ドコモ、6月以降に電子雑誌の定額読み放題サービス「dマガジン」開始 ブックウォーカーが新開発の雑誌専用ビューワーを提供

文芸・カルチャー

更新日:2017/11/21

dマガジン

KADOKAWAとブックウォーカーは、NTTドコモが「dマーケット」の新たなサービスとして2014年6月以降に提供を開始する雑誌読み放題サービス「dマガジン」に、新開発の雑誌専用ビューワーを提供、さらにサービス開始に合わせKADOKAWA発行の主要雑誌14誌が「dマガジン」に参加する。

「dマガジン」は、最新の雑誌が70誌以上読み放題で利用できる、月額400円(税抜)のサービス。「dマガジン」のサービス運営主体であるドコモが会員獲得とプロモーションを担当、ブックウォーカーは「dマガジン」アプリの企画開発とサービス運用、各出版社との取次業務を担当する。

“最新の雑誌が読める”をキーワードに、雑誌が持つ品質の高い情報を提供する情報配信サービスで、普段雑誌を購読しない方でも、スマートフォンで雑誌の情報を活用することができる。また、キャリアフリーのサービスなのでドコモ以外のユーザーも利用できる。

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専用の電子雑誌ビューワーにはさまざまな機能が入っている。たとえば、電車などでの通勤中に片手で快適に操作ができ、紙の雑誌と同じ文字サイズで読むことができる「原寸ズーム」。また、雑誌単位だけでなく、ジャンル別・人気順・スタッフおすすめの特集/ホットワードといった記事単位での提供。さらに、お気に入りの記事を、利用者の端末に保存できる「クリッピング機能(※クリッピング不可の記事もあり)」など、新しい電子雑誌読み放題サービスとなっている。

配信される雑誌数は、サービス開始時には70誌超をラインアップ。KADOKAWAでは自社発行雑誌3誌『ダ・ヴィンチ』『CD&DLでーた』『DVD&ブルーレイでーた』の電子化を新たに行い、またすでに電子化されている雑誌3誌『週刊アスキー』『週刊ファミ通』『アスキークラウド』を初めて定額制のサービスに投入。合計14誌を「dマガジン」に提供する。

●配信予定のKADOKAWA発行の雑誌14誌
週刊アスキー、週刊ファミ通、レタスクラブ、東京ウォーカー、関西ウォーカー、横浜ウォーカー、東海ウォーカー、福岡ウォーカー、北海道ウォーカー、ザテレビジョン、ダ・ヴィンチ、DVD&ブルーレイでーた、アスキークラウド、CD&DLでーた