100年を生きるセンテナリアン(百寿者)たちはなぜ老化しないのか? その秘密は小食にあった!

健康・美容

公開日:2016/6/4

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 昨今の「一日一食」ブームの先駆けとなった、医師・石原結實による著作『一日一食』が図解版になって登場。『完全図解! 一日一食のススメ』が、2016年5月19日(木)に発売された。

 石原によれば、海外のデータなどから、少食(断食)はアルツハイマー病、パーキンソン病や糖尿病、高脂血症、脂肪肝、動脈硬化、高血圧、心臓病、脳卒中といった病気の予防になるという。つまり、少食は「健康と若さを保ち」「老化を防ぎ」「長寿を保つ」ための必要条件だということだ。

 また、よく言われる「朝食を食べないと、1日の力が出ない」という考え。しかし、それは単なる感情論で、「朝食を食べたくなければ、まったく食べる必要なし」と石原は主張する。

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 このように少食であることのメリットの説明とともに、断食生活の具体的な送り方、少食生活に取り入れたい食材や食べ物、飲み物などもしっかりと解説。さらに免疫力を上げる、血糖値を下げる、便秘の改善、記憶力の増強、骨粗鬆症や糖尿病、がんなどの予防にもつながる筋力のつけ方など、食事にだけにとどまらない独自の健康維持法もふんだんに紹介されている。

 100年を生きるセンテナリアン(百寿者)たちの老化はなぜ進行がゆるやか、かつ穏やかで、身体内の諸臓器のバランスがよいのか。そのような「上手な年のとり方」ができるのはどうしてなのか。誰の身にもいつかは訪れる老後を健康にすごすコツとアイデアが、わかりやすい図、イラストとともに説明されている。『一日一食』を未読、未体験という人はもとより、すでに類書を読んでいる人にとってもわかりやすく、新しい発見ができるはずだ。

■『一日一食のススメ
著:石原結實
価格:1,100円(+税)
発売日:2016年5月19日(水)
出版社:ビジネス社

※掲載内容は変更になる場合があります。