1888(明治21)年の人口統計で人口トップだった県は?/大人の最強雑学クイズ

暮らし

公開日:2021/6/23

【答え】新潟県

【解説】
「人口が最も多い都道府県は?」と聞かれれば、誰もが「東京都」と答えるだろう。しかし歴史をさかのぼれば、東京都がナンバーワンではない時代もあった。1872(明治5)年に行われた第1回の人口統計で、全国1位の人口を誇ったのは広島県である。1888(明治21)年の調査では、新潟県が1位となっているが、その理由としては、稲作が盛んで農業従事者が多かったこと、日本海側に大阪と北海道を結ぶ航路が通っていたことなどが挙げられる。なお、東京が初めて1位となったのは1897(明治30)年のことである。

雑学総研

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【著者】雑学総研(ざつがくそうけん)/珍談奇談の類から、学術的に検証された知識まで、種々雑多な話題をわかりやすい形で世に発表する集団。江戸時代に編まれた『耳袋』のごとく、はたまた松浦静山の『甲子夜話』のごとく、あらゆるジャンルを網羅すべく日々情報収集に取り組む傍ら、テレビ番組とのコラボレーションも行なった。著書は、6万部を超えるロングセラーとなっている『大人の博識雑学1000』や、『人類なら知っておきたい 地球の雑学』(以上、KADOKAWA)ほか多数。