新オモコロ編集長・みくのしん、編集部メンバーに雨穴たちを選んだ理由とは? オモコロの今後の方針を語る【インタビュー】
更新日:2026/4/28
――次はオモコロ新編集部についてもお聞かせください。新編集部には新しく雨穴氏などもアサインされていますよね。このメンバーはどのようにして決定したのでしょうか?
僕は文字を読むのがちょっと苦手なので、まずは「文字が読める人」を求めていました。記事を読むのに時間がかかってしまうと編成業務に手が回らなくなったりもしますし。それに、僕が作る記事は勢いで書く記事が多いんですが、「オモコロ」に掲載している記事って本当に色々な種類があって、ホラー作家の梨さんとか、加味條さん、漫画を描いている方や、記事で色んなことを表現したい人とかに対しても、アドバイスを伝えられたら嬉しいなと思いまして。結果として恐山さん(ダ・ヴィンチ・恐山)、かまど、うけっちゃん(雨穴)を編集部メンバーに選びました。
あと、そもそも「オモコロ」がめちゃくちゃ好きな人が編集部に居てほしいなという想いが強くありました。世間のイメージの「オモコロ」って、ゆったりしてて楽しそうな感じでだと思うんですが、でもその気楽なイメージに飲まれすぎると記事もどんどん書かなくなって、スケジュールも適当になって、一色ずつ色がなくなって、最後は砂になってしまうんですよね。編集部までそういう雰囲気ではいけないので、「オモコロ」が好きで、なおかつ締めるところは締められる人を集めました。
――みくのしんさんが人選して声掛けをされたんですか?
そうですね。もちろん会社とも相談はしていましたけど、本人たちには僕から一人ずつ声をかけました。断られたらどうしようって結構緊張しました。
あと実は新編集部には、もう一人社員が居るんです。編集部内のディレクターのような役割の方で、その人もかなり大事な存在です。もちろんその人もすっごく「オモコロ」が好きで。記事に使われている写真を見ただけで「あの記事ですね」って分かるくらい詳しいんです。もし「オモコロ」が全てどろぼうに盗まれて空っぽになってもこの方が記憶で復旧してくれるので安心です。僕としてはその方のことも強く推していたので、編集部にディレクターとして入ってくれて本当に良かったなと思っています。
――編集部メンバーに雨穴さんが入ったというのも驚きでした。
うけっちゃん(雨穴)はすごく謙虚で、編集部に誘った際に「私なんかが、いいんですか?」みたいに言ってくれてました。僕に怒られると思っていたらしいです。
うけっちゃんには、当初僕のメンタルケア要員として居てもらうつもりだったんですよ。僕の不安を聞いてほしい。やさしく頭をなでなでして欲しい。とお願いしたんですけど、今はめちゃくちゃ記事の編集をしてもらってます。一番に「オモコロ」のことを考えてくれているように見えて、活発にライターとやりとりしてくれてますね。色々な施策をやっていこうという話し合いの中でも、どんどんアイデアを出してくれるんです。
――かまどさんやダ・ヴィンチ・恐山さんはどういったお仕事をされているんですか?
かまどに関しては、面白い記事を作るという点において一番だと思っています。ウケるアイデアや記事の構成力がとにかくすごい。なので、座談会記事(ライターが複数人で作成する記事)だったりは、主にかまどに見てもらってます。今までは僕が感覚的に「面白いね」などアドバイスしていたのですが、かまどはロジックで考えて、具体的にどうしていくのかという質問をしてくれるので、本当に助かっていますし、ライターも嬉しいと思います。
恐山さんは唯一、前の編集部から引き続き編集部に在籍している方です。編集部が切り替わる時に「私は残りますよ」と言ってくれたんです。そう言ってくれたのが嬉しくて編集部に誘ったという面もあるんですが、恐山さんって「オモコロ」らしいんですよね。僕が「オモコロ」を好きになってライターになった時の、芸人でもないYouTuberでもない特殊な面白さの雰囲気を持っている。そんな人が編集部に居てほしいなと思って、恐山さんに入ってもらいました。
――ダ・ヴィンチ・恐山さんは、「崩れ行く城を見たいから編集部に残った」とラジオでおっしゃっていましたが…
照れ屋なんですよ。
みんな好きでしょうがないのに…。照れ屋でしょうがないんです。本当は「オモコロ」を生きながらえさせたいんです。編集部のみんな、本当に「オモコロ」が好きなんだよな。それが嬉しいですね。

