アルミニウムでできた1円玉の製造コストは?/地球の雑学クイズ

暮らし

公開日:2021/4/28

【答え】約2円

【ポイント】
現在アルミニウムは、その鉱石であるボーキサイトから酸化アルミニウムを抽出し、電気分解することで得られる。そのため、アルミニウムをつくるには大量の電気が必要で、たとえばアルミ缶1個分をつくるのに消費する電力は300ワット。これは20ワットの蛍光灯を約15時間点灯させるエネルギーに相当する。また、重さ1グラムの1円硬貨は、アルミニウム100パーセントでつくられている。そのため、1円硬貨の製造コストは原料費込みの原価で約2円と、1円よりも高くつくことになってしまうという。

雑学総研

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【著者】雑学総研(ざつがくそうけん)/珍談奇談の類から、学術的に検証された知識まで、種々雑多な話題をわかりやすい形で世に発表する集団。江戸時代に編まれた『耳袋』のごとく、はたまた松浦静山の『甲子夜話』のごとく、あらゆるジャンルを網羅すべく、日々情報収集に取り組んでいる。著書に『誰も書かなかった 日本史「その後」の謎』『誰も書かなかった 世界史「その後」の謎』『雑学大王 日本史編』(以上、中経の文庫)がある。