「こんなにぴちぴちした江戸時代、人生で初めて読んだのである」と欣喜雀躍する森見登美彦、「作品の命というべきものが吹き込まれている」と感慨多端の冲方丁、「早くも…
文芸・カルチャー
2020/10/30
“最弱の同心”ともののけとの戦いを描いた痛快時代小説『臆病同心もののけ退治』が、2020年8月6日(木)に発売された。ネット上で「ワクワクしながらあっという間に読み終…
文芸・カルチャー
2020/8/15
こんなにも“今”と重なる小説があるだろうか。2017年下半期の直木賞候補作となった『火定』(澤田瞳子/PHP研究所)の舞台は、奈良時代。民を救うため、というよりは、皇后…
文芸・カルチャー
2020/4/16
時は幕末。「桜田門外の変」はすでに起こってしまい、徳川政権瓦解まで残された時間はあと十年足らず。そんな時代を舞台にした痛快時代小説がまた一つ誕生した。 著者はエ…
文芸・カルチャー
2020/3/29
永禄4(1561)年の越後。後に上杉謙信と名乗る政虎(まさとら)は、毘沙門天を深く崇拝し、清く強い武将として国を治めていた。しかし、政虎の治める越後に、想像だにしな…
文芸・カルチャー
2020/1/16
とにかくごはんがおいしそうな小説『湯島天神坂 お宿如月庵へようこそ』(中島久枝/ポプラ社)。江戸時代を舞台に、上野広小路から湯島天神に至る坂の途中にかまえた小さ…
文芸・カルチャー
2019/11/16
昨年の発売から高い人気を博していた小説家・永山涼太の『八幡宮のかまいたち』。同作の続編となる小説『宵闇の酒呑童子江戸南町奉行 あやかし同心犯科帳』が2019年10月4…
文芸・カルチャー
2019/10/29
■澄んだ心を持つ剣士が居眠り剣法を使って躍動 現在、上映中の松坂桃李主演による時代劇映画『居眠り磐音』。その原作「居眠り磐音」シリーズは、全51巻からなる佐伯泰英…
文芸・カルチャー
2019/6/13
2018年12月1日(土)に、中島久枝が手がけるシリーズの第2段『湯島天神坂 お宿如月庵へようこそ 三日月の巻』が発売された。江戸時代の宿屋・如月庵で繰り広げられる人情…
文芸・カルチャー
2018/12/22
『すててこ寄席品川清洲亭二』(奥山景布子/集英社)は、幕末の品川で、念願の「寄席」を開業した不器用な大工の秀八(ひではち)が、恋女房のおえいや周囲の人々に支えら…
文芸・カルチャー
2018/9/5
「闕所物奉行裏帳合」シリーズにおける「新の」完結編『維新始末』(上田秀人/中央公論新社)が、ついに発売された。(シリーズ一作目のレビュー) 時は幕末。黒船来航以…
文芸・カルチャー
2018/8/14
土橋章宏の時代小説『引っ越し大名三千里』が星野源主演で映画化することが決定。共演者には高橋一生や高畑充希の名前も連なり、「源さんと一生さんとか嬉しすぎる!」「3…
エンタメ
2018/5/12
町田康『パンク侍、斬られて候』が、宮藤官九郎脚本、綾野剛主演で映画化されることが決定。アクション満載な特報動画も公開され、「これはキャスト全員カッコよすぎる」…
エンタメ
2018/4/28
もしあなたの上司や同僚が猫だったら、どうする? ありえないって?その通り、現実にはありえない。あさのあつこが4月20日に刊行した『にゃん!鈴江藩江戸屋敷見聞帳』(…
文芸・カルチャー
2018/4/20
近松門左衛門(ちかまつ・もんざえもん)は、浄瑠璃や歌舞伎の脚本を書いた江戸・元禄期の大人気作家だ。彼は元々武家の出身で、公家奉公もしていたという経歴を持つ。そ…
文芸・カルチャー
2018/4/18
明治新政府軍と旧幕府軍が、日本各地で激戦をくり広げた戊辰戦争。上野、会津、箱館などにおける激戦はたびたびフィクションにも取り上げられ、多くの人の知るところとな…
文芸・カルチャー
2018/4/14
