「アガサ・クリスティー賞」歴代受賞作品 一覧【2026年最新版】

文芸・カルチャー

更新日:2026/7/15

 アガサ・クリスティー賞は、株式会社早川書房と早川清文学振興財団が主宰する長編推理小説の公募新人賞。世界的な「ミステリの女王」アガサ・クリスティーの生誕120周年を記念し、英国アガサ・クリスティー社の協力のもと2010年に新設された。受賞者には彼女にちなんだ賞牌と副賞が贈られる、未来のミステリ界を担う新たな才能を発掘する至高の登竜門なのだ。本記事では、最新の受賞作品からさかのぼり、歴代アガサ・クリスティー賞作品を一挙紹介!ぜひチェックしてみてはいかがだろうか。

文学賞

【文学賞 受賞作品】一覧

第16回 大賞 水籠城の聖骸/芦馬 仁

書籍化前作品 (1) (1)

紀元前225年――魏の王都・大梁(たいりょう)は秦の水攻めにより、濁流の中に沈みつつあった。陸の孤島と化した城の上層階で、魏王ら生き残った8人は脱出策を練る。そんな中、密室で魏王が何者かに殺されてしまい、権力の象徴たる玉璽(ぎょくじ)も盗まれてしまう。容疑者は残った7 人全員。誰もが魏王を殺す動機を持っていた。魏将・天堂亜(てんどうあ)は新たな王・姫煌(きこう)の護衛に任命されるが、姫煌もまた不審な死を遂げる……。沈みゆく魏を舞台としたダイナミックな本格ミステリ。

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第15回 大賞 ボスポラス 死者たちの海峡/川瀬 美保

ボスポラス死者たちの海峡

ボスポラス 死者たちの海峡

本邦初! イスタンブール警察の一夜の捜査を描く、第15回アガサ・クリスティー賞大賞受賞作

憂愁の都市、イスタンブール。自殺した日本人音楽家の不可解な遺書について、左遷明けのオヌール警部補や漫画好きのジャン巡査部長は捜査を始める。在トルコ日本人たちの複雑な人間関係、さらには連続女性転落死との恐るべき?がりが浮き彫りになり……。

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第14回 大賞 マリアを運べ/睦月 準也

マリアを運べ

マリアを運べ

17歳の運び屋の風子に、ある荷物を運んでほしいという依頼が持ち込まれた。一度走った道をすべて記憶している風子は、持ち前の運転技術を活かして長野県の諏訪を目指す。ヤクザや新興宗教、某国のスパイまでもが荷物を狙うなか、彼女は依頼を完遂できるのか。第14回アガサ・クリスティー賞大賞受賞作。

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第13回 大賞 時の睡蓮を摘みに/葉山 博子

時の睡蓮を摘みに

時の睡蓮を摘みに

あたしは、世界の本当の姿を知りたい。 1936年、旧弊な日本を抜け出し、仏印ハノイで地理学を学ぶことになった鞠。三人の男との出会いが、彼女に植民地や戦争の非情な現実を突きつける。運命に翻弄されながらも強くあろうとする鞠の人生の行き着く先は──。 第13回アガサ・クリスティー賞大賞受賞作。

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第13回 優秀賞 機工審査官テオ・アルベールと永久機関の夢/小塚原 旬

機工審査官テオ・アルベールと永久機関の夢

機工審査官テオ・アルベールと永久機関の夢

一七〇二年、ある公国の司教区で、高額褒賞目当てに永久機関をうたう詐欺が横行し、機工審査官テオが真贋を見極める任務を担う。テオの父親はかつて機構を考案したが詐欺師の濡れ衣を着せられ、火刑に処せられた。テオは父が追い込まれた真相を明らかにできるのか……第13回アガサ・クリスティー賞優秀賞受賞作

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第12回大賞 そして、よみがえる世界。/西式 豊

そして、よみがえる世界。

そして、よみがえる世界。

逢坂冬馬『同志少女よ、敵を撃て』に続く第12回アガサ・クリスティー賞受賞作 脊損の脳神経外科医の牧野は、医療テック企業役員の元指導医に依頼され、視覚を失った少女エリカへの視覚再建装置〈バーチャライト〉埋設を代理執刀する。脳内インプラント〈テレパス〉を用いたオペは成功したものの、彼女は黒い幻影に脅かされるようになる。

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第11回 大賞 同志少女よ、敵を撃て/逢坂 冬馬

同志少女よ、敵を撃て

同志少女よ、敵を撃て

激化する独ソ戦のさなか、赤軍の女性狙撃兵セラフィマが目にした真の敵とは──
デビュー作で本屋大賞受賞のベストセラーを文庫化

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第10回 大賞 地べたを旅立つ 掃除機探偵の推理と冒険/そえだ 信

地べたを旅立つ 掃除機探偵の推理と冒険

地べたを旅立つ 掃除機探偵の推理と冒険

鈴木勢太、性別男、33歳。未婚だが小学5年生の子持ち。北海道札幌方面西方警察署刑事課勤務……のはずが、暴走車に撥ねられ、次に気づいたときには……「スマートスピーカー機能付きロボット掃除機」になっていた! しかもすぐ隣の部屋には何故か中年男性の死体が。どんなに信じられない状況でも、勢太には諦められない理由があった。亡き姉の忘れ形見として引き取った姪・朱麗のことだ。朱麗の義父だった賀治野は、姉と朱麗に暴力を働き接近禁止命令が出ていたが、勢太がそばを離れたとわかったら朱麗を取り戻しにやってくる。勢太の目覚めた札幌から朱麗のいる小樽まで約30キロ。掃除機の機能を駆使した勢太の大いなる旅が始まる。だが、行く手にたちはだかる壁、ドア、段差! 自転車、子ども、老人! そして見つけた死体と、賀治野と、姉の死の謎! 次々に襲い掛かる難問を解決して小樽に辿り着き、勢太は朱麗を守ることができるのか。

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第10回 優秀賞 ヴェルサイユ宮の聖殺人/宮園 ありあ

ヴェルサイユ宮の聖殺人

ヴェルサイユ宮の聖殺人

第10回アガサ・クリスティー賞優秀賞受賞作美しき公妃×カタブツ大尉密室殺人、血のダイイングメッセージ、破られた聖書……黄昏のブルボン王朝を舞台に、異色バディの華麗なる事件簿シリーズ開幕!1782年5月、フランス国王ルイ16世の従妹にしてパンティエーヴル公妃マリー=アメリーは、ヴェルサイユ宮の施錠された自室でオペラ座演出家の刺殺体を発見。遺体は聖書の切れ端を掴み、血文字を残していた。その傍らには意識を失くした男、ボーフランシュ大尉ジャン=ジャックの姿が。ジャン=ジャックは倒れる直前に、マリー=アメリーも見かけた謎の黒づくめの人物を目撃していた。マリー=アメリーは、犯人として投獄されかけていたジャン=ジャックを相棒に、事件解決に乗り出すが……第10回アガサ・クリスティー賞優秀賞受賞作。2024年2月下旬ハヤカワ文庫JA刊行予定クリスティー賞受賞シリーズ第2弾、文庫オリジナルで登場!『異端の聖女に捧げる鎮魂歌(仮題)』宮園ありあ革命前夜のブルボン王朝。公妃マリー=アメリーと大尉ジャン=ジャックがノートル=ダム女子修道院で起きた連続殺人事件の謎に挑む!

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