浦沢直樹が小2で描いた漫画のクオリティーが高すぎると大反響!「小学生とは思えない画力と完成度」「小2でコマ割って漫画描いてただと…!?」

マンガ

公開日:2016/10/14

 『MONSTER』『20世紀少年』など、数々の人気漫画を生み出してきた浦沢直樹が手掛けるSF大作『BILLY BAT』がこの夏最終回を迎え、2016年9月23日(金)には最終巻の20巻が発売された。そして10月6日(木)には、『BILLY BAT』最終回の執筆作業に完全密着したドキュメンタリー番組「浦沢直樹の漫勉」が放送されたのだが、そこで浦沢が小学生の頃に初めて描いた漫画が公開され、クオリティーが高すぎると話題になっている。

 番組では『BILLY BAT』最終回の制作過程はもちろん、浦沢の漫画に対する姿勢や漫画家になるきっかけなども紹介された。幼い頃から漫画に興味があったという浦沢は、小学2年生の時に初めてコマを割った本格的な漫画を描いたそう。番組ではその処女作が公開され、「小学生が描いたとはとても思えない画力と完成度」「小2であの絵って上手すぎィィィィ」と驚愕する視聴者が続出した。さらに、あまりにもクオリティーが高すぎたため「小2でコマ割って漫画描いてただと…!?」「浦沢直樹の初漫画が小2の上手さじゃないわ! ドン引きだわ!」「浦沢直樹小2の頃から絵上手すぎやろ…人生に絶望した…」と、世の中に数多く存在する漫画家志望者たちを絶望に陥れることに。才能のある人は昔から才能があったんだなと思わずにはいられない放送となったようだ。

 そんな浦沢の処女作のタイトルは『太古の山脈』。小学2年生でよくそんな言葉を知っていたな、とネーミングセンスからして驚かされるが、中身を見るとさらにびっくり。コマ割りだけでなく体の動きや擬音、吹き出しまでしっかりと描かれており、表情だけで驚きを示すという高等テクニックも駆使されている。作風は『巨人の星』風の劇画タッチで現在の作風とは大きく異なるものの、小学2年生とは思えない画力やセリフ回しには脱帽するばかりだ。

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