平均38歳でも約4カ月で妊娠! カリスマ治療院の奇跡的な妊活メソッドの秘密は、整体、漢方薬…そしてもう一つは?

出産・子育て

2019/2/7

体外受精を繰り返しても授からない人が、わずか4カ月で妊娠?

「赤ちゃんが欲しいのに、なかなか授からない」と悩んでいるカップルは、10組に1組とも5組に1組とも言われている。しかも年々増加している。

 人工授精や体外受精といった不妊治療を受ければ妊娠するのではないかと思いがちだが、現実にはそうではない。平成25年度の調査によると、不妊治療クリニックで38歳女性が出産にいたった割合は、わずか11.6%。妊娠しても3割近くが流産する。

 その一方で、整体と漢方薬と生活指導によって、高い妊娠率を誇る治療院があるという。
 漢方整体サロン「りんどう」。通って妊娠した女性のうち、38歳女性の出産率は36.8%、流産率は8%。しかも「りんどう」に通い始めて平均4.3カ月で妊娠するというから驚きだ。


妊娠しづらい最大の原因は「骨盤のゆがみ」
でも、もっと大事なことは?

「どこへ行っても授からない」という人も数多く訪れるにも拘わらず、女性たちが次々妊娠するのはなぜだろうか。

「りんどう」代表の花森淑子さん(鍼灸師・柔道整復師・漢方アドバイザー)は今まで3万人以上の女性の体を診てきた治療家。そこには、ほかの不妊治療施設にはないオリジナルメソッドがあるのだ。それは「体だけでなく、心もいっしょに整えていく」という考え方だ。

「もちろん体を整えることはとても重要です。でもそれは、薬を使ってホルモンを補充するということではありません」と花森さんは言う。
 花森さんが考える妊娠しづらくなる最大の原因は、骨盤のゆがみである。

「骨盤のゆがみは子宮や卵巣をねじれさせますし、下半身の血流を悪くします。整体と日々のトレーニングで骨盤を整えることが第一歩です」
 さらに、体を内側から整えるためにオリジナルの漢方薬を処方し、食生活の指導もする。体を内側と外側、両方から整えていくのだ。

 しかし、「りんどう」がほかの病院や治療院と大きく違う点がある。それはメンタル面でのサポートを重視していることだ。といっても、心理カウンセリングや単なる悩み相談とは少し違う。いわば「思考のレッスン」である。

妊娠の最大の敵、ストレスを増幅させないことがカギ

 花森さん流の「思考のレッスン」とは、ごく簡単であり、よく聞くとむずかしいようにも思える。ひと言でいえば、すべての物事に対してプラスの言葉を口に出すということだ。

「たとえば誰かにイヤなことを言われて、怒りがわきます。これは感情です。私たちは感情をコントロールすることはできません。
次のステップとして、思考が始まります。『なんでこの人はこんなにひどいことを言うのか』『性格が悪い』『私が傷ついていることを伝えたほうがいい』と思考は発展して、相手に怒りをぶつけたり、1人で涙を流したりなどの『行動』に出ます。
でもそうなると、ストレスはどんどん増幅し、マイナスのスパイラルに陥ってしまうのです」と花森さんは言う。

 マイナスのスパイラルに陥ると、自律神経は「心身の危機」と判断する。体は自然に戦闘モードに入り、内臓の機能は下がり、血流は滞り、体が冷えてしまう。
「まさに妊娠しにくい状態ですよね。どんなに整体や漢方薬で体をととのえても、心がマイナスになってしまうと意味がないのです」

思っていなくても口に出せば結果が出る! そんな魔法の言葉は?

 では、どうするのか。
「言葉の力を使うのです」と花森さんは言う。

「腹が立つような言葉を言われたとしても、『ありがとう。わたしのために言いにくいことを言ってくれて』と答えます。排卵日なのに夫から『飲み会だから今日は無理』と言われたら『そうなんだ。大丈夫だよ。じゃあ次回がんばろうね』と笑顔で返事しましょう」

 そんな天使のような人間になれない!……と思った人も多いだろう。しかし、花森さんは「天使にならなくていい。口先だけでいい」と言い切るのだ。

「心の中で、バカヤローと思っていてもいいんです。感情も思考も変えなくていい。言葉だけ変えましょう。ウソの言葉でも、言葉にはプラスの力があります。その言葉を耳にした自分が、気持ちをプラスにすることができます。自律神経が整い、血流がよくなり、免疫力も高まってきます。そして、その言葉を聞いた人、たとえば夫や姑や友人の気持ちがプラスになります。それが人間関係をいい方向に変えるのです」

耳元で愛をささやくことで、妊娠率は急上昇する

 言葉の力で一番変えたいのは、夫婦の関係だと花森さんは強調する。
「日本は夫婦のいとなみの回数が世界で一番少ない国です。とくに妊活中は『排卵日に義務感だけでしている』『夫婦関係がぎくしゃくしてしまい、人工授精で授かりたい』という夫婦は少なくありません。でも、赤ちゃんは充実した夫婦のいとなみの先に授かるものです」

 花森さんは、女性に必ずこんな課題を出す。
「排卵日でないときに、自分から夫を誘いましょう」と。

「たいていの夫は驚きますよ(笑)。『え? 今日排卵日だっけ?』って。そしたらこう言うのです。『違うよ。でも私きょう一日ずっと、あなたに会いたいな、あなたとしたいな、って思っていたの』って。もちろん『いきなり言われても』と引いてしまう男性もいますが、妻に誘われてうれしくない人はいません」

 そして夫婦のいとなみのさなかにも、プラスの言葉をたくさん口にしてほしいと花森さんは伝えている。
「耳元で、『愛してる』『好きよ』『すてき』『気持ちいい』『もっとして』……そんな言葉をどんどん口にしてください。夫の体の中でプラスの感情が満たされ、精子の状態はどんどんよくなります」

「そんなの絶対にムリです」と言う女性もいるそうだが、花森さんは「目をつぶって、好きな芸能人を思い浮かべてもいい!」と言うそうだ。

「確かに最初はウソかもしれません。でも、それが言い続けると自分の心がどう変わっていくのか、夫婦の関係がどう変わるのか、ぜひ体験していただきたいのです。人間はとても単純で、いとおしいもの。愛を語る妻の言葉を喜ばない夫はいません。そしてそんな夫の喜びを感じて、妻も夫をかわいく思うものです。夫婦関係の再構築になります」

 そんな花森さんの著書『きれいにやせて、授かる りんどう式妊活メソッド』(主婦の友社)が出版された。発売前から口コミで話題となり、発売後たちまち重版に。

 ここで紹介した「思考のレッスン」のほかに、自分でできる骨盤調整法や、漢方的に体を整えるメソッドなども紹介されている。なかなか妊娠しないと悩むカップル必読の一冊といえそうだ。

文=神素子