「土壇場」がもともと意味していたものは?/大人の最強雑学クイズ

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公開日:2021/6/4

【答え】処刑場

【解説】
ギリギリの状態を「土壇場」というが、じつは、もともとは「処刑場」を意味していた。江戸時代、罪人を打ち首にする際に盛り土をした場所を「土壇」といい、これがある処刑場を「土壇場」といった。つまり、ここまで連れていかれたらもう逃げられないということから、「ものごとの最終場面」という意味合いで使われるようになった言葉なのである。

雑学総研

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【著者】雑学総研(ざつがくそうけん)/珍談奇談の類から、学術的に検証された知識まで、種々雑多な話題をわかりやすい形で世に発表する集団。江戸時代に編まれた『耳袋』のごとく、はたまた松浦静山の『甲子夜話』のごとく、あらゆるジャンルを網羅すべく日々情報収集に取り組む傍ら、テレビ番組とのコラボレーションも行なった。著書は、6万部を超えるロングセラーとなっている『大人の博識雑学1000』や、『人類なら知っておきたい 地球の雑学』(以上、KADOKAWA)ほか多数。