一目見ただけで男の人間性を見抜くヒロインが戦う、大沢在昌の「魔女シリーズ」の第4作『魔女の後悔』(大沢在昌/文藝春秋)。過去作にはない新しいエッセンスが加わった…
文芸・カルチャー
PR2024/4/19
住宅街の片隅に佇む洋菓子店「月と私」。シェフの糖花は超のつく内気で人見知りする性格ながら、作るお菓子は絶品。彼女のお菓子(と彼女自身)に惚れ込んだ販売員の語部…
文芸・カルチャー
PR2024/4/19
テレビの地上波で時代劇はほとんど見なくなってしまったが、どっこい小説の世界では「時代もの」は一大ジャンル。人気シリーズの続編も着々と刊行が続き、ファンの熱い支…
文芸・カルチャー
2024/4/17
春。人との出会いや別れが交錯する季節は、新たな人間関係を構築するタイミングでもある。環境の変化に合わせてこれまでの自分と決別し、自分の見せ方を変える人もいるだ…
文芸・カルチャー
2024/4/17
子どもがほしい、という欲望や焦りはどこから生まれるのだろう。さして興味がなかったはずの女性でも、産まない人生を歩むかもしれない、という選択肢が見えたとたんに焦…
文芸・カルチャー
2024/4/17
「足にかいわれ大根が生えてきた」というなんとも奇妙な導入の物語『カンガルー・ノート』(安部公房/新潮社)は、著者の生誕100周年という明快なタイミングこそ読み時な…
文芸・カルチャー
2024/4/16
2024年4月4日(木)、「ポプラ文庫」から社会派エンタメ小説の書き手として知られる保坂祐希の著書『偽鰻(ぎまん)』がリリースされた。絶滅危惧種でありながらも食卓に…
文芸・カルチャー
2024/4/16
東京・明治記念館 富士の間で10日、読書ファン注目の「2024年本屋大賞」発表会が行われた。売り場からベストセラーを作る――。「本屋大賞」は、オンライン書店を含む新刊書…
文芸・カルチャー
2024/4/15
ChatGPTをはじめとした生成AIが世の中を席巻している2020年代のこの時流の中で、1950年代終わりに書かれた『第四間氷期』(安部公房/新潮社)を読むと、占い師に自分の人…
文芸・カルチャー
2024/4/15
ファンはアンチより面倒な存在だ。「ファンビジネス」で生きている人と飲み屋で出会うたび、そんな愚痴を聞かされる。ゴールデン街で知り合ったとある物書きは、「新作が…
文芸・カルチャー
2024/4/14
中高生の時、自分は特別な何かになりたいと思ったことはないだろうか。人と違う存在になりたいという願望と、そんなものになれるわけがないという現実を見る心の狭間で揺…
文芸・カルチャー
2024/4/14
真相が明かされるまでの過程にハラハラドキドキさせられる刑事小説は、たくさんある。だが、「行動心理捜査官・楯岡絵麻」シリーズ(佐藤青南/宝島社)は、その中でも異彩…
文芸・カルチャー
PR2024/4/14
1994年に単行本が出版、そして30年の時を経て生誕100周年の今年2月に文庫化された『飛ぶ男』(安部公房/新潮社)は著者の未完の作品です。既存の単行本は死後に夫人が原稿…
文芸・カルチャー
2024/4/12
私たちは自分の人生は自分の意思で選んでいると思っている。しかし本当にそうだろうか。食事や習慣は生まれた国や環境の影響を受ける。学校では勉強やスポーツで競争を強…
文芸・カルチャー
2024/4/11
柚木麻子さんの最新作『あいにくあんたのためじゃない』は、他人から一方的にレッテルを貼られ、理不尽な思いをさせられる現実に反逆し、「自分」をとりもどす人たちを描…
文芸・カルチャー
2024/4/10
全国の書店員が選ぶ、いま一番売りたい本を決める「本屋大賞2024」の受賞作が4月10日決定した。 21回目となる今回のノミネート作品10作の中から大賞に選ばれたのは、宮島…
文芸・カルチャー
2024/4/10
これまで「こんなことが現実に起こるなんて……!」と思ってしまうことは多々あった。その度に夢ではないかと頬をつねってみるのだが、ほとんどが現実だ。そんな気持ちにな…
文芸・カルチャー
2024/4/9
人間の成人の安静時の心拍数は1分間に60~100回程度(平均は60~70回)だという。仮に1分間の心拍数を60回とすると、1時間で3,600回、1日で86,400回、1年間で31,536,000回…
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PR2024/4/9
寝技は練習量がものを言う――。 柔道をするため“だけ”に、二浪してまで北海道大学に進学した主人公・増田。目指すは、旧七帝大(北海道、東京、東北、名古屋、京都、大阪、…
