コロナウイルスを収束させるために「手放した方がいい3つの視点」

健康・美容

2020/4/24

 女性特有のからだの不調やトラブルで悩んでいませんか。「お医者さんに行くほどではない…」「デリケートなことなので人には聞きにくい…」そんな体の悩みを、All Aboutガイドであり、ポートサイド女性総合クリニック・ビバリータ院長の清水なほみ先生に聞きました。自分のからだと向き合い、健やかに過ごす手助けとなってくれることでしょう。

 都内を中心とした「感染者数」の急増によって、緊急事態宣言が発令されて2週間が過ぎました。緊急事態宣言の効果が得られているとしたら、それが感染者数に表れてくるのはこれからです。しかし、現時点ですでに医療現場は患者を受け入れ切れなくなっており、おそらく一般の方たちが思っているのとは程遠いレベルの「医療崩壊」がすでに起きています。

 医療従事者以外の方たちと話してみると、一般の方の認識がいかに「甘い」かがよくわかります。先日も、クリニックに大きなキャリーバッグをもって受診した方が2人もいらっしゃいました。「東京は危険だからこれから帰省するんです」とのこと。政府も、都心部からの帰省は控えるように再三言っているはずですが、そんなことはお構いなく「自分のことだけ」を考えて行動してしまうケースが目につくように感じます。

 現在のコロナの状況を少しでも改善するために、私たち一人ひとりができることはたくさんあります。その中でも、特に強調しておきたい「手放した方がいい3つの視点」をご紹介します。

 1つ目は、上記のような「自分さえよければいい」という考え方です。「自分は免疫力を上げているからコロナにかかっても平気なのさ」と主張するのも同様の考え方です。自分は重症化しなくても、自分から隣にいる基礎疾患をもった人や高齢者に感染すれば、その人たちは重症化するかもしれないわけです。自分が「ウイルスの運び手」になる可能性を考えず、自分のことだけを考えて身勝手な行動をすることが、「全体」の状況を悪くします。

 2つ目は、「自分だけは大丈夫」という過信です。現在の状況では、もうどこにウイルスが潜んでいるかわかりません。自分が住んでいるマンションのエレベーターのボタンに、コロナウイルスが付着しているかもしれないのです。そして、若くて体力があるから重症化しないという保証もありません。さらに、前述のように、自分は重症化しなくても、その後に続く重症化の波を作ってしまうかもしれないのです。

 3つ目は、「外出の自粛が経済を冷え込ませる」という思い込みです。確かに、アミューズメントパークやホテル業界など、業種によっては、人々が外出を控えることによって経済的に回らなくなる業種もあるでしょう。だからと言って、「自粛するなんてナンセンス!」と身勝手な行動をとることは、断腸の思いで営業をお休みしている多くの業種の方々の思いを踏みにじる行為になってしまうのです。制限がある時ほど、アイデアで勝負する時です。お店を閉めたレストランのデリバリー商品をネットで購入すれば、家から一歩も出ずに経済を回していることになります。

 コロナが一番シビアに攻撃してくるのは、自分のことしか考えず、全体を見ようとしないという思考パターンです。そして、そのような考え方に対して「連帯責任」を求めてきます。あなたの行動が自分の大切な人を守ることにつながるとしたら、あなたは、今日から、コロナとどう向き合いますか?