やめたくてもやめられないことが世の中にはたくさんある。ある人はアルコール、ある人はギャンブル。依存なんていう大袈裟な言葉もあるが、日常のなかで無目的に携帯電話…
エンタメ
2024/4/27
こんにちは。片岡健太と申します。神奈川県川崎市出身。sumikaというバンドでボーカル&ギターと作詞作曲を担当しています。2022年6月に『凡者の合奏』という自身の半生を…
文芸・カルチャー
2024/4/26
子供の頃、母に叱られて家出を決意したことがある。しかし、勢いよく階段を下りていざ玄関に出ると、いつもと違うきんと張り詰めた空気に怖気付いてしまった。一旦は祖母…
文芸・カルチャー
2024/4/25
気持ちのいい夜風が、手に握りしめているマクドナルドの紙袋の独特な香りを運んでくる。 そっと深呼吸するたびに、甘えたような声でお腹が鳴る。 私がぱっと思いつく一番…
文芸・カルチャー
2024/4/19
アラサーになったころからだろうか。友人たちとのあいだでだんだんと恋バナが減り、既婚の友人とも子どもについての話をしにくくなった。子どもの話については、私の場合…
文芸・カルチャー
2024/4/16
シュクメルリとは、にんにくたっぷりで鶏肉の入ったミルクベースのジョージア料理だ。2023年夏、松屋で開催された第3回復刻メニュー総選挙で第1位となった「シュクメルリ…
文芸・カルチャー
2024/4/16
私は昔から収集癖がある。 ガチャガチャは全種類コンプリートするまで回すし、一つ集め出したら沢山集めたくなる。 そんな私がレコードにハマったわけで、その日からレコ…
文芸・カルチャー
2024/4/14
私は口が立つ子供だった。小学校の休み時間はひとりで図書室にこもりきり、棚の端から端までを黙々と読んでいた。だから、「口が立つ」というよりは「語彙が(当時の同級…
文芸・カルチャー
2024/4/9
トム・ブラウン布川です。 ここで僕の好きなものを書くことに今も恥ずかしみがあるロングヘアー長髪ロン毛なのですがふとタイトルを見て思いました。 「おもしろおかしく…
文芸・カルチャー
2024/4/9
佐久間宣行氏がブレイクしている。昨年放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)で、お笑い芸人の東野幸治はその活躍ぶりに対し、「ええ加減にしてほしい(笑)。来年、…
文芸・カルチャー
2024/4/9
ふらり迷い込むは地獄 春、綿菓子のように優しい風にふわりと背中を押され住宅街を通り抜ける。 商店街を歩いていると揚げたてのコロッケのいい匂い。 片耳にだけはめてい…
文芸・カルチャー
2024/4/6
好きな人に振り向いてほしい。思わせぶりなことをされて困っている。都合のいい関係をやめたい。倦怠期が来てしまった。恋人をもう好きではなくなったかもしれない。友だ…
暮らし
2024/4/5
さまざまなジャンルで活躍する著名人たちに、お気に入りの一冊をご紹介いただく連載「私の愛読書」。この度ご登場いただくのは、自然体が素敵な個性派俳優の小林聡美さん…
文芸・カルチャー
2024/4/5
50歳を目前に、心も体もポキっと折れた。普通はそういった状態というのは記録されにくいものですが、『元気じゃないけど、悪くない』(青山ゆみこ/ミシマ社)では、編集者…
文芸・カルチャー
2024/4/4
作家の角野栄子が「魔女」について記した1997年刊行の著者初めてのエッセイ集に改稿、描きおろしを加えた新たな一冊『魔女のまなざし』が、2024年4月3日(水)に発売され…
文芸・カルチャー
2024/4/3
イラストレーターやグラフィックデザイナーなど多彩な才能を発揮し、亡くなる2019年まで業界の第一線にて活躍し続けた和田誠氏。彼が1982年にリリースしたエッセイ『わた…
文芸・カルチャー
2024/4/2
いつも変わらぬ自然体が素敵な個性派俳優・小林聡美さん。このほど日々のちょっとした気づきを集めたエッセイ『茶柱の立つところ』(文藝春秋)を出版された。50代も後半…
文芸・カルチャー
PR2024/4/1
さまざまな分野で活躍する著名人に、お気に入りの本を紹介していただくインタビュー連載「私の愛読書」。今回お話を伺ったのは、芸人、俳優、マンガ家、イラストレーター…
