生きるってどういうこと? 「ママがおばけになっちゃった!」シリーズで大人気の絵本作家・のぶみ最新作は“あきらめない心”を育てる絵本

出産・子育て

公開日:2016/11/7

「ママがおばけになっちゃった!」シリーズで大人気の絵本作家・のぶみ。生きるとはどういうことかを問いかけ、子どもの中に“あきらめない心”を育てる最新刊『いのちのはな』が2016年11月9日(水)に発売される。

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ある日、おかあさんからチューリップの球根をもらったかんたろう。

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はりきってチューリップを育てようとするかんたろうだが、次の日からなんと病気になってしまう。水がもらえないチューリップのプー…。

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力尽きそうになったプーのことを、はげましてくれる友達もいる。逆に「あなたは、いらないはななんだから」などと、意地悪なことを言う友達もいる。プーはあきらめずに花を咲かせることはできるのだろうか。

これから大人になっていく子どもにこの本を読んで強く生きてほしいと思いました。命の尊さ、あきらめず頑張ることの大切さを学べる素敵な絵本です。藤本美貴

“人生起こることにメリットしかない”という言葉を思い出しました。今がつらくても「よかった」と思える日がくる。くわばたりえ

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 また、2016年11月13日(日)よる11時~11時30分放送予定の「情熱大陸」(製作著作 MBS/TBS系全国ネット)では、同作が誕生するまでの9カ月を密着取材した様子が放送される。
※変更の可能性あり

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    のぶみ

 1978年4月4日東京都生まれ。東京都在住。のぶみは本名で、漢字で「信実」と書き、「信じていくことで実っていく」という意味。この名前が原因で小学生の時にひどいいじめに遭い、二度自殺をしようとする。しかし、いじめに立ち向かうため「自分ルール」を作り、学校へ行かなくなる。高校生の時には池袋連合というチーマーの総長に。その後、保育士の専門学校に通い、好きな女の子が絵本が好きと言ったので絵本を描いているとウソをつき、そのウソを本当にさせるために絵本を描きはじめる。その日から毎日20年間絵本を描きつづけている。最初に絵本が好きだと言った女の子は、今の奥さんとなる。絵本作家になるために絵本を6,000冊読破し、300冊を書きためながら、2年間出版社への持ち込みを続け、ついに絵本作家となる。

 NHK Eテレ「おかあさんといっしょ」で放映されたアニメーション「ぼくのともだち」でブレイク。ところが7年ほど絵本が売れない時期があり、うつ病やパニック症候群になる。70冊目にあたる、息子のために描いた『しんかんくん うちにくる』がようやくベストセラーになる。
代表作『ママがおばけになっちゃった!』は、2015年一番売れた絵本となり、2016年には続編『さよなら ママがおばけになっちゃった!』も刊行。「ぼく、仮面ライダーになる!」シリーズ、「うんこちゃん」シリーズなど170冊を超える絵本を執筆し、ベストセラー多数。『いのちのはな』は、カンタンにはうまくいかない自分の人生を絵本にしたものである。絵本のほか、『「自分ルール」でいこう!』、『暴走族、絵本作家になる』などのエッセイや、「おかあさんといっしょ げんしじんちゃん」
「みいつけた! おててえほん」などのアニメーション、内閣府のすくすくジャパン!のシンボルマーク、パルシステム生活協同組合連合会のジュース「キャロっとさん」のキャラクターデザインなども手がけ、幅広い分野で活躍中。
⇒『いのちのはな』公式サイト
⇒『いのちのはな』公式インスタグラム

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