「私なんて…」が口癖の人、相手からもっと愛がほしい人は危険! すべては自己認識の低さが原因!その対処法は?【後編】

暮らし

2016/5/14

 前編に続いて後編でも、書籍『宇宙は逆さまにできている』の著者、大木ゆきのさんに「私はありのままで完全である」と信じ、すべてを宇宙にお任せする」ための方法を、座談会形式で教わっていく。

「私なんて愛されない」という自己否定パターンの対処法

三上さん:私の友人に、いつも「みんなに嫌われているのでは」と気にしている人がいるんです。たとえば自分が提案したことを流されただけで、「あの人は私に冷たい気がする、嫌われているんだ」と落ち込んでしまう。友人としてどうアドバイスすればいいのか、いつも迷ってしまいます。

大木さん:本当のことはわからないから、彼女の悩みを他人が解決してあげることはできないと思うの。でも「私はあなたのことが大好きだし、いい人だと思ってるよ」って言い続けることはできる。ただ話を聞いて「大変だね」って言ってあげるだけで、彼女は「私のことを受け入れてくれる人がいる」って安心できると思うから。

三上さん:この「嫌われているのでは」という気持ちって、どこから来るんでしょう?

大木さん:自己認識の問題なんです。「こんな私なんて愛してもらえるわけがない」と思っているから、人の反応がいちいち気になってしまうんですよね。さきほど(前編で)お話ししたように「私はありのままで完全だ」と心から思えていれば、嫌われても気にならない。だから彼女にしてほしいのは、根っこにある「私はダメな人間なんだ」って思うことをやめること。そのためには、やっぱり本気で「世の中には冷たい人もいるけど、私は一生懸命に生きているし、このままで完全なんだ」と思うことが大切です。自分が、自分の一番の親友になってあげて、自分のことを受け入れるの。これを続けていけば気にならなくなっていくし、自己認識が外に反映されていくので、宇宙にお任せしておくだけで周囲に優しい人が増えてくるんですよ。

twitterから届いた質問にも、共通する原因のものはありますか?

大木さん:自己認識が低くて悩んでいる方はとても多いようですね。たとえば、この質問はとくに該当します。

大木さん:「気持ちが大きくなる」っていうことは、相手からもっと愛がほしい状態。この方は「自分の中にある寂しさという穴」を相手に埋めてほしいと思っている可能性があります。たとえば自信のなさなどが原因で、「私なんて愛してもらえない」と思っている穴、つまり自己認識の低さを相手に解決してもらおうと思っているのかも。でも、他人にはその穴を埋めることができないから、いつまでも同じパターンを繰り返してしまうんです。これを解決するには、まずご自身が「私は一体どんな穴を抱えていて、埋めてほしいと思っているか」に気づくことですね。そのためには遠回りに思えるかもしれないけれど、寂しくて愛されたい気持ちを持っている自分を受け入れてあげましょう。そのほうが長続きする恋愛に発展すると思います。

嫌いな人はあなたの自由度を広げる神様! 内側の感情を深堀りする方法

斉藤さん:私は嫌いな人に遭遇したり、嫌なことがあったりすると、ずっとそのことばかり考えてしまうんです。気にしないようにしたくても、意識がそちらにいってしまう。

大木さん:どういう人が嫌いなんですか?

斉藤さん:お店で偉そうな態度を取っている人や、電車でお年寄りに席を譲れない人を見るとイラッとします。

大木さん:そのイラッとする気持ちは、どこから来ていると思います? どんな思いがその気持ちを誘発しているのかしら?

斉藤さん:なんだろう……「私だったら席を譲るのにな」とか「あんな態度は取らないのに」って気持ちからですかね……?

大木さん:もしあなたが、そういうときに席を譲らなかったり、偉そうな態度を取ったりすると、どういう困った現象が起きる?

斉藤さん:それが自分の身に返ってくると思います。嫌な人だなって嫌われたり、付き合いたくないって思われたり……。

大木さん:ということは、あなたのなかで「そういうことをしたら人から受け入れてもらえない」って気持ちがあって、そういう行為を禁止している自分がいるということよね? でも考えてみて。長い人生、どうしても偉そうにしたかったり、徹夜明けでふらふらに疲れていて、座りたいと思うこともあると思う。いつもその態度はよくないと思うけど「ごめんなさい、今日だけはそうさせて」って日も、きっとありますよね。

斉藤さん:確かに、そういう日はあるとは思います……。

大木さん:嫌な人っていうのは、自分の中にある受け入れていない部分を見せてくれる人であることが多いんです。そういう人を責めるのをやめて、「そういう自分も、心のどこかにいるな」って認めてみると、嫌いな人が気にならなくなる。嫌いな人のことを「自分の自由度を広げてくれる神様みたいなもの」と考えて、そして「私もたまにはそういう態度を取ってもいいんだよ」と許してあげて。そうすればその人はあなたの中にある受け入れていない部分を映し出す必要がなくなるので、目の前から消えるか、態度が変わったりすることも少なくありません。

佐藤さん:私はそれが人に対してではなく、普段のニュースを観ていて思うことがあります。災害や事件のニュースを観たあと、そのことが頭のなかでぐるぐる回って、離れないんです。

大木さん:そういうニュースを観て、どういう気持ちになるの?

