夫の転勤先でワンオペ育児、第二子妊娠…ママたちが共感した、29歳主婦の“超脱力系子育てマンガ”

出産・子育て

2018/2/8

『ぎゅうにゅう日記 わりどどうでもいい育児のキロク』(ぎゅうにゅう/主婦と生活社)

 夫の仕事の都合で、知り合いゼロの地で「ぼっち育児」を始めた著者・ぎゅうにゅう。
 はじめてのことばかりで、答えが出ないまま、よくわからないまま、とにかく必死の日々。
 さらに夫は出張が多いうえ、脱いだ靴下も使ったタオルもそこらじゅうに置きっぱなしの家事しない系…。

 そんなしんどい毎日の息抜きに始めたのが、子どもが寝ついた深夜に絵日記を描いてTwitterにあげること。
「買い物カートに乗るのを拒否されて、タイムセールの卵が目の前で売り切れた」
「動物園が休みだったから、ペットショップでなんとか子どもを丸め込んだけれど…」
「子どもがかけてくれた毛布が、猫用の毛だらけのやつだった」

0歳・1歳・2歳の育児は、オムツ、ごはん、ぐずり、そして寝かしつけ(寝ない)の無限ループ…

ずっと一緒にいるとしんどいのに、離れるとそれもなんだか違う気がして、帰って子どもの顔を見ると泣けてきたり…

 いい話として美化するわけでもなく、面白おかしくデフォルメするわけでもなく、ただあるがままの「子どもとのどうでもいい(でもむちゃくちゃ愛しい)瞬間」。
 ぎゅうにゅう独特の視点で切り取られた、たぶんまったくインスタ映えしないであろうそれらのエピソードには、あるある! わかる! 癒される! と共感の声がぞくぞく寄せられた。

「かわいすぎて笑いすぎて涙出る」
「最高にやさしい気持ちになれた」
「3児の母ですが、育児ってこういうこと」
「自分の母親もこんな風に私を見ていてくれたと思うと泣けてきた」
「これから母になることに勇気が持てました」

 深夜にちょこちょこ描かれたその育児日記は、今やフォロワー17万人がいいね!やコメントを交わす場に成長。

せかせか過ぎていく毎日の中で、些細ないい間違いや、子どもの「初めて」を忘れないように、記憶にとどめておきたい。

きっと、こんなに毎日見つめていても足りないぐらい あっという間に「お姉ちゃん」になってしまうから…

 そんなぎゅうにゅうの3歳までの育児日記をまとめた、『ぎゅうにゅう日記 わりどどうでもいい育児のキロク』。
 今日が、今がしんどい人に。いつかの育児が不安な人に。
「なんかいいことないかな~」と漠然と感じている人に。
 日々をユルくする、ぎゅうにゅうの笑いと優しさの世界をどうぞ。

(C)ぎゅうにゅう/主婦と生活社