第3巻発売!「ビブリア古書堂」シリーズ累計300万部突破!

文芸・カルチャー

更新日:2017/11/26


アスキー・メディアワークスから刊行されている三上延『ビブリア古書堂の事件手帖』の第3巻が発売になり、シリーズ累計発行部数が300万部を突破した。

同シリーズは、鎌倉の古書店「ビブリア古書堂」を舞台に、美貌の店主・篠川栞子と、無骨な青年・五浦大輔が、奇妙な客が持ち込んでくる古書にまつわる謎を解き明かしていくというもの。
作中には夏目漱石『それから』や、太宰治『晩年』など、実在の名作が登場し、古書に関するうんちくや、その背景にある人間ドラマが丁寧に描かれる。

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2011年3月にシリーズ第1巻となる『ビブリア古書堂の事件手帖~栞子さんと奇妙な客人たち~』が刊行され多くの書店員に支持され人気に火がつき、同年10月にはシリーズ第2巻となる『ビブリア古書堂の事件手帖~栞子さんと謎めく日常~』が刊行され、2012年1月にはシリーズ累計100万部を突破した。

2012年本屋大賞に文庫本として初めてノミネートされたほか、コミカライズも2誌で展開されており、現在『アルティマエース』(ナカノ/画 角川書店)の連載に加え、『good!アフタヌーン』(交田稜/画 講談社)での連載も予定されているなどいまだ注目度は高い。

最新作の第3巻『ビブリア古書堂の事件手帖~栞子さんと消えない絆~』では、栞子と大輔に関わる「絆」を軸に物語が展開していくという。

⇒『ビブリア古書堂の事件手帖』公式サイト
■『ビブリア古書堂の事件手帖3~栞子さんと消えない絆~』
■『ビブリア古書堂の事件手帖2~栞子さんと謎めく日常~』
■『ビブリア古書堂の事件手帖1~栞子さんと奇妙な客人たち~』

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