男の子を伸ばす秘訣【3つの「み」】って?「こだわり」こそ才能が伸びるカギ!

出産・子育て

公開日:2018/8/23

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『男児のなぜ? どうして? がスッキリ!! モンテッソーリ流「才能がぐんぐん伸びる男の子」の育て方』(日本実業出版社)

 男の子の才能を伸ばす「モンテッソーリ流の子育て」を紹介した『男児のなぜ? どうして? がスッキリ!! モンテッソーリ流「才能がぐんぐん伸びる男の子」の育て方』が 2018年8月23日に発売された。

 男の子の子育てで悩む母親は多い。男の子は女の子以上に「こだわり」が強く、それが理解できないと叱ってしまいがち…。だが実はこの「こだわり」を理解することこそが、男の子の才能を伸ばす重要な鍵となるのだ。

 モンテッソーリ教育では、親の接し方や環境づくりで、子どもが自主的に活動し、その結果、子どもの才能が開花しやすいといわれており、物事に対するこだわりが強い「敏感期」に注目。特にこだわりが強い男の子は、「敏感期」が重要な時期になるのだ。

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 男の子のこだわりを尊重して、才能を伸ばすキーワードが、「みつめる、みとめる、みちびく」。

・子どもの「敏感期」に、なぜそういう行動をするかを観察する【→みつける】
・こだわりをみつけたら、役に立つかは関係なく、こだわりを認める【→みとめる】
・子どものこだわりから、新たな興味に広がるように手助けする【→みちびく】

 この3つの行動を親がとることで、男の子の才能や可能性が広がるだけではなく、子どもを叱ることが減り、おおらかな心で男の子の子育てと向き合えるようになる。

 著者は保育と幼稚園教諭2種の資格を取得し、現在モンテッソーリ育児アドバイザーである神成美輝氏。監修はモンテッソーリ教育施設「吉祥寺こどもの家」の園長である百枝義雄氏だ。
 本書では2人のモンテッソーリ教育のプロのアドバイスを、漫画イラストを加えながら分かりやすく解説。男の子の子育てに悩んでいる母親にぜひ読んで貰いたい一冊である。