文芸・カルチャー
2024/3/31
人は忘れられた時が本当の死だ、と耳にしたことがある。正直な話、何言ってんだ、と思ってる。抱きしめられなきゃ、笑っている顔が見えなきゃ、頑張っている姿を見てもら…
エンタメ
2024/3/27
絶望的なまでに不器用な人なのだと思う。そして、途轍もない努力家だとも思う。文庫化された燃え殻氏の『夢に迷ってタクシーを呼んだ』(新潮文庫)を読んで氏についてあ…
文芸・カルチャー
2024/3/23
意味もなくグラスに入った赤ワインを傾け三日月を描く夜。 珍しく一人、家の中でグラスにワインを注ぎ、大好物のブルーチーズを切り分け皿に盛り付ける。 今夜は気合が入…
文芸・カルチャー
2024/3/22
『母にはなれないかもしれない――産まない女のシスターフッド』(若林理央/旬報社)。「子どもは産まない」と決めた人生を送る著者・若林理央氏による「子どもを産む・産ま…
文芸・カルチャー
2024/3/22
「ふるさと」と聞いて、あなたは何を思い浮かべるだろうか。学生時代によく通った地元の喫茶店や本屋さん、通学路で毎日通っていた商店街、家族でよく行った公園…『シソン…
文芸・カルチャー
2024/3/22
『みなさんのおかげです 木梨憲武自伝』(木梨憲武/小学館)。とんねるず・木梨憲武、61歳にして初の自伝である。自伝とは成功者と言われる人が出版するもの。成功の裏に…
文芸・カルチャー
2024/3/20
古くから語り継がれる「呪術」には、まがまがしいイメージがある。しかし、実際は身近なもので「人の思いや行動」で「物事や運命」を変えるきっかけに。願いを込めれば、…
文芸・カルチャー
2024/3/19
『海月姫』『東京タラレバ娘』など多くのヒット作を持つ東村アキコ氏。ハイテンションでスピード感のあるギャグ要素と、どの世代にも刺さる切ない心理描写で東村アキコ氏…
文芸・カルチャー
2024/3/14
「ジャケ買い」という言葉にどれくらい親しみがありますか? 世代や、レコードや音楽が好きかによって違うでしょう。ご紹介する『デヴィッド・ストーン・マーティンの素晴…
文芸・カルチャー
2024/3/11
あの日、それに出会っていなければ私は今何をしていたのだろう。 私は平成12年生まれの 昭和レトロ大好きオタク。 なぜ平成生まれの私がこんなにもレトロ好きになったのか…
文芸・カルチャー
2024/3/10
80年代と90年代の日本における個人旅行の流行の一翼を担った紀行小説といえば、『深夜特急』(沢木耕太郎/新潮社)だ。私も20代半ばにこの本に出会い、バックパックを背負…
文芸・カルチャー
2024/3/8
ラジオやテレビで活躍するタレントの伊集院光と『ハンチバック』(文藝春秋)で芥川賞を受賞した作家の市川沙央が、3月1日から募集を開始したエッセイコンテスト「黒歴史…
文芸・カルチャー
2024/3/8
レビュー
TVアニメ第2期決定・累計3300万部『薬屋のひとりごと』。最新15巻は医療ドラマと大人の愛憎劇が見どころ!
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「大切な人を想う気持ちに国は関係ない」台湾人作家が日本の子どもたちに読み聞かせた『ママはおそらのくもみたい』〈レポート&インタビュー〉
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芸人の描くコミックエッセイはなぜこんなに面白いのか? 矢部太郎とバッドボーイズ清人が執筆後の感情を語り尽くす【インタビュー】
レビュー
20代前半の焦燥感、もがき続けたあの時間が詰まった青春小説。上手くいかない日々が綴られる『22歳の扉』
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レビュー
異能力×学園ファンタジー漫画『群青のストレンジャー』。見た目は人間…中身は狼、天使、人ならざる“亜人”の正体とは
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