入れなければならない時もある。

 家から最寄り駅に向かう道を歩く。気温はざらに30度を超えてる。酷いときなんて35度以上だ。意識が朦朧として歩きたくない。こんな時に大人用のベビーカーがあれば良いなと考えてしまう。オープンカーの様に自由に閉じたり開けたり出来る日傘の様な機能もあり、自分の意思で歩かずとも進む。テスラのイーロンマスクさんなら簡単に作ってしまいそうだが忙しくてきっと断られるだろう。だから自分の足で歩かなければならないのだ。このエッセイを読んでいる中高生に言いたい。これが暑さの世界だ。知ってるか。

 それにしても今すぐにでもそこに寝そべりたい。ところがそこはアスファルトだ。灼熱の太陽ビームで焼かれて温度は50度超えてる。しかも日本は湿度も高い。ジメジメして蒸し暑い。蒸し餃子の気持ちが少し分かった気がする。日本列島に逃げ場はないのか。こんな状態が続けば湘南の海に橋本マナミさんが現れないぞ!それでも良いのか温暖化!と叫びたい気分だ。しかしそんな気力はない。何も考えられない。いっそ寝てしまったほうが楽になるんじゃないかと考えてしまう。良く中学生の頃はこんな蒸し器の中みたいな環境下でサッカーをやっていたなとつくづく思う。

 僕は中学生時代、サッカー部に所属をしていたんだ。毎年大嫌いな夏に大事な大会がある。「なんで夏に開催するんだ!冬にしてくれ」とお偉いさんに問いたい。多分、高校受験が冬にあるからだろう。仕方がない。大事な大会というのは中学3年生にとって、最後の大会だ。ここで負けてしまえば部活を引退することになる。そこで嬉しいことに第1試合目のスタメンに選出されたんだ。ビックリ仰天だった。僕は中学2年生で試合に出れるなんて1ミリも考えていなかった。しかしあんな痛い悲劇が起きることは知らなかった。当時の出来事は今でも時々思い出す。

 その日は死ぬほど暑かった。鮮明には覚えてはいないが僕達がスコア的に勝っていた。前半が終わり後半の途中、右ふくらはぎに違和感を覚えたのだ。まぁ大丈夫だろうと思っていたら事件が起きた。相手にボールを取られて自分達の陣地にダッシュで戻ろうとしたら右ふくらはぎをつったのだ。僕はそのまま地面の上に倒れた。痛すぎて芝生をむしり取っていたのを覚えている。まだまだ悲劇は終わらない。今度は左ふくらはぎをつったのだ。もう立てない。芝生をむしる量も2倍だ。そしてもがき苦しんでる時にやっと担架が来たんだ。僕はフィールド外に連れて行かれて応急処置をして貰い、なんとか痛みは治まった。試合には勝ったものの足をつって担架デビューするのは恥ずかしかった。

 平成最後の夏、皆んなも塩分を取って出掛けるように心掛けよう。熱中症対策にもなるし足をつらなくて済む。

◆執筆者プロフィール
ツリメ(byアバンティーズ)
YouTuberプロダクション・UUUM(ウーム)株式会社所属。埼玉県出身の現役大学生でもあり、年齢は21歳。90万人のチャンネル登録者を抱える人気グループ「アバンティーズ」の一員として活躍しているが、じつはYouTuberを続けるか就職するかで悩んでいる(というかそもそも卒業できるのかアヤシイ)。絵心はないがイラストを描くのが趣味で、メンバーからは「画伯」と呼ばれている。

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