あの「ラーメン二郎」に経営学を学ぶ? 意外な会社本ランキング

なんでもランキング

更新日:2013/8/2

ソニーやパナソニック、トヨタ、ホンダなどなど、超のつく有名企業の歴史や経営者の言葉を集めたようないわゆる「会社本」って、本当にたくさんあるラコね。とっても勉強になるラコ。でもね。たまには、定番の大企業とは違う会社の話も知りたいラコ! と、いうわけで、今回はあの「ラーメン二郎」を始めとした意外な会社の会社本を紹介するラコよ~!

1位
「ラーメン二郎」を経営学的に分析、分解してみるとどうなる?
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「ラーメン二郎」。言わずと知れたラーメン店だ。二郎を愛してやまない「ジロリアン」である経営学者が、二郎の成功を経営学的に分析する、というのがこの本の主旨。「ラーメン業界は分散型事業なので、ラーメン自体の差別化で成功できる」「約100万人と推計されるジロリアンがターゲット」「急成長してもきちんと受け継がれる経営哲学」など、フレームワークを駆使するなどして、「ラーメン二郎」に迫っている。

2位
コンビニ業界5位「ミニストップ」が示す存在感の理由とは?
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「ミニストップ」が業界5位ながら、一定の存在感を示す理由は何なのか? コンビニ+ファストフードというコンボストア業態や名物ソフトクリーム誕生の秘話など、同社の特徴を示す話題が中心。また株式式上場以来19期連続の増配という、堅調な経営にも着目。社長以下、商品開発担当など、内部関係者へのインタビューを実施し、会社としてのミニストップの姿も丁寧に解説されている。読後、ミニストップに行きたくなる1冊だ。

3位
「かっぱ」を抜いた「スシロー」の勢いが感じられる1冊
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2010年度の年間売上高が、かっぱ寿司を抜いて回転寿司日本一になった「スシロー」。外食経営専門誌『フードビズ』編著の本書は、現経営陣へのふんだんなインタビューを中心に、「スシロー」の実態を伝えている。「うまいすしを、腹一杯」という理念はそのままに、ファンドと組むことで経営マネジメントを強化。さらに、昨年には海外1号店も韓国のソウルにオープンしており、企業として勢いに乗る同社の空気を本書で感じてほしい。

4位
千趣会の通販カタログ『ベルメゾン』の前身は、こけし販売?
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『ベルメゾン』を発行する「千趣会」の行待裕弘会長の著書。事業の歴史やビジネス観、人生観などが語られている。「千趣会」は「こけし千体趣味蒐集の会」の略。こけしの販売から事業をスタートしている。その後、化粧品や語学教材の販売や雑誌の発行などにチャレンジするが、ほぼ一貫しているのは女性がターゲットであるということ。失敗もあったが、この間に女性心理への洞察を深めたことがベルメゾンの成功につながるのだった。

5位
創業50年。小売専門店「島村楽器」成功の軌跡を追う
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「島村楽器」はショッピングセンターを中心に出店する楽器店。音楽教室も開いており、2012年で創業50年となる。楽器専門店として確固たる地位を築いた同社の軌跡は、他の業種にも役立つはず。著者は、流通系専門誌の元編集長。長期に渡る同社との交流や取材を積み重ねた密度の濃い情報が本書の魅力でもある。最終章には創業者島村元紹氏の社内報で記していたメッセージも掲載。普段の仕事に役立つ言葉が並んでいるはずだ。

意外な会社の会社本はいかがだったラコ? 業種などは違うかもしれないけど、皆さんのお仕事に役立つものもあるはず。夏休みの課題図書におすすめだラコ~~!