「MEC食」を試してダイエットに成功した人が続出!【MEC食3品作ってみた】

食・料理

更新日:2016/4/6


『肉食やせ!』(渡辺信幸監修/主婦の友社)

 2月に入ってまだまだ寒い日が続いていますが、あと2ヶ月もすると春になって暖かくなってきますね。と同時に冬太りによる体のたるみが、薄着になることで世間の目にさらされるはめに…。手遅れになる前にこの時期からダイエットに取り組んでいきたいものですが、どうにか食事だけで痩せる方法はないものか。少し前からダイエッターの間では「糖質オフダイエット」なるものも流行っていますが、やっぱり美味しいものは糖質の塊。食べたいものを食べながらのダイエットは不可能か…と肩を落としているダイエッターの皆さん! そんなことありません! Meat(肉)・Egg(卵)・Cheese(チーズ)であれば、お腹いっぱい食べても痩せられるという「MEC食」を試してダイエットに成功した人が続出しているそうです。

 そんなMEC食をまとめたレシピ本『肉食やせ!』(渡辺信幸監修/主婦の友社)が発売されました。この本を監修し、MEC食を提唱している渡辺先生によると、MEC食では、肉200g、卵3個、チーズ120gを1日の目安量にしていて、これで1日に必要な栄養素はほぼ摂取できる上、食べたい人はもっと食べても良いのだとか。ただし、一口30回噛むことが条件。とは言え、今までのダイエット食からは敵とされてきていたようなこの3つをたくさん食べられるなら、ダイエットも喜んで続けられそうですよね。ちなみに、MECは糖質がほぼゼロなんだとか。だからたくさん食べても大丈夫なんですね。そこで今回はこのレシピ本の中から、MECを使った3品を実際に作ってみました。

1、もやしと豚肉の簡単炒め(P.38)

 ライパンにしょうがを入れて、香りが立ったら豚肉を加えて炒めます。そこにもやし、しょうゆ、鶏ガラスープの素、塩こしょうを加えて炒めます。風味づけにごま油を回し入れて大きく混ぜたら火を止めます。最後に万能ねぎを散らせば完成です。

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 これがダイエット中に食べても良い料理?と思うほど、ガッツリした一品です。最後に回し入れたごま油の香りが食欲をそそり、いくらでも食べられそう。もやしのシャキシャキっとした食感も美味しい!ちなみに、豚肉には「疲労回復ビタミン」と言われるビタミンB1が食品中でダントツに含まれていて、特に立ち仕事など体力を使う仕事の人にはお勧めなお肉だそうです。

2、トマトとツナの卵炒め(P.51)

 ボウルに卵を割りほぐし、塩こしょう、ツナを加えて混ぜます。油を熱したフライパンでトマトを炒め、油がなじんだらボウルで混ぜた卵液を流し入れ、卵が半熟になるまで火を通します。そこにねぎを加え、最後に鍋肌からオイスターソースを入れて炒めれば完成です。

 ビタミンC以外の栄養素がほとんどバランス良く含まれており、「完全栄養食品」と呼ばれている卵を使ったレシピです。トマトの酸味とツナのコクが卵とからんだところに、オイスターソースが入ることでしっかりした味付けに。ツナが入ることでボリュームもアップして、この一皿でかなり満腹になりました。ちなみに、おやつや小腹がすいた時にはゆで卵を食べるのがオススメだそうです。

3、ミックスチーズのとろとろ卵ココット(P.63)

 バターを薄く塗った耐熱皿に、手で裂いたモッツァレラチーズ、ピザ用チーズを交互に入れます。そこに、卵、生クリーム、塩こしょうを混ぜた液を流し入れ、オーブントースターで15分ほど焼けば完成です。

 低糖質食品で栄養豊富なチーズを使ったレシピです。もしMEC食を知らなければ、ダイエット中は絶対食べなさそうなレシピですが、MEC食ではこのレシピのように、思う存分チーズを味わえます。チーズ好きには堪らないコラボレーションで、お酒のおつまみやおやつにもぴったりです。

 

罪悪感なんて気にせず、胸をはってMECを食べよう!
 自分自身の今までのダイエット食を考えた時に、この肉・卵・チーズというのは、大好きだけど太るからできるだけ摂取を控えようとしてきた食材でした。だから、このMEC食はダイエッターにとっては本当に夢のような食事法で、これなら頑張れそうと思った人も多いはず。明日からは胸をはってMECを食べてダイエットしていきましょう!

文=JUNKO