【悪質な愉快犯】弓矢を構えた恋のキューピッドが狙うのは? 仕事そっちのけ、自らの快楽に溺れた天使の狙いとは【著者インタビュー】
公開日:2026/3/9
「私は恋のキューピッド♪ 今日もお仕事頑張っちゃいます♪」恋するふたりの恋愛成就を手助けする天使が登場。弓矢を構えて狙いを定め……矢を放つ。しかしその先には大勢の人間たちが。この悪戯好きキューピッドの目的とはいったい?
今回は「キューピッド」を軸にした4コマ漫画を集めました。漫画家・イラストレーターとして活躍する雪のヤドカリ(@yukinohotel)さんが送る「癖になる文学的なオチ」を楽しんでみてください。


「私は恋のキューピッド♪ 今日もお仕事頑張っちゃいます♪」恋のキューピッドといえば、恋するふたりの恋愛成就の手助けをする役割で知られます。そんな現代社会に舞い降りた天使が、何やら人ごみを発見したようです。「やや! 人がたくさんいる場所を発見!」このあたりで、読者はすでに不安を感じているのではないでしょうか。恋の「こ」の字も出てこない間に、キューピッドは弓矢を構えてしまうのです。4コマ目のオチは……もうひどくて直視できませんでした。
雪のヤドカリさんは、やたらと男女をくっつけようとする恋のキューピッド気取りのお節介焼きをどう思いますか?
雪のヤドカリさん(以下、雪のヤドカリ):ミーハーそうでいて意外と侮れないな~という印象を持っています。
前の会社の同期にも、キューピッドタイプの子がいて、とにかく会社中の人をくっつけて回っていました。(私はバツ8なのでお節介を焼いてもらえませんでしたが・・・トホホ)
最初の方は士気が上がって良かったんですが、だんだんと痴情の縺れから社内の空気も悪くなり、業績も落ちていきました。
どういうわけか、その子は会社の状況が悪化するほどに、嬉しそうに見えました。
いよいよ倒産が決定的になり、最後にその子と話す機会があったので、精力的にキューピッドをしていた訳を聞いてみたんです。
「お母さんがここの社長に捨てられたから」
とだけ、言っていました。
質問の回答としては変ですよね。
でも、倒産が決まってからずっとニコニコしていた姿を思うと、彼女の目的はカップルの成立なんかではなかったのでしょうね。
