可愛すぎて悶絶すること間違いなし! 妹キャラが登場するおすすめアニメ4選

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更新日:2021/11/30

「あんちゃ~ん」と泣きついてくる“守ってあげたい系”の妹!『僕は友達が少ない』

僕は友達が少ない

『僕は友達が少ない』は、友達を作ろうと奮闘する、“ちょっと残念な少年少女たち”の部活動を描いたラブコメ作品。日本人とイギリス人の親をもち、生まれつき目つきが悪いことから、友達ができない男子高校生・羽瀬川小鷹(はせがわこだか)は、同じく友達がいない三日月夜空(みかづきよぞら)との出会いをきっかけに、友達作りを目的とする“隣人部”で活動することになる。

 隣人部には、次から次へと、ちょっと変な美少女たちが集結する。みんなで海に行ったり、演劇をやったりと、ドタバタ騒がしい日常を送っていく物語だ。この隣人部には、小鷹の妹、羽瀬川小鳩(はせがわこばと)も入部している。

 小鳩は、一応中学2年生なのだが、見た目的にも性格的にも、まだ小学生かのように幼い。金髪碧眼が特徴で、小柄な美少女。お気に入りの人形を常に抱えており、好きなアニメのキャラクターをまねして、いつもゴスロリっぽい衣装に身を包んでいる。自分のことを“吸血鬼”と呼称したり、大げさなポーズを決めたりと、重度の中二病だ。

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 そんな彼女だが、いつもはカッコつけていても困ったことがあると、以前住んでいた熊本の方言がすぐ飛び出すところも萌え要素の一つ。そして割とすぐに「あんちゃ~ん」と言って小鷹に泣きついてくる重度のブラコンであり、見ているとかなり保護欲が掻き立てられるキャラクターだ。本能的に兄として守りたい、面倒みたいと思ってしまう、魅力的な妹キャラと言える。

 本作には、もう一人、高山マリアという他人ながらも“妹”なキャラが登場する。学力が異常に高く、10歳でありながら飛び級で、聖クロニカ学園のシスターとして勤務しているという、とんでもない設定の少女だ。隣人部の顧問も務めており学力的には優秀だが、精神年齢は10歳そのもの。喧嘩の最中は、まるで小学生が口にするような、下品な言葉を連呼する。

 彼女は小鷹のことが大好きで、「お兄ちゃん」と呼んでいる。だが、実の妹である小鳩はそのことが気に入らないらしく、マリアと小鳩は犬猿の仲である。小鳩とマリアがお兄ちゃんの小鷹を取り合うシーンは、妹キャラ好きなら悶絶間違いなしと言っていいだろう。

まさかの幼女が小姑に!?『未確認で進行形』

未確認で進行形

『未確認で進行形』は、許婚との同居生活を描いた、日常系ラブコメ作品。家事のスキルが高い以外には、ごく普通の女の子・夜ノ森小紅(よのもりこべに)のもとに、突如、自分は許婚だと主張する少年・三峰白夜(みつみねはくや)と、その妹の三峰真白(みつみねましろ)の2人が現れ、彼らとの奇妙な共同生活がスタートする。

 本作の妹キャラとして抜群の存在感を放つのが、白夜の妹・真白。見た目は小学校低学年くらいで明らかに幼い少女なのだが、立場的には小紅の小姑にあたる存在だ。小姑として兄の将来の妻である小紅に小言を言い始めるが、迫力は全くなく、“幼女なのに小姑”というアンバランス感がなんともおかしく笑えてしまう。

 見た目的に面白いのは、制服のサイズが合っておらず、袖が余りまくっているところ。常に“萌え袖”状態になっており、愛らしさが全面に出ている。精神的にはまだ幼く、なんでも信じやすいというところもある。さらに兄とは対照的でリアクションが激しく、UFOやオカルトの話を聞くと小動物のように怖がるのもピュアでほほえましい。

 また、本作は作画全体が滑らかで、キャラクターのふんわりとした質感が特徴的。その滑らかさが際立ったのが、第3話の真白が踊る場面だ。ファンの間では“ましろダンス”という名で知られており、真白がテレビアニメを見ながら踊るのだが、これが評判だ。

 真顔で真剣に「ふふふん、ふふふん」と鼻歌交じりに、腕を上下に動かすダンスをする真白。妹キャラが好きな人なら、その姿を見ているだけで、ニコニコが止まらなくなるはずだ。滑らかで柔らかなアニメーションもあいまって、小動物のように動く真白の頭を、よしよしと思わず撫でたくなるだろう。

 ということで、魅力的な妹キャラが登場するアニメを紹介してきた。“推しの妹”は見つけられただろうか? 兄を慕ってくれたり、頼ってくれたり、ときにはけなしたり、常に近くで家族としていろんな表情を見せてくれる妹キャラ。ここで取り上げたキャラ以外にも、二次元の世界には、たくさんの妹キャラがいる。いろいろな作品に目を通して、ぜひ“俺の妹!”と呼べるようなキャラクターを探してみてほしい。

文=木島祥尭

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