事滋賀県の琵琶湖近辺には美しい仏像が存在する。正確な製作年や作者は不明だが、地元の人々は大切にしてきた。戦国時代に織田信長が浅井長政や朝倉義景と戦ったとき、戦…
文芸・カルチャー
2018/4/7
「これぞ“あやかしエンタメ”の隠し玉!」と、『みをつくし料理帖』の高田郁さんも推薦する小説『たまうら~玉占~』(星乃あかり/小学館)。迷える人々が謎めいた老婆の占…
文芸・カルチャー
2018/2/3
『湯島天神坂お宿如月庵へようこそ』(中島久枝/ポプラ社)は、人気急上昇中のほんわかしんみりお江戸人情もの小説だ。 時は幕末。慌ただしい世情とは無関係の、ごく平凡…
文芸・カルチャー
2018/1/18
江戸時代、家を継ぐのは長男とほぼ決まっていた。つまり、次男以下の男子は、長男のスペアとして育てられながらも、いずれは家を出て自立する方法を探さなくてはならなか…
文芸・カルチャー
2018/1/6
戦国時代を舞台に「暗殺稼業」を生業とする「刺客(忍者も含めて)」の生き様を描いた作品は、数多く存在する。その中でも、「先の読めない急展開」「個性豊かなキャラク…
文芸・カルチャー
2017/6/2
株式会社ドワンゴが運営する日本最大級の書評サイト「読書メーター」と、株式会社KADOKAWAが発行する本とコミックの情報サイト「ダ・ヴィンチニュース」がコラボして開催…
文芸・カルチャー
2017/3/14
剣豪・宮本武蔵の真の姿を、7人の敵側の視点から焦点を当てた『敵の名は、宮本武蔵』が、2017年2月25日(土)に発売された。 同書の著者・木下昌輝は、2014年にデビュー作…
文芸・カルチャー
2017/3/9
髙田郁原作の時代小説シリーズ「みをつくし料理帖」がNHKによってテレビドラマ化されることが決定した。舞台、映画、ドラマに幅広く活躍する黒木華(くろき・はる)が主演…
エンタメ
2017/2/19
次世代の時代小説が誕生した瞬間を、目の当たりにした気分だった。映画脚本の俊才、竹内清人氏初のオリジナル小説『躍る六悪人』(ポプラ社)は、今までの時代小説の常識…
文芸・カルチャー
2017/1/18
「史実」という「点」でしかない事実をフィクションに落とし込み、一つの「線」として「物語」になっているのが時代小説だと思う。『梅もどき』(諸田玲子/KADOKAWA)は、…
文芸・カルチャー
2016/12/1
人気作家・平谷美樹が手がけるエンタメ時代小説「貸し物屋お庸」シリーズの最新作『貸し物屋お庸娘店主、想いを秘める』(白泉社)が9月2日に発売された。 2015年1月、白…
文芸・カルチャー
2016/9/4
学生の頃、清少納言の『枕草子』は随筆、つまり「エッセイ」だと教わった。「春はあけぼの」から始まる一文は、多くの人が覚えている有名な文章だと思う。私が初めて『枕…
文芸・カルチャー
2016/8/4
「日本ファンタジーノベル大賞」優秀賞受賞作家・三國青葉。2016年3月4日(金)、三國の新作小説『忍びのかすていら』が刊行される。 「朝の容花」で美貌のマザコン剣士、…
文芸・カルチャー
2016/3/4
2002年4月に第1巻『陽炎ノ辻』を発売して以降、年間3~4冊ペースでシリーズ新刊を刊行してきた時代小説「居眠り磐音 江戸双紙(いねむりいわね えどぞうし)」。刊行開始…
文芸・カルチャー
2016/1/4
人生は“太巻き”みたい!?『生徒諸君!』と並ぶヒット作が約30年ぶりに帰ってきた!『Let’s豪徳寺! SECOND』 庄司陽子先生インタビュー
のんが挿画を担当! 不思議な能力を持った少女が、アイドルを目指す。しかし、待ち受けていたのは凄惨なラストだった
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「ようやく本が出たんだなという実感を持つことができました」森見登美彦氏が登場! ブックラブ読書会レポート