最初にチョコレートを食べた日本人は?/日本の食べものクイズ<雑学大王 日本史編>

暮らし

公開日:2021/7/16

【答え】大久保利通

【解説】
「貯古齢糖」「猪口令糖」「千代古齢糖」「知古辣」など、これらはみなチョコレートの当て字だ。チョコレートを日本で最初に食べた人たちは、ヨーロッパ使節団として出かけた岩倉具視(いわくらともみ)、大久保利通(おおくぼとしみち)、津田梅子(つだうめこ)といった人々だった。長い鎖国から、近代国家を目ざしていた指導者たちは、積極的に欧米の文化を吸収しようとしていたから、使節団としてヨーロッパに行けば、「どんな味か」と試食するのは当然だろう。ちなみに、日本でチョコレートが発売されたのは明治8年(1875)のこと。東京の両国でだった。しかし、「牛の血が入っている」などという噂がとんだりして、あまり売れなかったようだ。

雑学総研

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