子どものころ夢中で読んだ『ルルとララ』の作者と、大人になってお酒を飲む夜。一夜限りの「スナック ルルとララ」に潜入【レポート】
PR 公開日:2026/8/7

子どものころに読んだ大好きなあの作品。大人になった今、その作者とグラスを交わし語り合う――。そんな夢のようなイベントが開かれました。
刊行20周年を迎え、累計230万部を超える児童書「ルルとララ」シリーズ。森の小さなお菓子屋さんを営むルルとララが、訪れる動物たちの悩みに寄り添いながら、とっておきのお菓子を作る物語です。お菓子づくりへの憧れをかき立てるレシピとともに、多くの子どもたちを魅了してきました。

物語に夢中になったシリーズ初期の読者たちは、今“おとな”に。勉強や仕事に励み、それぞれの人生を歩みながらも、ルルとララの思い出を大切に胸にしまっています。
そんな“おとな”になった読者たちを迎えたのは、シリーズの生みの親であるあんびるやすこさん。参加資格を20歳以上に限定し、一夜限りの“スナックのママ”となったあんびるさんが、お酒やおつまみを囲みながら読者と交流するという、なんとも特別なイベント。
作者とともにグラスを傾けるなんて、小学生だった当時には想像もできない経験ですね。いったい、どんな一夜になるのか──「スナック ルルとララ」に潜入してきました。
あたらしくスナックが開店しました。ママはなんと、あんびるやすこさんです。

会場となったのは、東京・神保町の「ブックハウスカフェ」。ここは、1万冊を超える絵本や児童書をそろえる専門書店兼カフェです。昼は親子連れでにぎわう絵本カフェですが、夜になると、本に囲まれながらお酒を楽しめる空間へと姿を変えます。
18時すぎ、本に囲まれた空間に“かつての読者たち”が続々と集まりはじめました。

会場には、これから始まる特別な時間への期待と、憧れのあんびるさんに会える緊張感が入り混じったような空気が漂います。

「出会いを祝して、かんぱーい!」
あんびるママの乾杯の声で、いよいよ「スナック ルルとララ」が開店です。
グラスに注がれているのは、まるでルルとララの物語から飛び出してきたかのような見た目をした、かわいらしいドリンク。この日のために考案された特製のカクテルとモクテルです。

子どものころに本の中のお菓子に胸を躍らせた読者たちが、今度は大人になってグラスを交わす――そんな特別な光景が広がりました。

さらにテーブルには、ルルとララが描かれたランチョンマットやコースターも! 細部まで作品の世界観がちりばめられており、参加者たちからは思わず歓声が上がっていました。
あんびるママお手製の絶品おつまみで、おもてなし!

運ばれてきたのは、なんとあんびるママお手製のおつまみ! 特製肉じゃが、白アスパラ入り卵豆腐 手づくりマヨネーズ添え、マスカルポーネと黒豆の最中プレート。いつもの「ルルとララ」の甘いお菓子の世界ではなく、あえて、すこし大人びたお品書きです。参加者はまるで宝石でも見るかのように目を輝かせ、その絶品の味わいは、思わずため息が出てしまうほど。
乾杯のあとは、いよいよ“あんびるママ”による各テーブルでの交流タイムがスタートです!

開店前の取材であんびるさんは、「こういう服装も、もちろん普段からしているわけではなくて(笑)、今日はママになるので特別に着ているんです」と茶目っ気たっぷりに話していました。
さらに、「ママになるなんて滅多にない経験ですし、楽しんでいただきたいし、私自身も楽しみたいと思っています。こうした試みは初めてで前例もあまり聞いたことがないので、大人になった読者の皆さんにとってどんな時間になるのか、反応が楽しみです」と期待を寄せます。
その言葉どおり、あんびるさんは自ら各テーブルを回りながら参加者たちと交流。好きだったシリーズの話や子どものころの思い出、現在の暮らしのことまで、話題は尽きません。そしてなにより、日々の悩みや不安を相談する参加者も多く、あんびるさんが悩みに寄り添い励ます姿は、本当にスナックさながら。
サイン会や講演会とはひと味違う距離で語り合えるのも、このイベントならでは。参加者たちはグラスを片手に、憧れの作家との特別な時間を楽しんでいました。

小学生だったかつての読者たちが、作者と乾杯する――そんな夢のようなイベントは、どのようにして生まれたのでしょうか。あんびるさんに話を聞きました。
