我が家のかわいい毛玉取り器!? 愛らしくも謎多きインコの習性【書評】
公開日:2026/8/9

動物の習性にはいろいろとあるが、なんでもくちばしでついばんでしまうのはインコの習性のひとつ。中には「それまでむしる!?」というものまであって……。人気のペットではあるものの、まだまだ犬や猫と比べると遭遇する可能性が低いインコ。そんなインコの毎日が描かれているのが『うちのインコたちは今日もおしゃべり』(PitchPotch(ぴちぽち)/スターツ出版)だ。
ぴちぽちさんが飼っているボタンインコのポッチは、飼い主の肩に来るとやることがある。それは、服についている毛玉をむしり取ること。ついつい気になってしまうのか、それとも飼い主の洋服をきれいにしようと奮闘してくれているのか……? 理由はわからないものの、毛玉をむしってくれるポッチの姿を見て、ぴちぽちさんは毛玉取り器を連想する。1日に取れる毛玉の量は4〜5粒とのことなので、全部きれいになるまでには途方もない時間がかかりそうだが、こんなにかわいい毛玉取り器だったら買ってもいいかもしれない。
ケージの中にいて口寂しい時は、ぶら下がっているコルクのおもちゃを一口サイズにちぎり、水に浸して噛む。どちらも吐き出すので、食べるのが目的ではない様子。おもちゃをガムの代わりにしてしまうポッチもまた愛おしい。
気になるけれど、なかなか遭遇できないペット、インコ。本書には、飼ったことがない人は今まで知らなかったであろうインコの習性がたくさん記されている。読めば読むほどインコに出会ってみたくなる、肩に載せてみたくなること必至だ。
文=原智香
