オレ様系、粘着系、ツンツンヤン……ドSすぎる吸血鬼兄弟がヤバい！
マンガ 更新日：2013/9/30
最近、ラブレ（カゴメ）のCMで松田龍平が吸血鬼姿を披露し、話題になっているが、吸血鬼は映画や海外ドラマ、アニメ、マンガ、ゲームなどでも大人気だ。腐女子からギャル系まで、あらゆる女子の間で絶大な人気を誇る彼ら。そんな吸血鬼の兄弟とヒロインの女子高生・小森ユイの恋愛模様を描いたアニメが9月16日から始まった。それが、『DIABOLIK LOVERS』だ。もともと乙女ゲームだったこの作品には、それぞれタイプの違った6人のドS吸血鬼兄弟が登場する。女子にとっては吸血鬼というだけでもたまらないのに、さらに全員ドSなのだ。そんな彼らのドSっぷりとは、いったいどんなものなのだろう？
まず、長男のシュウは基本的に何に対してもやる気のない無気力系ドS。音楽室で寝ているときにユイがやって来たら「用がないなら出ていけようぜぇ俺は別にあんたなんかどうでもいいんだ」とすぐに追い払おうとする。それに、「シュウでいい」「バカ丁寧な喋り方もやめろ鬱陶しい」と言って距離を縮めてくれたのかと思うと、すぐに「勘違いするなよあんたは餌だそれ以上でもそれ以下でもない」と突き放すのだ。でも、ユイの血を吸うときだけは「おびえる顔もいいけど快感に抗う顔も悪くない」と楽しそうに笑い、「あんたさ吸われるのが快感のマゾなんだろ？」と言ってくる。無気力系ドSが自分にだけ興味を示してくれるのだから、ときめかないはずがない。
また、メガネをかけた次男のレイジは慇懃無礼系ドS。朝から「貴方のために特別な紅茶を用意したんですよ」と言いながら毒薬入りの紅茶を飲ませようとするし、シュウと話していたところを見ると地下牢に引っ張って行って、腕を縛り、鞭で打つ。「貴方も殺して差し上げます」といきなり首を絞めてきたり、「私を怖がれ」と猟奇的な一面も見せるが、両思いになるとそこに甘さが加わる。ユイが好きだと言えば「…足りませんねその程度ですか？」と返し、「傍に…いたいです」と言うと「…当然ですね」と囁く。こんなドSなら怖くない？
そして、3つ子のひとりであるアヤトは、オレ様系ドS。ユイのことも初対面でいきなり「チチナシ」呼ばわりしてくるし、「口ごたえは許さねぇオマエはオレ様の餌なんだよ」と上から目線で言い放つ。さらに、「オレ以外のヤツに血ぃ吸わせそうになるなんて……許さねぇ」といきなり両手で首を絞めだしたりするのだ。でも、指輪代わりに歯形をつけ、「消えそうになったらまたつけてやる何度でも………永遠に消えないように」と囁く。ただし、「一生オレにオレだけに血を捧げろよほら返事はどうした？」とオレ様っぷりは残したまま。彼と一緒にいれば、このオレ様っぷりが病みつきになるはず。
さらに、ユイのことをビッチちゃんと呼ぶ3つ子のひとり。ライトは、普段はニコニコしているけど相手の嫌がる顔を見るのが大好きな粘着系ドS。声をかけても反応しなかったりするとすぐにお仕置きをするし、「これはお願いじゃない命令だ」と目の前でゆっくり着替えさせたりもする。そのうえ、手錠を鎖でつないで街中を歩かせておきながら「自惚れるなよ自分が特別だなんて」と冷たく言い放つのだ。普段が笑顔でチャラチャラしている分、ドSっぷりを見せたときの威力は半端ないかも。
ある意味もっとも最恐のドSなのが、3つ子のひとりであるカナト。いつもテディというクマのぬいぐるみを抱いていて、見た目はとてもかわいらしいのに中身はそれと裏腹に、“ツン”だけど“デレ”はなくしかも“病んでる”という、かなりの“ツンツンヤン”ドS。最初から「――僕を選ばなかったらテディ…ね？ アイツをふたりで八つ裂きにしよう？」とその病みっぷりを発揮するし、ユイがジンジャーティーを淹れてくると「僕が飲みたかったのはこれじゃありません淹れ直してください」と言って彼女に熱々の紅茶をぶっかけてくる。朝食にフレンチトーストを作ると「遅いんですよ！！」とキレて叩き落とし、「ねぇ僕を何分待たせるんですか！？ 図々しいにも程があります！！」と暴れだす。さらには「物覚えが悪い君にはやっぱり身体に教え込んだほうがよさそうですね」とフォークでユイの身体に傷をつけ、ライトに血を吸われた首筋は噛みちぎってしまう。彼の愛にこたえられたら、あなたはかなりの上級者。
末っ子のスバルは、すぐに手が出る暴力系ドS。勝手に家を出たユイには「お前オレのエサだろ」と言っていきなり胸倉に掴みかかる。さらに壁を殴って破壊し、それに怯えたユイの顔を見て「ククッ…いいなその怯えた表情」と笑い、そのご褒美にといきなり首筋に噛み付く。そして、ユイが夜中に家を抜け出した彼を心配して追いかけると「ついてくるなさもないと殺すぞ」と脅すのだ。
さぁ、あなたはどのドS吸血鬼に血を吸われたい？