文芸・カルチャー
2024/4/9
2024年は小説家・安部公房生誕100周年。本記事でご紹介するのは、同氏の著作の中でも実験的なことで知られる1973年の作品『箱男(新潮文庫)』(安部公房/新潮社)です。…
文芸・カルチャー
2024/4/8
2024年、デビュー50周年を迎える“モダン・ホラーの帝王”ことスティーヴン・キング。『IT』『シャイニング』『ミザリー』など映像化された作品も多く、映画でその世界に触…
文芸・カルチャー
PR2024/4/8
毎年ノーベル文学賞が発表される時期には必ず名前が挙げられる日本人作家がいる。 本当にノミネートされているのか真偽のほどは分からないが、それだけ注目度が高く、日本…
文芸・カルチャー
2024/4/8
裁判官だって、人間だ。人を裁く立場だからといって、常に正しい判断ができるわけではない。悩みだってたくさんある。真摯にひとつひとつの裁判と向き合い、自分自身と向…
文芸・カルチャー
2024/4/7
※本記事は、雑誌『ダ・ヴィンチ』2024年5月号からの転載です。 『チョコレートコスモス』では演劇、『蜜蜂と遠雷』では音楽(ピアノ)。小説家の恩田陸は、人間が身体を駆…
文芸・カルチャー
2024/4/7
都会の喧騒にまみれていると、自分の輪郭がどんどん揺らいでいくのを感じる。自分は何者なのだろう。雑踏の中、無数の他人がそれぞれの道を進む中で、自分は何処に向かえ…
文芸・カルチャー
2024/4/6
※本記事は、雑誌『ダ・ヴィンチ』2024年5月号からの転載です。 〈この家族。本当にこんな形で終わっていいと思う?〉 この問いに、家族の実情はどうあれ、多くの人が反射的…
文芸・カルチャー
2024/4/6
『壊胎』(原案・監修=むつー、執筆協力=黒十字、イラスト=東西/KADOKAWA) 人気クリエイターむつーが原案・監修を手掛ける最新作『壊胎』が、2024年1月22日(月)に発…
エンタメ
2024/4/5
3月22日(金)に公開された、映画『四月になれば彼女は』。佐藤健主演、共演には長澤まさみや森七菜らが名を連ねる豪華な作品です。原作は映画監督やプロデューサー、小説…
文芸・カルチャー
2024/4/4
少子化の現代社会で「子どもがほしくない」と言うことは、いささか勇気がいることかもしれません。『私、産まなくていいですか?』(甘糟りり子/講談社)は、「産まない」…
文芸・カルチャー
2024/4/3
2024年は小説家・安部公房生誕100周年。本記事でご紹介するのは、同氏を世界的に有名な作家に押し上げた『砂の女(新潮文庫)』(安部公房/新潮社)です。 玉手箱、打ち出…
文芸・カルチャー
2024/4/3
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深夜残業でクタクタ…。部屋に入った瞬間、くろべぇ布団に倒れ込み朝を迎える/ブラック企業の社員が猫になって人生が変わった話6 ⑥
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正体を知らずに王子がダンスに誘った女性は?/身に覚えのない理由で婚約破棄されましたけれど、仮面の下が醜いだなんて、一体誰が言ったのかしら?⑤
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愛のない契約結婚が辛くて離婚を決意したけど… 口下手社長のギャップにときめく『冷徹社長の執愛プロポーズ』
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「シュトレン」などスイーツで描かれる物語。インスタで評判になり、早くも続刊が登場した『ものがたり洋菓子店 月と私 ふたつの奇跡』
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100均のしゃもじで小顔が作れる? 体全体のコリをほぐして頑張らずに小顔を作る方法とは
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10万部突破 養老孟司氏の集大成的1冊。変化し続ける世界をうまく生き抜く哲学本『ものがわかるということ』
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花澤香菜、小林千晃らでTVアニメ化『花野井くんと恋の病』。恋を知らない少女と愛が重いピュアな少年のラブストーリー