佐藤さん:そうですね……。「自分の身に起こったらどうしよう」というよりは、「実際にそんな目に遭っている人たちは、どんな気持ちでいるんだろう」と考えると、すごく怖くなってきます。

大木さん:そういう「恐れ」の感情にとらわれているときって、早くそれを考えることをやめたい、って思いますよね。でも「怖いことを考えちゃいけない」「怖いと思うことはよくない」と思えば思うほど、その感情は絡みついてきてしまう。でもね、恐れる気持ちも自分のなかにあっていいんだと受け入れてしまうと、逆にとらわれなくなるもの。だからおすすめなのは、逆に「今から5分間、あなたが思う怖いことについて徹底的に考える!」ということ。はい、やってみて(笑)。

佐藤さん:え、今ですか? うーん……(少し考えて)難しいですね。

大木さん:そう、できないでしょ?(笑) 特定のことについて5分間考え続けることって、とても難しいの。「恐れ」から逃げたいなら、自分のほうからその感情に飛び込んで考え続けると、だいたい5分と続かないから「まぁいいか」と思えるようになる。あと、そうして考え続ける状態が、意外に心地よいと感じる人もいます。いつも無理して「早く明るい私に戻らなきゃ」って思っていたから苦しかっただけで、肩を落としてがっくりと気落ちしてみると、次第に「落ち込んでいる状態も無理がなくていいな」と思えてくる。そのころには、最初にあった「恐れ」の感情はもう終わっています。

佐藤さん:5分間、考え続けるときのコツはありますか?

大木さん:自分がなにを本当に怖がっているのか、しつこく見ていきます。さきほど斉藤さんに問いかけていたようなことを、テレビも携帯電話もない、完全にひとりになれる場所で、ひとりでおこないます。たとえば、ウェブから寄せていただいた以下の質問の方も、自問自答する時間が必要だと感じますね。

Q:経済的に安定したいのに、付き合う人は逆のタイプ(定収入がない、フリーなど、経済的に不安定な人)ばかり。いわゆる“ダメ男”で、いい加減別れようと思いつつ、なかなか切り出せません。タイミングはどう計ったらいいのでしょうか?(24歳女性・OL)

大木さん:この場合、なぜいつも同じパターンを繰り返すのかをじっくり考えてみてほしいんです。嫌だと言いながら「私みたいな人がいないと、彼はダメなのよね」と、ダメな男を養うことで自分の価値を潜在的に感じたいと思っていることもあります。それは元を正せば「このままの私では愛されない」という、低い自己認知に基づいた考えかもしれません。相手に尽くして尽くして、すっからかんになるほど自分をたくさん差し出さないと愛されないと思っているから、いつも同じようなダメ男を選んでしまう。そのパターンを変えたければ、別れのタイミングを計る以前にまず自分の弱さや恐れを掘り下げ、根っこにある感情に気づいたら、そんな自分を受け入れることが必要だと思います。

――最後に、これから「宇宙にお任せ」にトライする方へ、アドバイスとメッセージをお願いします。

大木さん:人がどう言おうと「私はありのままで完全なのだから、素敵なんだ!」って思っていれば、その人ならではの魅力が出てくるものです。そうすると自然と優しくて素敵な人が集まってくる。それを信じてください。そのためには重複になりますが、「私はありのままで完全」と言い続けること。それでも自分を否定しそうになったときは、そンな自分のことも受け入れること。「世界中がダメって言っても、私は私を絶対に愛してるよ」と、今ある自分の気持ちをそのまま受け止めていくこと。このふたつを本気でしつこくやり続けたら、あとは宇宙にお任せしてください! 仕事も恋愛もお金も人間関係も、あなたがビックリするほどの恩寵を受け取れるようになりますよ。

文=富永明子

▼前編はこちら

<プロフィール>
大木ゆきの(おおきゆきの)●小学校教師、コピーライター、国家的指導者育成機関の広報を経て、スピリチュアルの世界へ。2009年初めごろから「すべての人には無限の扉があり、そこにつながれば、人生は加速する」というメッセージが降りてくるようになり、それに伴いその無限の扉を開くための法則や瞑想法なども順を追ってくるように。本当に効力があるのか自分自身を実験台に試していたところ、ラジオパーソナリティーなどさまざまな願望がトントン拍子で叶いはじめる。この方法を多くの人に伝えたいと、同じく2009年10月より「シフトスクール」というプログラムを開講。ブログ『幸せって意外にカンタン!』を立ち上げる。2014年の11月から2カ月間、インドの聖地で学び、さらにパワーアップ。モットーは「宇宙にお任せ」。何ごとも宇宙に導かれるまま、気ままに人生を楽しんでいる。現在は、大好きなブログ更新をしつつ、全国各地でワークショップを開催している。

●ブログ:「幸せって意外にカンタン!」
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